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「餃子 のぶ」・「愛媛グルメ紀行」 662

今日は、昨年末12月15日に開店したばかりという三津浜の住吉1丁目、”住吉橋”の西側袂(たもと)にある”餃子専門店”、”餃子 のぶ”さんをご紹介しましょう。


実はこのお店を取材に行ったのは開店したその翌日、12月16日の午前11時30分です。


駐車場は7台分近くに用意されていますが、この辺りの土地勘がない人は探すのが難しい。ワタシも、お店の前に車を横付けにして駐車場の場所をお伺いすると、お店の中から男性が飛び出してきて「付いて来て、案内するから!」と一言言うなり走りだされた。


慌てて後を付けて行って、路地裏の空き地に駐車した。

玄関1
これが、開店2日目のお店の玄関です。開店直後の華やかさに包まれていました。


店内は8人腰掛けられるカウンター席と、奥に10人ほど座れる椅子席があるだけの狭いお店です。


ただ開店直後ということもあって、開店時刻午前11時30分直後には、ワタシ一人がカウンター席に辛うじて座れる程の盛況ぶりでした。

カウンター2
ただ店内のお客さんは、ほぼ全員が身内か友人知人、顔見知りの客で占められているようでした。


これは開店直後の光景としてはよくあることです。


狭い厨房内には、ナント男性が3人入って、その他女性2人と男性1人がフロアー係を担当するという布陣でした。

メニュー3
メニューは、基本的には”餃子メイン”で、後は”中華そば”も・・・・・・ありはします!っという感じです。


つまり、メニューは”餃子”と”中華そば”だけで船出された訳です。


但し、開店直後の1週間だけはテイクアウトはお断りするそうですが、それが過ぎると”テイクアウト”を重視したいという感じのお店です。


しかしそれでも尚且つ、これはまあ”大胆”と言えば言えなくもない。”無謀”という言葉も頭の隅を過(よぎ)った。


余程メニュー(2種)に存在感魅力、つまりは個々の”商品力”がないと、客には直ぐに飽きられてしまうという危険性をはらんでいるようにお見受けしました。

餃子4
さて”餃子メイン”なので、早速”餃子”を注文した。10個で350円。お値段はマズマズ。


そして、餃子が出された。餃子を焼いている厨房内を見ていると、餃子の焼き上がりをチャイムで判断していた。マニュアル通りなのでしょう。ベテランになると、餃子の焼けている過程の音で判断すると聞いたこともあります。


フロアー係の男性が手持ちぶたさにしている隙を突いて「餃子はどういう系統なんですか?」っておたずねしてみた。但し、その答えを聞く前に、おおよその想像はついていた。

餃子5
「ええ、ウチの大将は”関西”で修行したので”関西系”です!それを”三津浜風”にアレンジしました!」っと。思った通りだった。

博多の”一口餃子”に、その形態がよく似ていた。ということは、餃子の””は”肉系”だと想像ができた。

ワタシが生まれて初めて”餃子”を口にしたのは、大学生になって上京した時だった。従って、”餃子”と言ったら関東系の、”白菜”を中心とした柔らかい餡の味に馴染んでしまった。

そもそも”餃子”が日本に普及したのは”戦後”のこと。戦後の混乱期、戦地となった中国北部からどんどん引揚者が日本に返ってきた。”食糧難”が日本を襲った。

彼ら中国北部戦地引揚者が、戦地であった中国北東部の食物である”餃子”を見よう見まねで、露天で焼き始めたのが”餃子の事の起こり”。

従って当時は肉なんてなかった。”白菜”を中心とした野菜がほとんどという餃子を露天で売って、それが飛ぶように売れた。”餃子”に肉が入り始めたのはずっと後のことでした。

ですから、今でも東京や横浜を中心とした関東の”餃子”は白菜を多目に入れたジュージーなアッサリ餃子が多い。その後関西(特に大阪と北九州)で、肉を多目に入れて餃子の皮を薄くした餃子が生まれて(昭和30年のこと)関西一体に普及した。このお店は、後者の系譜に属する。

餃子アップ6
この一見”博多風一口餃子”の”肉餡”、ワタシにとっては馴染みが薄い。最初から最後まで馴染めなかった。


三つ子の魂百まで”とはよく言ったもので、例え大学生になっていようと、初めて食べた味が好みのベースになることを最近知った。


でも逆に言えば、この”餃子”に慣れ親しんだ人にとっては、この味でなければいけないということでしょう。


それが証拠に、餃子を食べ終わったおじいちゃん(ワタシよりかなり年上)がこう言われた。「この餃子、余りに美味しかったケン、持ち帰りしてやー、家を出られない弟に持って帰ってやりたいんヨー!」っと。これが””の世界と言うもの。

中華そば7
なお、メニュー2品のウチの1品を注文したので、残りの1品の””中華そば”も注文した。こちらはお値段550円。


食べてみて言葉を失った。・・・・・・・・・・「いくら、何でも・・・・・・・・・・


見た目は、全く不都合ない”中華そば”に見えた。

中華そばアップ8
でも、スープを啜ってみた。麺も啜ってみた。


先ず、下にお示しした画像の””がいけません


”と”スープ”が他人同士。全く馴染んでいない。仲良くなる前に、いきなり丼に一緒に入れられたので、スープと麺が互いに憮然(ぶぜん)として顔を背け合っている。


我関(われかん)せず、唯我独尊(ゆいがどくそん)、孤立無援、独立独歩、慇懃無礼(いんぎんぶれい)、有頂天外(うちょうてんがい)という言葉群を””クンには贈りたい。

敢えて厳しい言い方をすれば(但し、あくまで個人的素人的な判断ではありますが)、お客さんに提供できる以前の”試作品”にも届いてやしないレベルのものをを出された!っと。「飲食業、そう甘いものですか?」

麺9
それでも、ワタシが”中華そば”を淡々と啜っている傍で「オレ、カウンター席5番やけど、まだ”中華そば”出てないよ!」っという声が飛んだ。ワタシはカウンター席8番だった。

すると、その声を待ち構えていたように「私、カウンター席1番で、一番最初から”中華そば”待っとるけど、まだ出来んのーー??」っと端っこに座っていたおばあちゃんから声が掛かる

えーーーーー!!!あ、あああ、あのーーー、イチバンさんの注文ってどうなっとるーーん?」っとフロアー係のお兄さんが俄然慌て始めた。

厨房内は、その声で一斉にパニックに陥った。よくあることです、開店直後ですから無理もない。

フロアー係の女の子、厨房に向かってこう言った。「ご飯”大盛り”って、どの位盛るんですかーー???」っと。

すると厨房から、「アノナーー、”オオオオモリー!”に盛るんよ!」っと声が飛んだ。

すると女の子「”オオオオモリー!”って、それって”てんこ盛り!”ッて言うことですかー??」っと応対した。

かくして、中々過激にこのお店の”幕は切って落とされた”。

どうか、このお店に期待された人々の期待を裏切らないよう、走りながらでもいいから”精進”されんことを切に祈っています。

さて、このお店の”運命やいかに?




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No title

じゅんさん こんにちは♪

なんと!今日私のブログ 餃子のぶさんだったんです^^

驚きました♪ そして 超楽しく拝見しました。

随分 印象が違うようなので よろしければ 是非覗いてくださいませ♪

No title

じゅん様

こんばんわ~
さてさて!今回の”、”餃子 のぶ”さん!まだまだ開店が早過ぎ感がおありかと思われますねー。

グルメのじゅん様を満足させない店主は、愛媛のお味をお持ちなのに
残念でしたねー。

でもー。じゅん様の記事の中では最低ランクでは?
今までは、じゅん様が辛口でも、私なんかは、まぁ~まぁ~のような気がする場合が多くありましたがー。

開店当初のトラブルは意思疎通なし、空気が見えない、お客様への言葉使いがなっていない。。。。。m(_ _)m

こんなことも、ありますよねー。FIGHT!
偉そうなことを申しましてm(_ _)m

恐ろしいくらいの偶然

のしうめ様

プッ!うーーん、「恐るべき偶然ですね」

そして、ほぼ正反対の反応!これが「食の世界」の深さと広さですね。

この幅の広さが、ワタシは準備不足と断じたこのお店を救うかも知れません。

現にここの餃子を美味しいから弟に持ち帰りしたいと言っていたおじいさんの存在もありました。

のしうめさんは、この餃子をジューシーと捉えられた。恐らく、関西文化圏の私が初めて出会ったのが東京でした。その時初めて食べた餃子が私の味の基準になっています。

ただし「中華そば」これは、私の食歴の中では最低から2番目でした。でも、これだって、美味しいという人がいても不思議ではありませんし、現にお店はまだ保っているんですから。

でもこのお店のお陰で、今日と明日、「餃子」を徹底リポートします。そういうきっかけを与えてくれたこのお店は、それはそれなりに私にとっては意味があると思っています。

そうですかー!「ランチ」を始められた。試行錯誤が既に始まっていますね。せっかく船出したのですから、様々に工夫し練り込んで、三津の街に受け入れてもらえることを願っています。

それにしても、いいタイミングでこのお店を捉えた記事が並んだことは、意義あることだと思います。2人の記事をご覧になって、「え?じゃあどうなんだろう?」っと興味を持ってこのお店を訪れる人が増えたらいいですね^^

確かに

ぴんくモッチー様

このような駄記事にまでコメントいただき恐縮です。

確かに、私は思った通りのことを記事に書きますから、中には辛口になるお店もありますね。でもオブラートで包んで誤魔化すことが出来ない性格です。

でもこのお店は、それ以前のお店でした。このお店の蛮勇を褒めましたが「怖いもの知らず」に近い蛮勇だと思いました。

普通ならここまで酷評はしませんから、目に余ったということですね。

でも、これが面白いんです。このお店を美味しいと評価する方が多くいらっしゃっても何の不思議でもありませんし、このお店が繁盛する可能性だって0ではないと思います。

でも数多くのお店をお訪ねしている私にとっては、存続は奇跡に近いと思っています。成り行きに注目しているところです。
コメントありがとうございました。

んー

ちょっと 批評が 私ごと ですね

いまでは 三津浜の 人気店ですよ

コメント

けい様

古い記事ですが、読んでいただきコメントまで、ありがとうございました。

このブログ記事を書いた頃は、こういう批判めいた記事を書いていましたね。その後大いに反省することがあり、今では批判めいた記事は書いていません。

そうですか!今では三津浜の人気店に!!何よりも嬉しいですね。お店の方々の頑張りに敬意を評したいと思います。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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