「再訪 214 四川旬菜 アスター」・「愛媛グルメ紀行」 688

今日は、国道11号線からちょっと西に入った南久米町にある中華料理店の老舗”四川旬菜 アスター”さんの、三度目のご紹介です。


最初のご紹介は、2011年8月22日でした。(「アスター」・「愛媛グルメ紀行」 112


二度目のご紹介は、2012年7月26日でした。(「再訪9 四川旬菜 アスター」・「愛媛グルメ紀行」 340


なお、お店の方に確認できていませんので確かだとは言えませんが”アスター”という言葉は、ギリシャ語・ラテン語で””という意味ですから、お店が目指されている方向性を感じます。

雪の玄関1
今まで2回お訪ねした季節は、何れも真夏でした。


ところが今回お訪ねしたのは厳冬期、2月6日は”椿祭り”の初日で、日中でも小雪が舞い散る寒さの中です。


お店に着いたのは、午前11時20分。つまりこのお店の開店時刻の10分前です。この画像で、玄関前の立看板が”準備中”となっているのはその為です。


ただワタシはこのお店への過去の訪問で、開店時刻11時30分より前”準備中”の中を入っていっても、「ええ、いいですよ!」っと受け入れてもらえることを知っていますのでお伺いしました。

店内2
しかしさすがに小雪が止まないその日、開店時刻から正午までにお店に入られたのは、結局ワタシ一人でした。


もちろん、何時ものように”出前”の注文は入っていました。このような天候ですから、何時もはお店に出向く近所のお客さんも”出前”を頼みたくなるのは人情です。


広い店内にはワタシ一人なので、注文した品が届くまで厨房内では、目の前に迫った”消費税増税”にどう対処すべきか?という深刻な議論がなされていました。


消費税増税⇒全ての事業者は増税分を価格に転嫁する。企業業績が上がる⇒全ての労働者の賃上げがおこなわれる。従って、景気の好循環は拡大する・・・・・・・


この国の政策責任者の”無邪気”さには呆れます。税金というのは所得の再配分という大きな機能を持っていますが、そこに歪みがあることに見て見ぬふりをしているのでしょうか?


ワタシは、決して「一将功成りて万骨枯る」という政策であってはならないと考えています。(一人が生き残るために、犠牲になった庶民がその人の周りに死屍累々と横たわる様)


ワタシがブログでこういうことを書きますと、眉をひそめる人もいらしゃるでしょう。ワタシのブログから離れる読者さんもいらしゃるでしょう。


でも「世の中、全てパッピー!なんでしょうか?エライ人に間違いや”曲心”(まがごころ=こういう日本語はありません。ワタシの造語です。曲がった心という意味です)はないのでしょうか?」


ワタシは今後も巻き返し繰り返し、「当たり前・当然」とされていることの裏に潜ませた”曲心”に疑問を呈し指摘し続けるでしょう。それがワタシなんです。

メニュー3
さて、このお店”四川料理”を得意とした本格的な中国料理店、メニューはバラエティーに富んでいます。


今までの2回に頼んだお料理は”冷麺”と”ジャージャー麺”です。何れも夏向きのお料理でした。


当日の気候を考えて、体の芯から温まることを期待して”タンタンメン”とこのお店で読んでいるお料理を注文しました。お値段は750円です。


メニューには、お店の”オススメ”とありました。

タンタンメン4
この画像が”タンタンメン”。担々麺・担担麺などとも書きますね。四川料理を代表するメニューの一つです。


これまでにも散々”担々麺”を頂いてきました。その時に何時も書いてきたことですが、四川省における”担担麺”の発祥時のものは、”汁なし担担麺”でした。


天秤棒の片方には”豆炭入の七輪と鍋など”、もう片方には”麺、調味料、食器など”を入れて肩で担いで歩き、路地で売っていましたので、””を多くすると天秤棒が重くなって担げなくなるからです。

タンタンメン5
ですから、この画像の物を含めて日本で多く出回っているのは、日本における四川料理の父といわれる”陳建民”氏が日本人向けにアレンジしたもの、というのが定説になっているようです。


何れにせよ、唐辛子が効いたラー油がたっぷり入ったこの”タンタンメン”体の中心から汗が吹き出します。


具材は、甘辛く炒めた豚のひき肉とモヤシと刻み葱というシンプルさ(ザーサイも刻みこんであったかも知れません)。色彩的に見ても、赤と黄と緑、鮮やかです。


唐辛子たっぷりのラー油の香りだけで、体がほんのり温まってきます。

スープ7
先ず”スープ”を啜ってみました。もちろん唐辛子の辛さはあるのですが、スープの土台の味がしっかりしていますから、辛いけど旨い。


”担々麺”の味のもう一つの特徴を形作る”花椒”(山椒の同属異種)は、余り入っていないようで、痺れる辛さはありませんでした。


でも、スプーンで一掬い飲み進む程に、体中の血管の血液にエネルギーが行き渡っていくのを実感出来ました。

アップ6
一般の家庭であれば、豚のひき肉はスーパーで豚ミンチを買ってくることが普通ですね。


中国料理店では、あの大きな中華包丁を使って、分厚いまな板の上で、トントントントンとみじん切りされたりしますが、このお店は厨房が見えませんのでそれを確かめることは出来ませんでした。


でもこの豚ひき肉、甘辛く味付けがなされていて、麺を食べ進む内にスープ全体に混ざっていきます。


すると、麺や野菜類の食感とは全く違った食感で、チャーシューとは違った役割をしっかり担っていました。

麺8
麺は太麺の縮れ麺でした。カンスイタップリ目の麺で、弾力があってプリプリです。


しかも縮れ麺ですので、担々麺特有のタップリラー油が麺に絡むは絡むは!スープは、麺に絡んでほとんどが口に入っていきます。


ところが、豚ひき肉はそうはいきませんので、レンゲが活躍します。体が求めていたのでしょう、一心不乱にいただきました。

完食9
で、ハッとして気が付くとこの有り様ですよ。


恐らく、結構唐辛子の辛さが効いたラー油まみれのスープを、ここまで完全に飲み干す客は多くはないかも知れませんね。


「開業なさって、もう25年は越えましたね!」っと勘定を済ませるとき声を掛けました。


すると「アッ!前のお店からのお客様ですね!ええ、もうその位経ちましたねー・・・・こちらに移ってからでも、もう14~15年は経ちましたから!」っと、笑顔全開で応えて頂きました。


これから予想外の環境の変化があるかも知れません。それは、どの業態のどのお店にも言えることです。


でも25年間もの長きに渡って、地域のお客様を惹きつけてやまないという重みを十分に発揮されて、これから先もご活躍頂きたいと、切に祈りました。


お店を出ますと、まだ小雪が降りしきっていました。春にはまだ間があるようでした。




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プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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