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「再訪 215 ラーメン 一興」・「愛媛グルメ紀行」 689 

今日は、立花3丁目の住宅街の中にある”ラーメン 一興”さんの三度目のご紹介です。このお店、今年に入ってたて続けにご紹介しています。


初めてご紹介したのは、今年に入った1月10日でした。(「ラーメン 一興」・「愛媛グルメ紀行」 656


二度目にご紹介したのはその1ヵ月後、2月11日でした。(「再訪 201 ラーメン 一興」・「愛媛グルメ紀行」 673


元々このお店は、ブログ友:”乱 駆郎”さんの記事を拝見して駆けつけたというお店です。(じわじわマイブームな一杯

玄関1
ワタシのブログでは、もうすっかりお馴染みになったお店の”玄関”です。


お店に車が到着した時から、或いは徒歩でお客さんがお店に近づいた時から、店内ではその様子を観察していてお迎えの準備に入るというお店です。


ですからこのお店のフロアー係の男性の目と意識は、常に”360度の視野”を捉えられています。これはこれで、素晴らしいと思います。

店内2
店内の整理整頓も、それはまあお見事という他ありません。一本筋の通ったお店とは、このお店を指すのだと思います。


ワタシは例によって一人ですから、何時もの厨房の真ん前のカウンター席に座りました。


ワタシの右手には、若いお母さんと小学低学年の男の子が、左手には痩せ型の若い男性一人客が陣取っておられました。


若いお母さんは、ラーメンと炒飯の組合せ、男の子は炒飯。お母さん、いとも簡単に両メニューをこなされていて、その食べっぷりの良さに思わず目を見張りました。

メニュー3
メニューはテーブルの上と、厨房の上の両方に掲示さています。実は、お店に入る前から注文するメニューは決めていました。


それはブログ友:”乱 駆郎”さんから頂いたコメントで「味噌ラーメンもオススメです」とあったので、”伊予路のみそラーメン”を注文しました。お値段は650円です。


愛媛グルメ紀行”もこの号で689号。その中で”ラーメン”にカテゴリーしたお店はこの記事を書いています時点で”101店”にのぼります。


でも数多くのお店をお訪ねし、様々な種類のラーメンをいただいてきましたが、”味噌ラーメンは実は初めて”のことです。


味噌ラーメン”は、”北の大地・北海道”という気候と風土が生み出した北海道の”郷土料理”だと思っているからです。

すみれの味噌ラーメン
ただし、北海道札幌には2回行っており、その2回とも”味噌ラーメン”をいただきました。


初めて札幌に行ったのは学生の頃で、札幌で”味噌ラーメン”の生みの親と言われている”元祖札幌味噌ラーメン”という名乗りを持つ”味の三平”さんで”味噌ラーメン”をいただきました。衝撃的な出会いでした。


「これは・・・・・”ラーメン”なのか・・・??」っと思って、呆然として食べた記憶が未だに鮮明に残っています。今のように”札幌味噌ラーメン”が全国区になる前の時代です。


2回目は50才を過ぎてから、札幌に行きました。今では北海道を代表すると言っても過言ではない”札幌ラーメンの雄”である”すみれ”さんをお訪ねしました。このお店でも”唸りに唸り”ました。


上の画像は、その”すみれ”さんの”味噌ラーメン”の画像です。なお、元々”すみれ”さんは、”すみれ”の店主さんのお母さんが”純連”(すみれ)として、昭和39年に開業なさっています。


なお、今も”純連”(すみれ)さんというお店はありますが、”すみれ”の店主さんのご兄弟が後を継いでおられます。詳しい経緯は省略します。

伊予路の味噌ラーメン4
これが”ラーメン 一興”さんの、”伊予路のみそラーメン”です。


一つ上の、札幌の”すみれ”さんの”味噌ラーメン”とは、全く違った”伊予路のみそラーメン”であることは、先ず外見からでも容易に分かります。


最近ワタシのブログ記事を見て、そのお店に行っているという方が増えているような気がします。初めての方から、そのような内容のコメントを頂くことがあるからです。ありがたい反面恐れ多いことです。


その意味で、このお店に所謂(いわゆる)”札幌味噌ラーメン”の味を期待して行かれると、見事に肩透かしをくいます。


味も香りも外観も食感”も、全く違います。でも、違って当たり前という立場でこの記事を書いていますので、誤解のないように願います。気候風土以外にも、使っている味噌も麺も全て違うからです。


だからこそ、敢えて”伊予路の”と銘打たれているのです。ここは正に”伊予路”なのですから、札幌の味噌ラーメンを真似る必要はないと思います。

伊予路の味噌ラーメン5
北海道の”味噌ラーメン”で使われる”北海道味噌”の特徴は、”辛口の米みそ”であって、麹の割合が本土のものより多目です。北海道の寒さ故に作られた味噌です。


なお寒冷な気候は、”長期熟成”と”切返し”という作業も必要とされ、その為に”すっきりとした温和な香り”が特徴となりました。


一方、愛媛は”はだか麦”の生産量が25年連続日本一という”麦の王国”なんです。皆さん、知っていました?


その”日本一の麦”を使ったのが”伊予味噌”の特徴で、国産大豆と愛媛産の麦を100%使用した”麦味噌”です。


その味の特徴は、何と言っても”甘口”だということ。これは、各県でも”麦味噌”は各種作られていますが、伊予の麦味噌の特徴は”麦こうじ”を多く使うことにあります。麦こうじの使用割合も日本一です。

アップ7
この”伊予路のみそラーメン”は、言わば”日本一の麦みそ”を使って作られています。


そして画像でも分かるように、チャーシューの代わりに”豚バラ”スライスを炙ってあります。これが実に香ばしいんです。


更に、松山名物の”松山揚げ”もきちんと入っていて、”オール愛媛県産品”!っという意気込みが感じられます。もちろん麺で使われている小麦は愛媛産ではないと思いますが。

スープ8
この”スープ”をまあ見て下さい。


これが伊予路ならではの”甘口麦みそ”をふんだんに使ったスープです。懐かしい味です。


東京で暮らしている娘が、未だに「愛媛の麦みそを送って!」っと、時折電話で催促があります。「甘い愛媛の麦みそでなくっちゃ、お味噌汁が出来ない!」っと。


甘い香りが周囲に充満します。幸せ感で満たされます。「ウフフフ・・・伊予人でよかった!」っと思う瞬間です。

松山揚げ9
これが、愛媛ではお馴染みの”松山揚げ”です。


”松山揚げ”の歴史は古く、江戸時代にその起源をもつ”干油あげ”です。


明治15年に、今の”程野商店”創業者が商品化されました、全国でも例を見ないという”干油あげ”=”松山揚げ”です。日持ちしますので、貴重なタンパク源として県内に普及しました。

麺10
麺は、前回ご紹介した”角煮のせしょうゆラーメン”に使ってあるものと同じ””です。


中太のストレート麺”です。


北海道の”札幌味噌ラーメン”の麺は、カンスイがよく効いた”やや太麺の縮れ麺”で、”味の三平”と”西山製麺所”で開発されたもの。プリプリとした弾力と、スープによく絡むことが特徴です。


その点、このお店の”伊予路のみそラーメン”、”麺”にややパワーが足りないように感じました。


決して札幌ラーメンの物まねは必要ないと思いますが、”日本一の麦みそ”を使ったスープにやや負けている印象でした。


でもさすがにこのお店、随所にオリジナリティーを感じさせてくれた見事な”伊予路のみそラーメン”を創りだして頂きました。お見事だと思いました。



ワタシの左隣りに座った、やや痩せ型の青年「替え玉、硬めで!」っと、4杯目の替え玉注文です。





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おはようございます♪

このお店はオープンして直ぐ行きましたねぇ~(^_^;)
そして、この近所の病院へ通院していた義母を、何度か連れてランチしました。
認知症の義母は麺類が大好きなので、お店に寄ると嬉しそうにしてました。
この時は介護介護の毎日で、美味しいものを食べるのが、ストレス発散だったのです。
施設に入れるまでは、ストレスで太り始めましたね(^^ゞ
今はもう自宅介護から開放されて、弾け飛んでいますが(笑)

そういう思い出が

ベル様

このお店に、そのような思い出が。そうでしたか。私は家庭介護の経験をせずに済みましたが、当事者にとっては大変深刻な問題ですね。

そして、食事はストレス発散になりますからね。それで体重も正直に増減しますよね。

今日はいいお天気で、日中は暖かくなりましたから、鳥撮り日和ですね。傑作を期待しています。^^

おはようございます

「伊予路のみそラーメン」は、ギノー味噌と中華料理組合がコラボして開発したご当地ラーメンの企画みたいで、一興さんをはじめ多くのラーメン店が参加しておられたみたいです。参加各店を食べ歩いてみるのも面白いかもしれませんね。

http://ehime-chinese.org/special/iyoji/

アレレ!

ファットマン様

アレレ、このお店の味噌ラーメンは、一連の企画商品でしたか?
知りませんでした。

なるほどねーー。参加されているお店の殆どは、知ったお店ですね。
行こうと思えば行けないこともないですね。

ただ・・・・記事には書きませんでしたが、「伊予路の味噌ラーメン」は、私の好みではないですね。よく出来た味噌ラーメンで、オリジナリティーにも富んでいますが、伊予の甘い麦みそを使うことそのものが、素材として難しいのでは?っというのが、正直な感想です。

何時もなら味の感想も正直に書くのですが、このお店の優れた点に、一種惚れ込んだところもあって、書けませんでした。

コメントで、何時も貴重な情報に感謝しております。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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