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「過去記事を振り返る」 10

今日の”過去記事再掲”は、今の仕事で初めて経験したある”着想の素晴らしさ”に唸らされた話です。


「着想」 (2009年12月17日掲載)


その事件が起こったのは、1973年2月25日、日曜日の午後9時過ぎでした。場所は、大阪市北区にある阪急三番街、三和銀行(現在の三菱東京UFJ銀行)阪急梅田北支店の”夜間金庫”でのことです。

何時ものように夜間金庫を利用している、衣料品店店長が夜間金庫のある場所まで行くと、”地図入りの看板”が置かれていたといいます。

それには、「ご利用のお客様へ 鍵の損傷事故に因り投入開閉不能となりましたので誠にご足労ですが、当銀行専用通路口の仮金庫までお回り下さい」と書いてありました。

店長が「仮金庫」の文字プレートが張られた下の現金投入口に現金を詰めた布袋を入れようとした瞬間、金庫の下のほうが崩れ、押し出されるようにして現金袋が覗いた、これが”ニセ金庫事件”発覚の瞬間でした。


犯人の失敗は、夜間金庫の利用客が多すぎて、自分で作った小さな金庫がパンクしたことです。68店舗分の、約”1千9百万円”が既に投入されていたと言います。

結局失敗はしましたが、この犯人の優れていた点は、銀行壁面のわずか20センチほどの窪みを見て、これは利用できると考えた、その”ひらめき”「着想」でしょう。


ところで、当社が仲介した土地の売買で、その土地を買われた、結婚式場を経営している社長さんの”ひらめき「着想」には唸らせれました。

結婚式場が買った土地と言うのは、市内からかなり離れた郊外の、国道から少し山の方に入った谷間をそっくり買われたのです。

谷間の前には大きな池が広がっていて、周りはミカン山と雑木林です。松山市内が遠景に見渡せる、その場所の斜面に結婚式場を建てようとは、普通は思いつかない、そういう立地です。

結婚式場1
しかし、社長さんは、その谷間と、周りの傾斜地にある雑木林、それに渡り鳥が冬場には餌場としている池、更には夜になると、松山市内の微かなネオンの輝きが見通せる、そのロケーションを見た途端に、「ここに結婚式場を建てよう!」とインスピレーションが浮かんだのだそうです。


その「着想」の凄さ・見事さが証明されたのは、結婚式場が完成した今年の秋でした。

気の早い渡り鳥たちが羽を休める池の、その周りに洒落たコテージを配して、それらを見下ろすなだらかな丘の上に建った”白亜の結婚式場”。

完成された今こそ、多くのカップルが「自然を巧みに取り込んだそのロケーション、落ち着いた結婚式場、ここで新たな人生を出発させたい」そう思うことでしょう。

松山市のお隣の”砥部町に新名所”が誕生しました。

結婚式場2
どんな物件でも”向き・不向き”がありますが、不動産業者として、その物件はどういう人たち、どういう業種に向いているかと言う「発想・着想」のセンスを磨く、いい勉強の場を与えていただいた案件となりました。


感謝の念を込めて、一組でも多くのカップルが、その結婚式場から新たな人生を踏み出していただきたいと、セツに願うワタシです。




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プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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