「雁飯店 久万ノ台店」・「愛媛グルメ紀行」 644

今日は久万ノ台、県道松山港線沿いで松山聖陵高校前にある”雁飯店 久万ノ台店”さんをお訪ねしました。本店は木屋町にあって、何度もお訪ねしていますが、このお店は初めてでした。


実は、当日の本来の目的は、古三津1丁目にあって極めて探し出しにくいお店”手打ちうどん わきた”さんをお訪ねするつもりでした。


”手打ちうどん わきた”さんのことは、ワタシがブログをリンクしている:”みゆ”さん(ブログ名:気まま日記♪)(2012.12.23 わきたさんへ。)の、この記事を拝見してお訪ねしようと思い立った訳です。


ところがお店の場所が大変に分かりづらく、今回2度目のチャレンジでやっと行き着きました。行き着きましたが、今年の9月ごろ閉店されたと、お隣でお聞きしたのです。

玄関1
そこで、急遽近くにあるこのお店に来たという訳です。


元々このお店、久万ノ台から古三津地区一体にかけての一番の繁盛店で、なおかつ中華料理店としては古参組です。


ですから、お店の前の駐車場の台数が多くないこともあって、何時も駐車場は満杯、昼時にお店に入るのは容易ではありません。

セットメニュー2
たまたま、目的地だった古三津からUターンしてこのお店の前を通りかかったところ、偶然に駐車場が空いていたので滑り込んだ形になりました。


木屋町の本店には何度も足を運んでいます。”愛媛グルメ紀行”を書き始めるずっと以前からです。


ですから、オーナシェフさんの”大岩”さんも、若い頃から知っています。従ってメニューも見聞きしていました。特徴は、画像にある”セットメニュー”と、500円でいただける”日替わり定食”でしょう。

メニュー3
それらの定番メニューの大半はいただいた経験がありますので、店内を見回しました。


そして目に飛び込んできたのが、本場四川のサブタイトル付きの”汁なし担々麺”でした。


迷わず”汁なし担々麺”の単品を頼みました。

汁なし担々麺4
そして出されたのがこの画像。お値段は530円。


?????????     ン    ン   ン・・・・・・・・


想像していたものとはまるでイメージが違うものが出てきました。もちろん、本場四川省で”担々麺”を食べた経験などありませんから、本場のものがどうか?は知りません。


そしてこのメニューにも書いてある通り、現代の日本で出されているものの多くは、”陳建民”氏が日本向けにアレンジされたものであることも先刻承知のうえです。

汁なし担々麺5
その”陳建民氏流”が、様々にアレンジされて、色々なお店が様々な”担々麺”にしろ”汁なし担々麺”などを出していることも知っています。


でも今日目にしたのは、明らかに”雁飯店流”と言っていいのでしょう。


四川風の”花椒”と”ラー油の風味”を利かせた醤油系の少なめのたれに、茹でた麺を和えて食べるのが本式だということも、四川料理を学んだ方からおうかがいしています。

汁なし担々麺6
どうやら、このお店の”汁なし担々麺”は、上に書いた本場志向というより、このお店流に創作されたもののようにお見受けしました。


食べてみますと、”担々麺”の特徴というか決定打という四川風の”花椒”の香りも、その独特の痺れもありません。


ラー油の風味も感じませんでした。

混ぜた7
取敢えず、本式に混ぜに混ぜてみました。その姿は上の画像の通り。


正直に言いますと、落胆させられました。これが・・・・・・・言葉が続きません。


雁飯店の大岩氏の力量には定評があり、今までも何度もその優れた腕に唸らさせた経験があります。


でもこれは、一時期流行った”油そば”にミンチとネギ多目、という程度のもののように思えました。

混ぜたアップ8
これはメニュー選択の誤りでしょうか?何しろこのお店、相変わらずの超繁盛店なんです。


この日も既に満席で、テーブル席の相席も当たり前、立って待っているお客さんもありました。


ですから、長年に渡って多くの客さんの支持を集め続けているお店であることは確かです。


と、ここまで書いてきて、このお店に入るときすれ違った女性客2人の仕草を鮮明に思い出してしまいました。


その女性客2人の手には、あの”ランチパスポート”がしっかり握られていました。

麺9
来店客は沸き返っている原因、あれはひょっとすると”ランチパスポート”効果なのか?


ランチパスポート”については、利用した経験がないので意見を差し挟む立場ではありません。ですから、素朴な個人的感想ですが、老舗店でしかも繁盛店であるお店が”ランチパスポート”を採り入れるでしょうか?


新規出店のお店で、お店の名前や味や位置や存在価値が、市場で十分に行き渡っていないお店なら”広告宣伝費”を使うことに意味があるでしょう。


つまり”ランチパスポート”という制度は、無料広告のように装っていますが、明らかにお店としては、かなりの”広告宣伝費”を支払う覚悟が必要です。要は原価スレスレで利益の出ない商売を3ヶ月続けるということは、経理的にも経営的にも”広告宣伝費”を支出していることと同じです。


その”広告宣伝費”をかける必要がないお店は採用しないでしょう。すると、このお店に当てはめて、上のことを考えてみたらどうなるか?


知名度があって、安定した集客が続いていたら、わざわざ広告宣伝はしなくて済むはずです。では何故(なぜ)”ランチパスポート”を採用したか?


考えられるのは、売上が落ちて来店客が減ったということではないか?もし、そうだとしますと(これは、あくまでも仮定の話です)メニューの単価を一時期下げることで、来店客数の将来の増加に結びつくのか?


答えは””(いな)でしょう。ただし、重複しますがあくまで素人の個人的仮定を元にしたお話です。


ただ偶然かも知れませんが、この”汁なし担々麺”は凡庸(ぼんよう=平凡でとりえのないこと)に過ぎると思いました。なお、何時も言うことですが、あくまで味覚は千差万別ということを前提とした感想に過ぎません。


隣で食べていた青年が注文したメニュー”長崎皿うどん”は、とっても美味しそうに見えました。


恐らく、ワタシの注文ミスだったのでしょう。なお、”ランチパスポート”が終わった後の結果がどう出ますか?


そのワタシの注文ミスを差し引いても、このお店にその美味しそうだった”長崎皿うどん”を再び食べに来ることはないでしょう。





にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

こんにちは。
大衆中華店も、時代を取り入れようと新しいメニューを取り入れたりしますが、
確かにこれはちょっと失敗した感じですね。
ランチパスポートは、明らかに松山の食文化レベルを押し下げているかと思います。
こちらのお店は、広告も良く出しておられるので、出版社とのお付き合いも兼ねて参加されてるのではないでしょうか?
まともに経営してる個人の飲食店なら、お店を掲載しようとは思わない気がします。

コメントありがとうございました

かず様
今日はコメントありがとうございました。

本文ありでも書いていますように、「雁飯店」さんのオーナーシェフ、大岩氏は研究熱心で確かな技量があることはよく存じ上げています。

ただ、このお店の私が頂いたメニューに関して、選択を誤ったのではないかと思います。汁なし担々麺とは、ちょっといい辛い味と内容でした。

ランチパスポートを採用されているお店は、私も沢山知っています。一種の劇薬・麻薬だと承知しながら採用されているのが現実ということろでしょう。藁にも縋りたいと。でも、終わった後に事を考えると怖いですね。
今日はありがとうございました。

ご、ごめんなさいね〜m(_ _)m

じゅんさん、こんばんは(^^)
わきたさんの閉店の情報を調べてなくて、
ご足労おかけしてしまって、本当にごめんなさい〜m(_ _)m
ブログも一年前のブログを今制作中という…本当に申し訳ございませんでしたm(_ _)m

ランチパスポート、利用されておられる方が多いですね(^^)
私も未購入です(^_^;)
なので、どのようなお店があるのかも分からないんですが、
イメージ的には
毎週日曜日お昼放送の某情報番組の本バージョン、
という考えを持っております(^_^;)
間違ってたらごめんなさい…

新規のお客様を多く増やす事がお店側の目的なんだろうな、と推測してますが…

飲食店の更なる繁栄に繋がったらいいなぁ、と願うばかりです(^^)

謎を探す旅

みゆ様
いえいえ、私は私で「謎探索旅」楽しんだんですよ。マジに。

1回目、iPhone5のナビ嬢は、「目的地に到着しました!お疲れ様でした!」っと囁いた。

ところが周囲にそれらしきものはない。ん?????

2回目、今度はセイコー社の住宅地図をコピーして探した。車を駐車場に入れて歩いた。ない!・・・・ん????

近所の人に聞いた。あった!

で、閉まっていた。

でね!

私、こういう世界好きなんです。宝島を探検しに行く子供のようにね。結構楽しんだんです。探す過程で、何時もワクワクするんです!

ありがとうございました。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード