「再訪 195 ダイニングキッチン たゔぇるね」・「愛媛グルメ紀行」 659

今日は、来住町1416番3(電話 089-905-1070)にある洋食店”ダイニングキッチン たゔぇるね”さんの3度目のご紹介です。


場所は、通称”農免道路”を松山自動車道高架に向かって南進すると”四国包材㈱パックセンター”という建物がある交差点を西に入ると、民家の中の4軒目にあります。


このお店は、初めにご紹介したのが昨年10月4日でしたから、比較的短時間で3回目をご紹介することになります。(「ダイニングキッチン たゔぇるね」・「愛媛グルメ紀行」 608


2回目のご紹介は以下の通り。(「再訪 182 ダイニングキッチン たゔぇるね」・「愛媛グルメ紀行」 633

お店1
訪れた日は、冷たい小雨が降っていました。


今までお伺いした2回は、お昼になるとカウンター席まで満席になるお店でした。


でも、さすがに冬の小雨とやや強めの風に煽られるような天候では、お客さんの出足も鈍ったのでしょう。店内は余裕を持って座れました。

外メニュー2
このお店の”真髄”は、驚くほどの”コストパフォマンスの良さ”と、”お料理の内容が何時も充実している”ことでしょう。


女性シェフさんの修練の積み上げ方には、並々ならぬものを感じさせられます。


こんなに目立たない立地にあっても、甘い蜜を求めて自然に集まってくる蟻のように、お客さんが集まってきます。

スープ3
外に書き出されている”本日のランチ”、お値段、”驚愕の780円”を注文しました。


一番先に出されたのが画像の”パンプキンスープ”です。


これが実に滑らか、クリーミーでなおかつ”甘い!”んです。かぼちゃが持っている甘みが一番よく出る季節は冬です。


かぼちゃ”の収穫時期は夏から秋にかけてですが、収穫直後よりも収穫後、約1か月頃が糖化のピークで食べ頃となると言われています。絶好のタイミングで出されたということです。

サラダ4
こちらは、”スモークチキン・サラダ”です。単純に生野菜をドレッシングで和えて出されるということは、このお店ではありません。


必ず、一手間も二手間も手をかけてから供せられます。


今日は”チキン”をスモークされてむしられたものがたっぷり入っていました。またガーリックがカリカリに揚げられていて、香ばしい香りと食感を演出されました。

白身魚のエスカベッシュ5
画像のお料理は”白身魚のエスカベッシュ”というもの。”エスカベッシュ”というのは、酢に漬ける”マリネ”の一種で、”スペイン料理”です。


白身魚を一度揚げて、それに甘酸っぱく味付けされたお酢に漬け込まれたもので、日本でいう”南蛮漬け”もその一種です。


画像中央で、縦になって見えるのがその”白身魚のエスカベッシュ”です。日本の南蛮漬けより、やや甘みが強く、生野菜や湯掻かれたキノコ類との相性がいいですね。

トマトソースのハンバーグ6
こちらが当日の”メインディッシュ”として供せられた”イタリアンハンバーグ・トマトソース”です。


3枚の”イタリアンハンバーグ・トマトソース”の画像をご紹介しますが、その3枚目の画像を見て頂くと、ハンバーグの上に、大きめのトマトを横に輪切りしたものが乗せられ、その上にチーズを乗せ焼き上げられているのが分かると思います。


そしてそこに、タップリめの”トマトソース”がかかっています。

トマトソースのハンバーグ7
全体の色合いを御覧ください。トマトソースの、チーズの、ブロッコリーの、人参の、カボチャの色と、まあ見事ではありませんか。


目でもたっぷり楽しませていただけます。しかも、付け合せの野菜3種にしても、すべて別々の調理法で作られています。


昼間にはお客さんが一時(いっとき)に集中します。ですから、下準備されて、後は火を入れたらいいものと、ある程度作りおきできるものとを巧みに組合せてメニューにされています。プロの仕事ですね。

ハンバーグアップ8
ペタペタと、ハンバーグネタを両手の手の平で往復させて、ハンバーグの肉の内部の空気を抜く音が、厨房からリズム感よく響いてきます。


目で楽しみ耳で楽しみ、そして舌でたっぷり味わう。トマトソースの酸味が効いています。チーズの塩味と食感が活きています。ハンバーグの肉質も良好で、肉を味わう喜びに溢れます。


何時もでしたら、ハンバーグが出されたら真っ先にハンバーグをナイフで切り分け、ハンバーグの内部に閉じ込められていた”肉汁”を画像に納めるのですが、当日の天候が悪く店内の明るさが、撮影条件という点では厳しかった。


そこで、他のお料理の画像を何枚も撮っている間に、閉じ込められていた肉汁はなくなっていました。でも、ハンバーグの味は堪能出来ました。

肉汁10
この画像は、前回2回目のご紹介の時に撮影した”ハンバーグの肉汁”です。

これが美味しさの決め手です。ハンバーグは、グズグズせずさっさと喰らうべきだった!

でも、今回もこのお店の良さを存分に味あわせて頂きました。完食です。

このお店の店名”たゔぇるね”は造語で、元はギリシャ語の”タヴェルナ”(意味は食堂)からきていることは、過去記事でも書いた通りです。

ギリシャ語の”タヴェルナ”がイタリア語にもなり、ドイツ語で同じ言葉が”イタリア料理を出す食堂”と言う意味になりました。

このお店で1回目にいただいたお料理は”サンマのベカッフィユ(シチリア風)”と言う”シチリア料理”。2回目は、ペンネリガーテ(イタリア料理)とデミグラスソースたっぷりのハンバーグ(フランス料理或いはドイツ料理)、そして今日はスペイン料理。

持論ですが、”瀬戸内海”は世界の”地中海”に負けない”多島美”と”自然環境”と、豊かな”魚種”を誇ります。

このお店、地中海周辺のお料理を提供なさっていることが、将来は”洋風瀬戸内海料理”の創造へとつながっていくことを妄想半分で、願ってやみません。

「ご馳走様でした!」



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見て美味しい

「味が良ければ見た目は二の次」、
そう考えていたものでした。
供されるお料理の数々が実に美しい。
「お料理はお皿をキャンパスに見立てた絵画」とはじゅんさんの持論ですが、
「なるほどこういう調理の品を指してるのだなぁ」とお皿を一周させて思わず鑑賞してしまいました。
見て良し、匂って良し、もちろん食べて良し。
時間と共に気付けば店内は賑やかに。
目立たない場所ですが奥様方はいいお店を本当によくご存知です。
会計時、これで大丈夫なの?と心配してしまう価格設定。
目もお腹も懐さえも幸せになれる素敵なお店でした。

行かれたのですね

名無し様

このお店、行かれたのですね。

このところ、お店から「名無し」さんの足跡を耳にすることが多くなってきました。お店の中には、気がついておられるお店もあるようです。

何れにせよ、ありがたいことです。

そうです!お料理には「絵心」がなければいけません。優れた調理人さんは、意識するしないは別として、お料理の盛り付けや配色が、一服の絵になっております。

奥様方の、美味しいもの、お値打ちものに対する嗅覚は大したものです。立地なんて関係ない。大切な時間を美味しいものと楽しいおしゃべりが楽しめるのなら、辺鄙な場所もいといません。

その点、このお店はお客にとってはありがたい存在ですね。

コメントありがとうございました。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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