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「烈骨神麺・ラーメンAJI10(あじと)」・「愛媛グルメ紀行」 657

今日は大洲市東大洲に、昨年11月23日に開店したばかりの、新進気鋭のラーメン屋さん”烈骨神麺・ラーメンAJI10(あじと)”さんをご紹介しましょう。(訪問日は、昨年12月8日)


このお店は、ブログをリンクしたりお気に入りに登録している、以下のお二人(”大洲のひで”さんと”おっさん”さん)の記事に誘われました。(11月の大洲花園会。2次会は必然の「烈骨神麺 AJI10(アジト)」。サイドメニューと鶏白湯ラーメンの美味しさにやられた!)・(大洲の新進気鋭のラーメン店オープン!  AJI10


国道56号線沿いにあって、最近”南予地区随一の商業集積”が進んでいる地区で開店されました。

玄関1
こちらが、国道56号線に面しているお店です。


お店の玄関脇には”ヒノマル製麺大洲工房”の看板があって、麺は”自家製麺”であることが分かります。


創業は、”弐千拾参年”っと重々しく、看板に焼入れされて表示されています。経営陣の意気込みが、まあ迸り出ているではありませんか。

箸箱2
お伺いしたのは、開店後1ヶ月を経ていない日曜日の正午前でした。本来、ワタシが取材する日時ではありませんが、郷里に用事を作った帰り道にお寄りしました。


玄関を入ると、待席に既に人・人・人。ウエイティングシートに名前を書いて、立って順番を待ちます。


ただ回転がいいので、余り待たずにカウンター席に案内されました。店内の活気は、予想を遥かに超えるものでした。


既に店員さんのオペレーションもほぼ出来上がっていて、スムースに流れていました。この”箸箱”だって、全く乱れがない。実に小気味いいお店の雰囲気です。こういうお店特有のリズム感が心地いい。

メニュー
こちらがメニューです。


大洲のひで”さんの記事を拝見しても、”おっさん”さんの記事を拝見しても、どのメニューも美味しそうなのでお店に行けばメニュー選択に悩まされると思っていました。


すると”おっさん”さんのコメント返しで「是非、”鶏白湯ラーメン”をお試し下さい!」っとありました。嬉しい助っ人コメントでした。


そこで迷わず”鶏白湯ラーメン”を注文しました。お値段650円。トッピングとして”煮玉子”60円と、サイドメニューとして”肉汁餃子”5個、200円を追加注文しました。


コストパフォーマンスの良にさ、好感を覚えました。

厠3
私は一番奥のカウンター席に一人座っていました。その右隣りは、ワタシの母親とほぼ同年代と思われるおばあちゃんとその娘さんが座っていました。

その時、娘さんがこう言ったのです。「バーチャン、奥は、あれ”トイレ”なんやろうけど、そこに書いてある漢字は何て読むんやろー?」っと。

すると、ばーちゃん、平然としてこう言った。「あの漢字はな!一字で”といれ”って読むんよ!」っと。すると娘さん「アーーー、あの漢字って”といれ”って読むんやー、バーチャン、相変わらず何でもヨーシットルナー!」

思わず口に含んでいたお冷を吹き出しそうになった。そのワタシの様子に気がついたばーちゃん、ワタシを見てニヤッと微笑んだ。

もちろん、あの漢字は”かわや”と読むが、ばーちゃん、の表情からは「そんなこと先刻承知なんやけどね!」って言ったように見えた。

ばーちゃんに、完全に一本取られた気になった。何時ものワタシなら、したり顔で”かわや”のうんちくを得意気に語っていたに違いない。そこに”ユーモア”の粉を掛けたほうが、世の中面白いということを学ばせてもらった。

ラーメン4
さて、これが”鶏白湯ラーメン”で、煮玉子はトッピングしたもの。これを”とりぱいたんラーメン”と読ませます。


ご承知のように”白湯”(ぱいたん)とはスープの一種で、魚介類や豚骨などを強い火力で長時間煮込んで、白濁させて仕上げる”白いスープ”の総称です。日本のラーメンの多くは、この”白湯スープ”をベースにされています。


白湯スープ”に””が加わるとどうなるか?それは、後ほど。


見た目、非常にスッキリして”オシャレ”です。白くて広い平皿をキャンパスと見立てたら、ひときわ大きくドッシリとした存在感を放っている”チャーシュー”の茶、それと対をなす”煮玉子”の赤と白。


その周囲に散りばめっれた刻みネギの緑、そして器の中央をスックと縦にあしらった太くて力強い”シナチク”の焦げ茶、更に添えられた”レンゲ”の鮮やかな朱が緩やかに曲線を描いています。””になっています。

ラーメン5
まずレンゲでスープを啜ってみました、風味を嗅いでみました、味わってみました。お店のメニューに、”スープ”の説明がありましたからそれをそのままご紹介しましょう。


「とろみ感のある厳選食材で長時間じっくり、鶏などの旨味をすべて、絞り出させて頂きました」っとありました。


確かに、スープに”トロミ”がありました。”丸鶏”を使ってスープを取っておられるのか、それは分かりませんでしたが、この”トロミ”は”モミジ”という”鶏足”がいい働きをしているのでは?っと感じました。


モミジ”のゼラチン質が溶け出して、スープの旨味をその”トロミ”でうまく封じ込めてあるように味わいました。


これは”聞きしに勝る”(聞いて予想していた以上に優れている)ラーメンとの出会いでした。

煮玉子6
”煮玉子”の黄身の半熟加減がニクイ!いやはや、恐れいりいますね!


トーーーロトロを食べてみました。口の中にチュルンっと収まりました。


そりゃあ、自然と笑みがこぼれますよ。

チャーシュー7
これが、このお店ご自慢の”チャーシュー”です。この”チャーシューが旨い訳”をお店はこう説明されます。


「”真空低温調理法”により、真空状態にしてから、65度で低温加熱を約2時間30分!! そのため、おいししく柔らかく仕上がります」っと。


このお店は、随所にこのお店のオリジナルな工夫が見て取れます。ここ、このお店に来なければ味わえないものばかりです。

麺8
この”麺”をとっても然(しか)り!です。この””についてのお店の説明を続けます。


「自家製二層平打ち麺使用。小麦胚芽使用の香ばしい風味の麺帯と弾力ある食感の麺帯をつなぎ合わせた当店オリジナル麺です」っと、説明されています。


ワタシは、アレコレと言い募る”能書き”を好みませんが、このお店のようにさり気なく、しかしきちんと説明していただけると有難いですし、その表現方法もメニューや箸箱にさり気なく書いてあります。好感が持てます。


そして”麺”ですよ!正直に、今まで食べたことにない麺の味と食感でした。何と表現していいのか?平打ち麺自体は珍しいものではありませんが、”鶏白湯スープ”が実によく絡むんです。


これだけスープが麺に絡めば、スープと麺をそれぞれに食べるのではなく、麺にスープを乗せて同時にいただく。大洲に”名店誕生”でしょう。まだ試したいメニューが幾らでも見受けられました。

餃子9
これが”肉汁餃子”と銘打たれた”餃子”です。焼き加減も良好。


柔らか硬い皮(ピー)と、中のジューシーな””とのバランスが、とってもいいですね。


ジューシーさを出すには、餡に閉じ込めた肉の油に頼るか?或いは、白菜などの水分が豊富な野菜の刻み加減で演出するか?その結果は、それぞれ個人のお好みの範囲でしょう。


ワタシが”餃子”と初めて出会ったのは学生の頃で、所は関東でした。関東は白菜などの野菜系の餡が中心だったように記憶しています。皮(ピー)も若干厚目です。


一方”博多一口餃子”に代表される西日本では、このお店のような”肉汁系”のものが多いように感じます。皮はこの様に、極めて薄い。

完食10
などと、アレコレ考える前にすっかり”完食”していました。もちろん”餃子”もペロリと。


このラーメン、平皿に入っていますから、見た目は量が少ないように見えますが、器の深さがあります。量的にも思った以上にボリュームがありました。


また、南予の実家(もう誰も住んではいませんが)に、”用事”を作らなきゃ!




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非公開コメント

No title

じゅん様
 おはようございます。

 この店は私も行ったことがあります。
 私が行ったのは、平日の14時頃でしたので、空いていました。

 たしかに、今までの大洲にはなかったラーメンの味でした。
 今度は「鶏白湯ラーメン」を食してみます。

No title

おっ!行かれましたね~
愛媛には、こういうラーメンってなかなかないでしょう。
サイドメニューの餃子も美味しいし、唐揚げはかなりデカい
ようです。コスパもいいし、しばらくは混み合いそうですね。
どうやら、先般新しいラーメン「濃厚極塩ラーメン」ていうのが
登場したみたいです。
次回、南予訪問時には是非、食してみてください。

既に行かれましたか

せい爺様
そうですか、既に行かれましたか。松山にもないタイプのラーメン屋さんですね。

非常に個性的でオジリナルな分野を自分で切り開く、そういう気概を感じますね。その個性の強さが、今後お客さんの支持を得続けることができるかどうか、興味のあるところです。

また、郷里に用事を思い出さなきゃと思っています。

確かに

おっさん様

確かに、超個性的かつ意欲的なラーメン屋さんの登場ですね。

私も県内、大概ラーメンは頂いてきましたが、初めてお目にかかるタイプでした。存在感は強烈でした。

麺もスープも具材も、そのオリジナリティーが際立っています。ただ、得てしてこういう個性的なお店、あ客さんから飽きられないか?ということが勝負でしょう。

どうやら新メニューも登場しているようなので、また帰りに寄ってみたいと思います。情報ありがとうございました。

No title

大洲の新進気鋭のラーメンを大変分かりやすく、また読み入ってしまう内容で書かれていて敬服いたしました!
そこに厠の微笑ましいエピソードまで。
伝える力の大切さをヒシヒシを感じています。

さて、私も新メニューをまだ食していませんが、近いうちに訪問しなくてはと思っていますし、情報ではまた別の新メニューも登場予定とのこと。
飽きられないように意欲バンバンのようです。
また用事をつくっていただき、是非大洲にお立ち寄りくださいませ~。

想像以上でした

大洲のひで様

いやはや、想像の枠を超えたお店でした。おっさんさんや、ひでさんが、喉をほってリポートされ、その美味しさを余すところ無く画像を含めてリポートされたこと、納得です。誇張の欠片もありませんでした。

私は考えました。お二人の余すところもない完璧なリポート。先ず、画像では話になりません。私には、機材のレベルの違い以外にもセンスで適うところではないと思ったのです。私が意識しました対象はあくまでお二人の記事です。

通常であれば、お店の方とお話し、そのお話の中から、このお店の「味以外」のメインテーマを探して記述します。ところが、それさえ叶えられないほどの賑でした。

考えました。そこで助けられたのが「厠」のおばあさんです。これだ!っと思いました。ブログを書いていない一般読者の方にはわからないかも知れませんが、書くブロガーは、他の方のブログに刺激を受けながら「では、自分だったらどう書く?どう表現できる?」そこに、命を削りながら言葉で表現していると思っています。

その中にあって、おっさんさんも含めて、絶好の素材を提供していただきました。まだ、このお店に関しましては書き足りない部分が多々出てしまいました。

これは新たな私の課題です。もう一度チャレンジする機会を与えていただきたく思います。今度こそ、真正面から取り組みました記事を書きたいと考えています。

これが、お互いブロガー同士として交流する意味と意義があると考えています。素晴らしいテーマをお二人に頂きましたこと、感謝の念に絶えません。

オヤジやお袋は、この際生き返って頂きます。(笑・急に親孝行になった)
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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