スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「再訪 159 手打ちそば 無着庵」・「愛媛グルメ紀行」 599

今日は、椿参道沿いにある蕎麦屋の名店”手打ちそば 無着庵”さんの4度目のご紹介です。4回紹介したのは、このお店で5店目になりました。

このお店は、過去に3度ご紹介しています。最初は、2011年5月19日でした。(「無着庵」 真っ当な「B級グルメ店」 47

2度目は、2012年8月21日でした。(「再訪20 無着庵」・「愛媛グルメ紀行」 358

そして3度目は、今年の8月14日のことでした。(「再訪 147 手打ちそば 無着庵」・「愛媛グルメ紀行」 576

このお店を3度目から日を置かずして再訪したのは、3回目の訪問に原因があります。

玄関1
これが”椿神社”の表参道沿いにあるお店の玄関です。


前回お邪魔したのは、当初から明確な目的があったのです。それは前回書きましたように、このお店の”すだちそば”をいただきたかったからです。


ところがメニューを見た途端、下の画像の”桜おろしそば”の画像が目に飛び込んできて、咄嗟(とっさ)にそちらに注文を変更しました。

桜えびおろし3
これが”駿河湾”で穫れた”桜えび”のかき揚げと”辛味大根”を使った”桜おろしそば”です。


この”桜えびかき揚げ”の香ばしさと”辛味大根”のほろ苦さと出汁と蕎麦の組み合わせ、絶妙でした。癖になる味でした。


そのとき、メニューを取りに来たおばさんから「フフフ・・・これで次回は”すだちそば”を食べに来なきゃならなくなりましたね!」って囁かれました。悔しいけど、その予言通りになったという訳です。

メニュー3
こちらが前回もご紹介したメニューです。


夏季限定メニュー”は全部で5種用意されていますが、”桜おろしそば”は右側の1ページを占めています。


それに比べて他の4種は左ページにまとめて書いてあります。今度は迷うことなく、決然として”すだちそば”を注文しました。


そして注文を取りに来た若い女性に「この”すだちそば”って、量的にはどうなんでしょう?」っとお尋ねしました。


すると、その小柄で細い彼女が「フフフ、この”すだちそば”はアッサリしているので食べやすく、私いつでも””を注文して食べちゃいます!」って微笑まれました。


そこで、ちょっと詰まりながら「ダ   ・・イ・・・・大盛りでおねがいします!」っと。このお店のフロアー係りさんには完全に手玉に取られてばかりです。

すだちそば4
それで、出てきたのがこの画像なんです。


実はてっきり”もりそば”の上に”酢橘”(すだち)の輪切りが乗っていて、漬け汁でざるそば風にいただくものとばっかり思い込んでいました。


ところが、ところがなんです!「こ・・・・・これは????」っと声を詰まらせたワタシに「ええ、冷たく冷やされた出汁に入っているお蕎麦なんです!」っと、先ほどの小柄で細い女性が補足されました。


ちょっとメニューに示されているものからは想像もつきませんでした。しかも”酢橘”(すだち)でガラスの器が覆われていて、その下の蕎麦が見えないんです。

すだちそば5
しかも、やや斜め上から眺めてみますと”酢橘”の輪切りが何層にも重なっています。


この角度から見て、やっと蕎麦の姿を垣間見ることができます。今までに見たことも聞いたこともない”お蕎麦”でした。


ワタシはこれまで蕎麦屋さんに、この”愛媛グルメ紀行”シリーズ上で、延べ30軒行っていますが、これまでは全て”ざる”・”盛り”・”せいろ”と呼ばれる”漬け汁”に漬けて食べるお蕎麦だけをいただいてきました。


今回予期せずに、器に出汁が張ってある中に蕎麦が入っている種類をいただくことになりました。

すだちそば6
真横からはこう見えます。どうですか?涼しげでしょう。


清涼感あふれるお蕎麦です。これは見た目だけでなく、食べたら一層その感を強く感じます。


何しろ具材は”酢橘”(すだち)だけです。皆さんは”酢橘”をそのままで食べたことがあるでしょうか?


普通は酢橘を櫛切りにして、酢橘を絞ってその絞り汁から酢橘の”香りと酸味だけ”を移します。ところがこの”すだちそば”は、すだちの果汁だけでなく果肉も皮も、そしてその種まで全て食べてしまうおというものなんです。


いやーー、想像を絶するいただき方です。粗野だけど実に豪快な食べ方ではありませんか!

すだちそば7
この”酢橘の輪切り”です。紙のように薄く薄く切られています。


ここで”蕎麦屋”さんの包丁使いと、”日本料理屋”さんの包丁の使いの違いについて過去に書いた記事の一部を引用してみましょう。今年の7月24日にご紹介した、伊予市にある”伊予 味芳”さんです。(「再訪 136 伊予 味芳」・「愛媛グルメ紀行」 564


<「蕎麦を折りたたんで、板を宛てて蕎麦切り包丁で切るでしょう!あれが出来ないんです、和食職人には」

「ああそうか!和食の包丁は、刃の構造が”引き切り”するように出来ている。それに比べて蕎麦切り包丁は”押し切り”ですね!」>っと。


ですけど蕎麦屋さんは具材を切る時は”引き切り”にしますから、両方の包丁の使い方ができるんですね。

アップ8
酢橘(すだち)をここまで薄切りして、しかも果肉が崩れていませんし種だって見事にスパッと切られています。その包丁使いの見事さに先ず唸りました。


そして、酢橘(すだち)を丸ごといただこうというアイデアにも唸りました。


さらには、その味です。これはもう実際に食べて感じていただく他ない味ですね。他には比較しようがない独創的な味に唸りました。「清涼感、ここに極まれり!!」っていう感じです。


果たしてこの記事がアップ出来る時まで、このメニューが出されているかどうかです。

すだちと麺9
なお酢橘(すだち)の、食べ方です。”酢橘”単独を食べると酸っぱくて困難でしょう。


ここは蕎麦と出汁と酢橘を同時に口に入れて、三者が口腔内で混ざり合うように調整していただく。種の存在などを気にしていては美味しくいただけません。


すると、体の中に酢橘の酸味と香り、冷え冷えに冷やされた出汁の旨味、蕎麦だって冷たく冷やされていますから締まったいい味と食感を一体として味わえることになります。そりゃあ唸りますよ。

完食10
あれだけ大量に入っていた出汁まで、一滴も残さず飲み干してしまいました。


酢橘の皮だって種だって、一粒も残っていないでしょう?手品ではありません。


全部ワタシの胃に収まりました。道理でウエストが一向に細くならない訳です。美味しいメニューが悪いんです!


なお、明日の記事が”愛媛グルメ紀行”の通算”600号”となります。記念号として、ちょっとした工夫をしてみました。お楽しみにお待ちください。


それに関して、このお店は”プレ600号”に相応しい、つまり”600号”に採り上げたお店に全く遜色ないお店として選んだお店です。




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

おはようございます♪

私の大好きな酢橘、この様にして食べる事も出来るのですねぇ~(^^ゞ
お味噌汁や澄まし汁、特に魚介のスープなどは酢橘で、
美味しく戴いてましたが、これはまだまだ美味しい食べ方が有るわねぇ~(^_^)

酢橘はね、徳島の阿波踊りが済んだら、価格が下がるって言われてるので、
9月に入ったら切らさずストックしています(^^)v
減塩には最高のアイテムなんですよ(^^♪

減塩

ベル様
お早うございます。

そうなんですよ!私もこのような酢橘の食べ方は初めて目にし、頂きました。これが、なんとも言えないほど美味しかったんですよ。

阿波踊りが終わると酢橘の価格が下る!主婦ならではの発想かもしれませんね。しかも減塩にいい!なるほどねーーー!

想像もしない発想でした。でもそれってすごく合理的な考え方だし、使えますよね。

Re: すだち

四楓院様

そうですか!「すだちそば」甲さんなどにも。でも仰るように、冷たいものなら、既にシーズンを終わっている、ないしは遅くても今月一杯でしょうね。
来年の課題としましょう。



また、「りょう花さん蕎麦屋インスパイア」というお店を知りません。
でも、「すだちラーメン」メニューは、確か先日お伺いした束本店でも見かけたような気がします。

りょう花さんでは、近夏、「すだちジュレ」を堪能しましたから、これも来年の課題でしょうね。

何時も貴重な情報提供、ありがとうございます。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。