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「過去記事を振り返る」 5

今日の”過去記事再掲”は、今の仕事で初めて味わった、ある”感動の物語”です。


「嫁入り支度」 (2009年11月20日掲載)


因幡晃”がアカペラで歌った「秋田長持歌」は、私の心の中に何時も生き続けています。

娘を嫁に出すときの男親(オヤ)の心持を、嬉ながらも切なく歌います。「蝶よナーハーエ、花よとナーハーヨ、育てた娘ナーハーエ・・・・・


私が扱った中古住宅の売却での話しです。人気のある住宅地で売り物件があるというので見せていただきました。

その物件を見て、言葉を失ったのです。

普通、中古住宅物件は、どうしても、今まで住んでいた人の生活の匂い(生活の跡)を感じます。

しかし、その家は違っていました。屋根や外壁は拭き付けがなされており、台所のシステムキッチンも風呂場のジェットバスとテレビ付き浴槽も新品です。

当然畳や襖も張替えが終わっていました。中古住宅の販売業者が物件を買取り、改装して商品に仕上げたと言うのではないのです。


思わず、売主に聞きました。「なぜ、ここまで完璧に綺麗に磨き上げたのですか?改装にお金を掛けたからと言って、その改装費がそのまま売却価格に上乗せして売れるという保証はありませんよ」と。

すると、その売主は「長い間一緒に暮らしてきた大切な娘を嫁にやるときに、化粧させ、花嫁衣裳を身にまとわせ、そして長持ちに嫁入り道具を一杯にして送り出してやりたい、そう思わない親がありますか?」と。

花嫁6
その中古住宅は、売主の心意気に感動した買主に、「いい嫁と出会えました、ありがとうございます」の感謝の言葉ともに買取られました。

「ソーーカー、私たち不動産業者は、ナコード役なんだ・・・・」とはワタシ。


「秋田長持歌」は、こう歌い終えます。

今度ナーハーヨ、あなたにナーハーヨ、揃えてくれてやるナーハーエ


ワタシのムスメはまだ嫁にやりません


実はこのお話には、嫁に貰われていくことになった””この家を巡っての思いがけないドラマ”があったのです。


それは「過去記事を振り返る」 6 として、来週月曜日、4月21日にご紹介しましょう。



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プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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