「本手打ちうどん 白川」・「愛媛グルメ紀行」 587

今日は、、国道56号線沿いの松前町昌農内にある”本手打ちうどん 白川”さんをご紹介します。


実はこのお店、以前は”本手打ちうどん 一草庵”さんという店名で営業なさっていました。更にその前は、久万ノ台に移転している”手打ちうどん やしま”さんが営業なさっていました。


ところがある方から、最近になって別の店名になっているというコメントを頂いたので、確認に行ったという訳です。

玄関1
これが、現在のお店の玄関です。確かに店名は変わっていますが、建物も内装も何も変わったところはありませんでした。

しかも、店主さんも奥様も(奥様かどうかは確認していないので、間違っていたらゴメンナサイ)見覚えがあります。そこで「アノー、確か以前は”一草庵”という店名でしたね?」っとお尋ねしてみました。

すると、奥様が「ええ、そうでした。ただ山梨県とかあの辺りに、同じ店名のお店があって、そこが”商標登録”している店名だから、同じ店名は使わないようにという申し入れがあって・・・それで仕方なく・・・」っと。

だったら、このお店には三度目の訪問ということになります。最初は2011年8月19日でした。(「本手打ちうどん 一草庵」・「愛媛グルメ紀行」 112

2回目は、2012年11月14日でした。(「再訪62 本手打ちうどん 一草庵」・「愛媛グルメ紀行」 417

ただ、新しい店名に変わりましたので”再訪シリーズ”には入れません。

メニュー2
今日は冷たいメニューをいただきにきました。


更には”やしま”さんとのご関係、そして昨日記事でご紹介した”五一うどん”さんとの関係も確認しておきたかったのです。


と言いますのは、このお店も含めて3軒とも、松山では珍しい”平打ち麺”を使ったおられるからです。


注文は”冷し五目”にしました。お値段は堂々の愛媛価格である900円です。これは正直に言って高い!

冷し五目3
上の画像が、注文した”冷し五目”です。コレを見た途端に、初めてお伺いした時に注文した”五目”を思い出しました。お値段は850円でした。


うどんを入れる器、具材の種類、そしてその具材の配置までソックリ同じでした。


ただ違っているのは、麺を冷水で締められていることと、冷蔵庫で冷やされてる専用出汁の温度の違いだけです。

冷し五目4
このお店も、昨日ご紹介したばかりの”うどん 五一”さんと同様に、お客さんの注文を受けてかうどんを湯搔き始めます。


湯搔き終わったら、一旦流水でうどんのヌメリを取って提供されまいから、うどんが活きています。新鮮です。


ワタシはこういう茹でたて、締めたての新鮮うどんを”うどんの刺身”だと言っています。

ワカメ5
この”ワカメ”、大ぶりで分厚くふっくらと煮上がっています。


この”ワカメ”も新鮮ですから、さっとお湯に潜らせてワカメの色がグリーンに変わった瞬間お湯から引き上げて、醤油を垂らせば”ワカメの刺身”でいただけます。


大きな器(普通のお店の2倍近い大きさ)を彩る、配色の妙の役割も立派に担っています。

刻みあげ6
こちらは、お揚げさんを丁寧に刻んで、それを出汁で煮含めらた”刻みあげ”です。


出汁の旨味をたっぷりと吸って、そして微かに残った脂分が味に深みを与えています。


この”冷し五目”の具材は、どれも主役を張っていて、しかもお互いに補完しあってっているという理想的なキャスティングです。監督たる店主さんの工夫と技量の確かさの証でしょう。

天かす7
この”天かす”は、まるで”白雪姫”です。


あくまでも白く清らかで、うどん全体の気品を高めてくれています。


しかし、単なるお飾りでは決してありません。この”白雪姫”が溶けて解(ほど)けて全体の行き渡りますと、天ぷらを揚げた時の”エビの移り香”が残っていて仄(ほの)かに香るではありませんか。

椎茸8
そして、オールスター揃いの主役たちの中でも、やはり異彩を放ってその存在感を示しているのがこの煮含められた”椎茸”です。


どうです!この色と艶。見事でしょう。この味に重みと深みがある”椎茸”は、例えて言えばオーケストラの”通奏低音”を構成する楽器群の役割を担っているのだと思います。


通奏低音”パートというのは、多くはバロック音楽で演奏される演奏手法の一つで、低音部の旋律に和音を付けて演奏されて、重層的な音の構成の土台を成すパートです。


楽器で言えば、チェンバロやオルガンなどの鍵盤楽器と、リュート、ハープ、ギター、ファゴットやコントラバスなどです。(なお、ワタシは中学・高校とブラスバンドに所属していましたの)


ワカメが”海の香”だとすると、この”椎茸”は”山の香”です。それに”刻みあげ”は大豆という”大地の香”、それに”天かす”は”大地と海の香の融合”です。


ため息が出ます、まだうどんは1本も食べてはいないというのに。

麺10
まあ、この””の”色艶”と”照り”をご覧になって下さい!どうですか!

喉の奥が”ゴクン”と音がしませんでしたか。確かに”平打ち麺”ですが、”五一”さんのそれよりやや幅が狭い感じがしました。

でも、喉をうどん麺が通るときに、この”快感”。

この麺こそ、”愛媛の官能的な麺”に相応しいと実感しました。このお店については”ジンゴズンゴ”さんに提案しようと思っています。

完食11
そりゃあ、当然に”完食”しました!っと、素直に書きたいんです。

ところが、このお店のうどんの量は、普通のお店の約1.5倍。昨日の”うどん 五一”さんと比べれば明らかに2倍はあります。そこに並々とうどん麺と出汁が張ってあるんです。

”完食”するのには難渋しました。まるで拷問でした。でも、美味しいから残せないんです。

奥様に「ここのうどんの量は多いですね。久万ノ台に移られた”やしま”さんも多いけど」と、やしまさんとの関係をさり気なくお聞きしました。

「はい、ウチは”やしま”さんで修行をしましたから弟子ですね。確かに”やしま”さんも麺の量が多いですね。でもウチの方が、まだ多いかも。しかもソレを全部、お汁までも飲んで頂いて!」っと奥様にこぼれんばかりの笑顔が広がった。

なお”うどん 五一”さんとは関係がないようでした。

器12
このお店のうどんの器が尋常な大きさでないことを分かっていただきたいために、器を真横から撮ってみました。


どうです!この器の深さ!勘定をしようと立ち上がると、胃袋がチャプチャプと鳴りました。


久しぶりです、ここまでお腹一杯にいただいたのは。悪いのはこのお店の”美味し過ぎる”うどんのせいです。


すっかり”うどん”の魅力の虜(とりこ)になってしまいました。


店主さんと奥様の「また、ぜひお越しください!」という声に見送られ、心地よくお店を後にしました。





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こんにちは♪

今お腹ペコペコ~お買い物から帰って来て、これから昼食です。
うどん好きの息子がお休みで居るので、今日はかき揚げうどんです。

ダイエット中の息子に炭水化物は厳禁ですが、うどんだけは食べます(^_-)-☆
ジムから帰って来ない旦那は放っといて、息子と仲良く食べま~す(^^)v

ダイエット

ベル様

ダイエット中ですって!お若いのに。でも、その言葉には弱いですね。

私も過去に何度か挑戦し、一時期10キロ程度の減量に成功したこともあります。その当時の写真を今見ると、まるで他人の顔です。

結局のところ元の木阿弥に、この繰り返しでした。

そこで還暦を過ぎてからは開き直りました。胃は小さくなったのに、出汁なども全部飲んでしまうので、ウエストは維持しています。

息子さんにエールを送りたいと思います。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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