「過去記事を振り返る」 6

今日の”過去記事再掲”は、今の仕事で初めて経験したある中古住宅を巡っての”ホノボノとさせられるドラマ”です。


このお話は、先週ご紹介した「「嫁入り支度」の続編です。

紅白椿と桜2


「花」 (2009年12月5日掲載)


喜納昌吉さんの代表曲に「花」があります。


~川は流れて どこどこ行くの~

~人も流れて どこどこ行くの~

~そんな流れが つくころには~

~花として 花として 咲かせてあげたい~

そう歌い始めます。



人は、生きてきて、精一杯 生きてきて

そして、どこに 行き着くのか

その行方を あらかじめ分る人は 誰もいません

その 行き着く 過程の中で

誰と関わるのか どういう形で 関わるのか

それも 分りません。



ある中古住宅を仲介しました。きっかけは、若いカップルが当社の広告を見て、現地に来られたことから始まりました。

大きな住宅で、部屋も使いきれないくらい。結婚予定のカップルには不釣合いな位に、大きくて広くて磨き上げられた住宅でした。

ちょっと 見るだけ   かまいませんか?」 それが最初の一言でした。

二人が部屋を見て廻って

カップルの彼女が 突然 「あっ   この部屋 ”バーチャン”に  エーナー」っと


「えーー? バーチャン って、 俺ら 来月 結婚するんやで」とはその彼

「ウチなー、 バーチャンっ子なんよ、 バーチャン 大好き」と、彼女

「俺ら 結婚したら 二人で住む家 探してるんやろ?」

「ウン でもナー ウチ オーゼーで暮らすんが 好きなんよ ○○君の おばーちゃん 大好き

「エーーー? おばーちゃん 凄く トシ やでーー 施設に 入ってもらうって・・・・」

「施設なんて エーヤン ウチ おばーちゃんのメンドウ みたいンヨ!


二人の会話が続きます。

「○○君のオトーチャンと オカーチャン にも 見てもらおう みんなで 一緒に住めるんヤン この家」

「・・・・そーや  ナーー   なら、 この部屋 父ちゃんと母ちゃんの部屋に  エーナー」


翌日、カップルの彼の両親が その家を見に来ました。

「若いモンが  トンデモナイこと 言うんでナ  見にきただけよ 買うんじゃないから」とは彼の両親。

彼の両親 部屋中を ため息をつきながら 見て廻りました。

「この部屋 明るくて バーチャンに 確かに イイナー・・・」とは彼のお父さん。

「ナニ言うてるの   買うんじゃないって ユータやん」とは彼のお母さん。

「でも、この家なら バーチャンと 一緒に住めるヤン!」とは彼女。


「えーーー!! それって  今まで話してきたことと  全然違うじゃん・・・・でも おばーちゃん 喜ぶよネ!

お母さんの顔が・・・段々・・・変わってきました。


一つの家が この家庭の 人生設計を 変えたようです。

色々 その後 経緯がありましたが 夫婦、親子 彼女の母親 おばーちゃん みんなのお金を出し合ってとうとう 大家族で住むことになりました。


「花」


~心に中に 心の中に 花を咲かそうよ~

~泣きなさい 笑いなさい~

~いついつまでも いついつまでも 花をつかもうよ~

リフレーン

で  歌い終わります。

黄水仙7
上にご紹介したお話は、4月14日の「過去記事を振り返る」 5 でご紹介した話の続編です。その時は、この中古住宅を売った方のお話として書きました。


今回のお話は、その中古住宅を買ったご家族のお話として書きました。その間を取り持った仲人役がワタシだったということです。




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おはようございます♪

ウチの実家とよく似た感じだわ人間模様が(笑)
甥っ子の嫁がばあちゃん好きで、よく面倒を見てくれるらしい。

今は、兄が老後の為に買った広い家に、新婚で住んでますが、
兄夫婦は母と、母の建てた家に住んでます。

母の部屋が新しい家にはないので、仕方ないですね(^_^;)
嫁に行ってない姪っ子もいますので、でも皆母を大事にしてくれてます。

その分、私は主人の母を引取り看ることにしました。
今でこそ施設に入ってますが、認知症で無ければ同居してたでしょうね。
その為の増築も大変でした、もうローンは嫌でしたから(^^ゞ

孫がそんな家族を見てたので、職業として介護職に付きましたよ。
ベルさんが介護が必要になったら、看てあげるよって言います。
できるだけお世話にならずに、生きていきたいと願ってます(笑)

なる程

ベル様

そうですか。なる程、読んでいて似ていると思います。ばーちゃんが好きって、ありがたいことですね。

今日の話は、世間では中々在り得ない出来事としてご紹介したのですが、意外に身近なところにも同じような事情があっただなんて、世の中捨てたものではありませんね。

今日は、いいお話を聞かせて頂きありがとうございました。^^
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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