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県外特別編・奈良「中華料理 上海樓」・「愛媛グルメ紀行」 595

今日も”県外特別編”としまして、奈良県の”奈良公園”近くにあります”中華料理 上海樓”(しゃんはいろう)さんをご紹介しましょう。


このお店は昭和20年の開業です。ただし、戦前は理容店を営んでいて、創業の歴史は更に遡(さかのぼ)るそうです。

奈良上海樓玄関1
こちらがお店の玄関です。


昭和の香りが漂いますね。店名にしても”上海樓”って旧字体を使っておられますので、最近の方だと読めない方もいるかも知れませんね。


「この辺りにはねー、戦前は芸者さんの置屋も多くあってねっ!出前で頭をあたりに行ったもんでした。それは賑やかでしたし華やかだったんですヨー!」っと、昭和を色濃く感じさせる女将さん。


「それでねーー!戦後ですよ。幸い奈良は空襲からは免れましたけどねー、モーーなーーーんにも無くなっちゃって!皆んな、お腹空かせているしねー。でねー、中国の華僑の方を雇ってこの商売を始めたんですよー!」

店内3
「お料理なんて、当時は家庭料理の延長程度のもんでねー、炒飯なんて出していた。でもねー!皆さんお腹空かせているでしょー、そりゃあマアー、美味しい美味しいってね!」


「その内にねー、それらしい味になってったのよ!」女将さんの独白は続きました。


弟と妹は、黙ってお料理を食べていましたが、ニヤニヤとした顔だったような?


「奈良まできても、ブログネタにしようと思ってるな!」って顔でした。半ば呆れ顔とも言います。

メニュー4
こちらが膨大なメニューのほんの一部です。70年近い歳月をかけて、様々なメニューが生まれてきたことを物語ります。


しかも、奈良公園近くの観光地にあるにも関わらず”観光地価格”にはされていません。昭和人のプライドでしょうか。


ただし、気鋭の料理店のような目にしたことも食べたこともないようなメニューは一つもありません。昔からこれでやっています!っという感じでしょう。

五目海鮮麺5
ワタシはこのお店が”五目海鮮麺”と呼んでいる、通称”チャンポン”を頼みました。画像がそれです。お値段は850円。


小さい器に見えますが、極めて普通サイズです。


具材が山盛りに入っているので、麺が見えません。

五目海鮮麺6
主な具材は、人参、タケノコ、白菜、チンゲンサイ、きくらげ、ホタテなどです。


特別な具材が入っている訳ではありません。スープは澄んだ青湯(ちんたん)スープのようで、塩味のあっさり味でした。鶏ガラでとったスープです。


但し中国スープの最高峰である上湯(しゃんたん)スープではなさそうでした。それほどのコクはありません。

アップ9
ただ、具材の食感や元々持ってる持ち味はキチンと生かされていて、美味しく頂きました。


その地方に行って名物料理をいただくのは、もちろん旅の楽しみの一つですが、こうして地域に根ざして70年が来ようとしておるお店で、じっくりいただくのもいいもんです。


唸るほどのお味ではありませんが、胃や体全体に優しいお料理でした。女将さんの昔話も、うなずかされるばかりでした。

麺10
しかし””はモッチリしていて、スープがよく絡んで美味しくいただきました。


何れにせよ、妹と弟と共にいただくお料理は美味しいに決まっています。京都のイタリアンでの接遇の悪さには呆れ果てましたが、そんなこと3人にとっては些細なことです。兄弟旅には何の影響もありません。


さて明日が”県外特別編”の最終回となります。




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No title

じゅんさん こんにちは
上海楼さん、東向商店街のアーケードの中にあるお店ですね。
奈良市内、って以前は正直、あまり食べるところがなかったので
奈良に行ったときは、場所も近鉄奈良駅にも近くて
比較的便利ですからちょくちょく寄っていました。
店内の写真を拝見すると、最近改装したようですね。
謙介が行ったのがおととし、だったのですが、椅子の色が
朱色でいかにも中華料理屋、という感じの店内でしたから。
奈良もここ数年、店の変化が大きくて、以前、よく行っていた
なじみの店や老舗が廃業してしまっています。
奈良は以前、国立博物館の前に、昼だけ営業する
一膳めし屋の下下味亭(かがみてい)という店がありました。
ご飯は薪で炊いたご飯で、料理もおいしかったのですが
ここもなくなってしまいました。 駅に近いところにあった
三笠の「湖月」もなくなってしまいました。
上海楼さんには、がんばってほしいな、と思います。
しかし、それにしても、おめんとか、上海楼とか
お店のセレクトがとっても渋くて、さすが、という気がしました。

上海楼さんを知っていた!

謙介様

な、な、な、ナント「上海楼」さんを知っておられた!まあ、それは奇遇ですね。
元々、大学が近畿圏にあることは存じていましたが、「上海楼」に行ったことがある。確かに近鉄奈良駅から、歩いてすぐ近くのお店です。

それにしても、県外にあるお店を紹介して(全部で7軒ご紹介しました)が、その内2軒を読者さんが知っておられた!もう1軒は、京都の「おめん」さんでした。ぐリーンカフェM2の奥様(シェフ)が懐かしいと!

世間は広いようで狭いですねーーーー!
何か、謙介さんの今日のコメントで、鳥肌が立ちました。

でも私の書いています、一つのシリーズ「愛媛グルメ紀行」は「縁」探しの旅です。今日の謙介さんのコメントは、まさにその「ご縁」そのものを感じました。

ところで、ご推薦して頂いた図書、「日本人の一生」(上・下)を拝読いたしました。吉田清先生の著作です。
実は、今まで「民俗学」に触れた経験がありません。一般常識としての「柳田国男」氏(日本民俗学の開拓者)につきましては知っておりました。
ところが吉田清先生が唱えられた「宗教民俗学」という分野は、全く未知の世界でした。その著作(上・下巻)の読了は、困難を極めました。フィールドワークの積み重ねの中で導き出される学説、驚き感嘆しましたが、今回の「愛媛の歴史特別編」・「日本歴史の夜明け」 に於きましては、その学説を使いこなせるだけの基礎が私にはありません。あくまでも参考図書としてに位置づけになります。
ですが、未知の世界の扉があることをお教えいただいたことに深謝致します。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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