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「再訪 212 てっちゃん」・「愛媛グルメ紀行」 685

今日は、高浜観光港前にある”てっちゃん”の二度目のご紹介です。(「てっちゃん」・「愛媛グルメ紀行」 512


このお店の直伝の味に自分らしい工夫をこらして、息子さんが、道後一万町、勝山町の電車通りを北上して平和通と交差する交差点を、そのまま更に北上した県道松山北条線沿いにある”泰州ハイツ1階で””ちゃんぽん食堂 てっちゃん”を営業なさっています。


息子さんのお店は、既に4回記事としてご紹介しています。


考えてみれば、今回のお父さんとお母さんがやっておられるお店の2回目の訪問で、息子さんのお店と合わせると都合6回ご紹介することになります。

玄関1
こちらが、高浜観光港前にある”玄関”です。


上に書きましたように、親と子のお店を延べ6回紹介したということは”異例”なことではありますが、考えてみれば他にも同じような例が無いわけではありません。


辻町にある老舗の食堂”まるなか 彩りキッチン”から端を発した、母子4軒のお店の紹介です。母親のお店と3人の息子さんのお店を、延べ9回ご紹介しています。(「お食事処 まるなか」・「愛媛グルメ紀行」 638


3人の息子さんの内2人が”清龍園”という屋号で、湯渡町と南堀端町で、もう一人の息子さんは柳井町の河原学園近くで”お食事処 まるなか”をやっておられます。

店内2
こういう”繋がりを持った”お店のご紹介が、ワタシのブログの一つの特徴かも知れません。


一歩も二歩もお店の内側に入り込まなければ、そういう人間関係につながらないからです。


この日、お店にお伺いしたのは土曜日の午前11時丁度。開店直後で、その日のお客さん第一号でした。

メニュー3
店内を見回しながら「息子さんのお店には、既に4回行きました」っと、お母さんに告げますと思い出して頂いたようです。


「ああ、あの時の・・・・息子の店を贔屓にしていただいて、ありがとうございます」っと笑顔。


「前回お伺いした時はこのお店の名物”チャンポン”をいただきましたので、今回は”皿うどん”にしましょう。麺は固いタイプですか?」っとおうかがいしました。


するとお父さん、キッパリと「はい、ウチは揚げ麺の固いやつです!」っと。

皿うどん6
上の画像が、息子さんのお店”ちゃんぽん食堂 てっちゃん”で頂いた”皿うどん・やわ”です。(「再訪 138 ちゃんぽん食堂 てっちゃん」・「愛媛グルメ紀行」 566


息子さんのお店は、画像の様な”皿うどん・やわ”と、お父さんが仰った”揚げ麺タイプの皿うどん”の両方を出しておられます。


この辺りに、親子の微妙な違いが出ていて面白いと思いました。但し、共通点は明確で、お父さんが作り上げられた”チャンポンの出汁”を”皿うどん”にも使っておられることです。

皿うどん4
さて、上の画像がお父さんとお母さんのお店”てっちゃん”で出されている”皿うどん”です。お値段600円(内税)は嬉しい価格です。


見事な”パリパリ揚げ麺”です。息子さんのお店でいただいた”皿うどん・やわ”と、似ているようで微妙に違っています。


先ずは”野菜の量”です。画像の”皿うどん”は、明らかに”野菜優先形”の皿うどんです。

皿うどん5
具材で言いますと、野菜類はタケノコ、椎茸、キクラゲ、人参、キャベツ、ピーマン、コーン、モヤシなどです。


一方、魚介類等の具材は、海老、イカ、豚肉、かまぼこ、ウズラの卵等です。道後一万で営業されている息子さんが出される”皿うどん・やわ”と、具材の種類に於いてはほとんど同じです。


ところが、野菜の量と迫力は圧倒的にお父さんのお店の方が大きくて重い。愚直なまでに野菜の力で押し切った!という感があります。


息子さんのお店の”皿うどん”は、見た目も鮮やかで魚介中心の艶(あで)やかさがあります。ここが、時代の違いでしょう。


味の伝統”というものは、ただ単に愚直に先代の味を再現することだけでは果たせないし、生き残れません。”老舗の味”というものは、緩やかなスパンで少しずつお客さんには感じ取れない形で変わっていっているのです。

皿うどん6
この父子(おやこ)の間のメニューの変化と、彩りの変化に”老舗の味”が守られ成熟している秘密を見る思いがしました。


お父さんが厳しい表情を崩しながら、こう仰っいました。「息子のお店を贔屓にしていただいて、ありがたいです。ところでお客様のお名前をお聞きしていません。お客様が来ていただいたことを息子にどう伝えたらいいのでしょう?」っと。


そこで、「息子さんのお店では、既に顔と名前を覚えて頂いていると思います。息子さんには”じゅん”さんって呼ばれています」っとお答えしました。

アップ7
すると、そのやり取りを聞いておられたお母さん「アッ”じゅん”っていう人が、ブログでこのお店のことを凄くいいように書いていて、私が何時も行っているお店なので嬉しかった!」ってお客様に言われた事があります。


「あの”じゅん”さんですか??」


「エエ、恐らくその”ジュンサン”だと思います」っと、ここで三人が大爆笑。普通のオッチャンだったことに、意外感があったのかも知れません。


「そう言えば息子さん夫婦が、お孫さんたちはおじいちゃんとおばあちゃんのこのお店にくることが楽しくて!」って仰っていましたよ。


「そうなんです、孫達は何故かこの”ジージ”が好きで好きで!私達、仕事してるでしょう、だから何時も相手にしてやることなんて出来ないのに好きで好きで!」っとお母さん。


その時、端正なお父さんの顔が、瞬間にクシャクシャに歪み微笑んだ時のお顔。ウフフ、幸せを絵に描いたような笑顔でした。

麺8
さて”皿うどん”です。先ず、トロミ餡の加減が申し分ありません。片栗粉の加減が多すぎず、少な過ぎず。


それに、その”トロミ餡”のベースとなっている出汁ですよ。このお店の看板商品であり、息子さんのお店を力強く支えている”チャンポン”のスープが、ウフフフ・・・・タマンない!


一朝一夕(いっちょういっせき)に出来るお味ではありません。


パリパリの揚げ麺との相性も、完璧な”ラブラブ”ですよ。無心でいただきました。

完食9
その間に、お互いの子どもたちの結婚感の話、消費税増税の話、地域の老齢化・過疎化の話など、話題が尽きることはありませんでしたが、全ては紹介し切れません。


かくして、画像の様に”完食”しました。最初は多すぎるかな?って感じましたが、スルスルと入っていきました。


完食した頃合いから、顔ぶれのお客さんがこのお店に集うように来店されました。それが潮時とばかり、お勘定を済ませました。


地域でのこのお店の存在感の大きさと、果たしている役割の重さを今回も感じさせて頂きました。「ご馳走様でした!」



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No title

お久しぶりです!

ちゃんぽん食堂、やはり父上のお店は雰囲気が堪らないですね~。
なぜだか関東には、ちゃんぽんを食べれるお店が極端に少ないので、
松山で食べた美味しいちゃんぽんを思い出しては懐かしんでいます!

今年の夏休みは9月末に長崎へ一週間ほど行く予定なので、
今から皿うどんとちゃんぽんの評判のお店を探しまくっています。
長崎にもじゅんさんのような街グルメを紹介してくれる人がいればいいなぁと、
なかなか探し当てられない長崎グルメブログを検索している毎日です(笑)

いやーー

miyatom様

いや~~~お久しぶりですねー!相変わらずお元気そうで何よりです。
今年の関東は、雪と寒さで厳しかったようですね。

さて、関東は日本蕎麦とラーメン文化圏ですので、長崎発のチャンポンは少ないかも知れませんね。その点愛媛は四国の中でも九州に一番近いので、味に関しても様々な影響を受けていますね。
うどんのメニューにある「しっぽくうどん」も、元はといえば長崎料理です。

今年は長崎ですか。長崎にも私の様な「節介やきたがり」がきっといますよ!じっくりお探しになって、楽しい旅を企画なさってくださいね。

ひさし振りのコメントありがとうございました。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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