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「まるなか 彩りキッチン」・「愛媛グルメ紀行」 636

今日は辻町にある、老舗の食堂”まるなか 彩りキッチン”さんをご紹介しましょう。


場所は、宮田町のエディオン松山本店交差点から西に入り、予讃線の踏切を越してフライブルグ城がある松山総合公園を目指して西進していると。宮前川の手前南側にあります。


同じ通りの、10メートル程東には、この辺りの人気を独占しているラーメン店”かめ福”さんがあります。

玄関1
さて、これがお店を正面から見た画像です。


年輪を感じさせる建物ですね。どうやら2階はアパートになっている風でした。(後日の取材で、2階は下宿をやっていて、その下宿者の為もあって、1階に食堂を開業なさったそうです)


お店の前には駐車場が見当たりませんでしたから、お店の前で一旦車を降り駐車場をお聞きしました。お店の向かい側にありました。

店内2
ワタシがお店に入ったのは、午前11時45分。その時、お店にはワタシの母親年代に近い方とワタシよりはずっと若い女性の2人が、所在なげに店内でテレビを見ておられた。


お店の外には、通りからよく見えるように”チャンポン”のぼり旗がひらめいていて、それに誘い込まれるようにお店に入りました。


そこで、開口一番”チャンポン”(お店のメニューには、こうカタカナ表記してありました。お若い方がやられているお店は”ちゃんぽん”と平仮名表記が多いですね)を注文してカウンター席に座った。

メニュー3
そして、コンデジを取り出して「おばちゃーーん、ここに書いてあるメニュー、写真撮ってもエエー?」っとお尋ねしました。


すると若い方のおばちゃんが困惑した顔で「え・・・・・・・シャシン・・・・それ撮って・・・・何のために?」と戸惑われたまま固まってしまった。


「いえね、ワタシ、個人的に”ブログ”・・・・うーーん、ナントユーーーカ・・うん、それ書いててね。そこに写真も載せとるんよ」っと、説明につまりながら・・・。


すると、若い方のおばちゃん一層固まった。「ブ・ロ・・・うーーーん、それエーーーンヤロカ????」っと、救いを求めるようにワタシの母親年代よりちょい下であろうおばちゃんに視線を送った。


すると、奥の調理場(厨房というほどのものではない)から、「ウンウン、エーーーーヨ!何でも好きに撮ってもろーーて」っと笑顔で答えられた。ここで一騒動は落ち着いた。

チャンポン4
この画像が、このお店の”チャンポン”。”冷奴”まで付いていて、お値段500円。嬉しい。


チャンポンをいただきながら、母親年代よりちょい下年代のおばちゃんにお聞きしてみた。「何時頃から、このお店やっておられるんですー?」っと。


すると「何時頃からユーーーテモ・・・・・うーーーーーーん、古くからよねー」っと年上のおばちゃん。


「かなり昔からみたいですね」っと追っかけてお聞きすると「そーーーよねーー、主人と始めたんじゃけん古いよねー。うーーーん、もう40年・50年も昔やったろーか?」と視線を宙に浮かされた。


ところで一緒に始められたご主人は、今は足を悪くしてお店にはでておられないそうです。

チャンポン5
ところで、この”チャンポン”      旨い!


具材も数えきれないくらいの種類が入っている。見て食べて分かっただけでも、キクラゲ・長ネギ・タマネギ・白菜・むきエビ・練り製品(天ぷらの類)・豚バラ。それらを全部卵とじにしてある。


昔はこうやって”卵とじ”にすると、豪華で栄養満点!と思ったものです。「ああこのお店は良心的だ!」っと感じさせられたものんなんです。

アップ6
とにかくスープが美味しい!それも”すこぶる美味しい!”感動的ですらある。何でだろう?


「このスープ美味しいですねーー」っと声をかけると、上のおばちゃんと若いおばちゃんの二人に笑顔が広がった。


「ところで、お店の玄関の脇に新聞の切り抜きがあって、そこには”清龍園 湯渡店”の記事が貼り付けてあるんですが、何か関係があるんですか?」っと。


極極小さい切り抜きなので、ワタシのように目を皿のようにして店内を見渡さなければ、先ず見落とすと思います。

冷奴7
すると、年上のおばちゃん「うーーん、関係というか・・・・あれなー、ワタシの子供がやっとるんよ!」っと深い笑顔に。


「え、えええ、えーー。湯渡の”清龍園”さんは、おばちゃんの息子さんが!じゃあ、前から不思議に思っていたことが実はあるんですよ!」


「ここ松山にはね!全く同じ店名、使っている漢字まで同じ”清龍園”さんというお店が、南堀端の市電電停前にもあるんですよ!不思議でしょう?」っとワタシが、やや声を高ぶらせて言った。


すると上のおばちゃん「うん、あれもワタシの息子がやっとるんよ」っと、平然と答えた。


「えーーーーーー!”湯渡の清龍園”さんと、”南堀端の清龍園”はご兄弟だったんですか!うーーーん、知らんかった」っとワタシ。

麺8
「お客さん、色々食べ歩いておられるんやね!じゃけん、よ~ー知っとるねーー」っと上のおばちゃん、笑顔で振り返った。


”は、極普通の”中華麺”でした。


さて、母親年代のおばちゃんの息子さんがやっておられる”清龍園”も過去に記事にいています。以下にご紹介します。先ず”南堀端の清龍園”さんです。(「ラーメン清龍園」 真っ当な「B級グルメ店」 67

チャンポン5
上の画像が”南堀端の清龍園”さんの”チャンポン”です。このお店の”チャンポン”も”卵とじ”ですね!創業者のお父さんとお母さんの味と伝統を引き継がれていることがよく見て取れます。


そして以下が”湯渡の清龍園”さんです。(「湯渡町の清龍園」 真っ当な「B級グルメ店」 85

中華そば4 
上の画像が”湯渡町の清龍園”さんの”中華そば”です。(キクラゲがお母さんのチャンポンと同じですね)ここで思い出しました。


この”湯渡町の清龍園”さん、以前は松山東高寄りにお店があって(隣が城東タクシーだった)、その時のお店の名前は”丸中食堂”だった。ワタシはあの周辺で青春時代を過ごしたし、初めての社会人時代もこの周辺に住んでいましたから、この辺りは記憶にあります。


ここで、今日お訪ねした”まるなか 彩りキッチン”さんが、湯渡町の丸中食堂”(まるなか食堂)にダイレクトにつながりました。


愛媛グルメ紀行”を書いていて長くなりましたが、こういうつながり方を目の前で見たのは始めての経験です。


様々な”縁”を求めての”縁めぐり旅”、様々な顔を見せてくれます。そして、こういうお店のご紹介の仕方が出来るのも、長く書き続けた効用かな?って、ちょっとだけ誇らしく思いました。





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非公開コメント

じゅんさん、おはようございます(^^)
なんという繋がりなんでしょうね(^^)
お店の方にお聞きした事はなかったのでビックリです(^^)
清龍園の湯渡店と花園店はご親戚?とお聞きした覚えはあったのですが(^_^;)
ご兄弟だったんですね(^^)
じゅんさんのお人柄がステキなご縁を更に育まれておられるように感じます(^^)
お邪魔してみなくては♪(^^)

No title

これはまた、超レトロな外観のお店ですね。かめ福の近くなんですね。
じゅんさんがちゃんぽんが旨いと言われるのなら、他の食堂メニューも美味しいかもしれませんね。一度行ってみたいです。

お母さんと息子さん二人とが、みなさんちゃんぽんをつくっておられるんですねえ。
しかし全く同じ店名ってのもどうなんでしょうかね。混同されて現世的には不都合も色々ありそうですが。兄弟仲があまり良くなくて調整がつかないなんてこともあるのかななんて妄想したりしてしまいました。

驚きでした

みゆ様
お早うございます。先日の「うどん部会」さぞかし盛況だったことでしょう。残念ながら、夜と日曜日は外に出ないので、行くことができませんでした。

さて、このお店で繋がったご縁、そのご縁を訪ねて、明日と明後日は、ご兄弟がやっておられるお店2軒を続けてご紹介します。

次第にこのご家族の中身の一端が現れてきます。こういうご紹介ができますのも、こういうブログを書いていたが故ですね。あの玄関脇の小さな小さな新聞の切り抜きが取り持ってくれたご縁です。

もし、このお店をお訪ねになったら、その切り抜きを見てあげてくださいね。そこに息子を思う母親の親心が実によく現れています。昔の新聞記事の一部を大切に今も保管し、お店にさり気なく貼り付けてある。涙が出ちゃいそうになりました、その親心に。

そりゃあ美味しいはずでしょう、頂いたチャンポンが!

お早うございます

ファットマン様
実に不思議な縁であり出会いでした。

この縁を再確認しようと、明日と明後日、同じ名前の「清龍園」さんを連続して記事アップします。

その中で、過去には別の店名でやられていて、結局同じ店名に落ち着いた事を書いております。ただし、あまり詳細には書いていませんが。
兄弟仲が悪いわけではありません。^^

結局この3店とも、元はといえばお父さんが始めた食堂がスタートです。食堂としての歴史を刻んでいますから、チャンポン以外のメニューにも、長年のお客さんの支持があるのでしょう。ぜひお試し下さい。かめ福さんとは眼と鼻の先、西側にあります。同じ道路沿いです。

貴重な情報を

I 様

お久しぶりですねー!お元気そうで何よりです。

しかし、ディープな情報ですねー!驚きます。

私をはるかに上回る情報収集力に、ただただ脱帽です。早速、明日にでもご長男さんのお店に行ってみます。

できたら、全ての繋がりを連続してアップしご紹介したいですね。せっかくの貴重でディープな情報を活かせたいですね。
記事でも、読者様のご提供ということで、今回頂いた情報をご紹介しますね。

何時も何時も、貴重な情報をありがとうございます。こういう情報に支えられて、私の記事が成り立っているという証ですね。

No title

じゅん様

いつもご訪問いただきコメントまで寄せていただきまして
ありがとうございます\(*´▽`*)/

流石ですねー。日々のご苦労されているからこその嬉しい発見や絆が見えることがあるのですねー。

お子様たちが営なわれているお店をご存知というだけでも、相当感激されたことでしょうね~。

”まるなか 彩りキッチン”さんの『ちゃんぽん』のスープのお味に店に魅せられて、また訪問されることでしょうね~。

ちゃんぽん、ごちそうさま~m(_ _)m

わざわざコメントを

ぴんくモッチー様

私が書いております、今日のような泥臭い記事にまでコメントいただき恐縮です。

お昼を外食し始めて、既に40年余りの歳月が流れました。その中の10年間は社員食堂のお世話になりましたが、残りの30年余りは外食です。つまり、日常の延長線にあることを、淡々と記事に綴っております。

言わば、私のメインステージは今日の様な「食堂」ということです。その、ありふれた毎日から何を感じ取るか?が私のテーマです。名の知れたお店などありません。

でも、どういう所にも人の営みが営々と続いていて、語る価値がないかもしれない庶民の生活の襞の中にも、ちっちゃなヒストリーがある。それと向い合っての記事作りです。

もちろん、このお店も再訪して、またおばちゃんとの交流を続けたいと思っています。

今日はわざわざ、コメントを頂きありがとうございました。

No title

のしうめさんのブログごらんになりましたか。

のしうめさんによれば、こちらはもともとはカレー専門店でお店の真正面の真ん中に「丸にC」とあるのはカレーのCとのこと。
じゅんさんとは全く違うアプローチではなはだ面白く感じましたよ。

今、読みました

ファットマン様

指摘されて、慌てて今読みました。ズッズッズッコケそうになりました。

そして、思わず笑っちゃいました。知りませんでしたものねーー!カレー屋さんだったとは!

本当にアプローチの違いで、こうも切り口が違う記事になるんですねーー。面白いですね、これは。

さっそく、のしうめさんもコメントしておきます。目からウロコだった!ってね。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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