fc2ブログ

「再訪 218 中華料理 縁中縁」・「愛媛グルメ紀行」 693

今日は、通称中央通りから三津に繋がる国道437号線沿い、”ナンカイゴルフガーデン”の入り口に、2012年11月初めにオープンした”中華料理 縁中縁(えんちゅうえん)”さんの三度目のご紹介です。


初めてご紹介したのは、2012年12月7日でした。(「中華料理 縁中縁」・「愛媛グルメ紀行」 433


そして2回目のご紹介は、2013年8月2日でした。(「再訪 142 中華料理 縁中縁」・「愛媛グルメ紀行」 570


3回目の訪問は、ブログ友でありツイッター仲間であり”畏友”でもある”ジンゴズンゴ”さんのお薦めもあったからです。

店舗1
こちらが中央通りから三津に向かう、国道437号線沿いにあるお店の玄関です。


このお店が誕生した経過や、店名の由来は1回目の記事でご紹介した通りです。中国から来日され、生活習慣や言葉や味覚の違いを乗り越えられてこのお店にたどり着かれました。


顔形は中国人と日本人は似ていますが、これ程”似て非なる”民族はないでしょう。言葉など、目に見える違いは些細な違いです。


それより大きい違いは、”価値観・人生観、更には国家感”でしょう。天と地の違いが厳然としてあります。そういう目に見えない部分の違いのほうが圧倒的に大きいので、誤解やすれ違いを生みやすい間柄でしょう。


どちらが良くてどちらが悪いなどという、”矮小”なことを言っているのではありません。この所の”嫌中国”、”嫌韓国”という、”狭くて愚かなナショナリズム”は、日本人として国際的な””です。


歴史に学ぼうとしない、、学ぶという謙虚さのない一握りの”偏狭で矮小な日本人”の存在が、ワタチ達の子や孫にどれほど深刻な悪影響を及ぼすか!


些細な”想像力”さえ持てない人が何と多いことか。身の回りにウヨウヨいるでしょう。彼らに存在こそが、愛する日本を具体的に不可避的に危うくします。例え彼が”善意”であっても、”無知”は我が身と子孫を滅ぼします。


ワタシは自分のブログで、”歴史”もテーマに採り上げていますが、書いています内容は”日本の歴史”です。


ただ、専門といいますか、主に勉強した分野は実は”中国史”(今も勉強を続けております)です。ただそれをテーマにブログを書きましても、読んでいただいている方には退屈なだけだと思い書きません。

店内2
さて様々なメニューがありますが、ランチタイムに注文が多いのが”中華ランチ”でしょう。


その中で、ワタシが頼んだのが四川料理の代表選手である”麻婆豆腐”のランチです。お値段は730円です。


同じ”麻婆豆腐”のメニューにも二種類あって、四川本場物の味を活かした”四川”と、日本人向けにアレンジされた”北京”タイプがありますが、ここは敢然として本場の味”四川麻婆豆腐”を選びました。

メニュー3
すると、フロアー係の女性は「え・・えええ・・・・!!」っと驚かれた表情で「あの・・・・かなり辛いですが、大丈夫ですか?」っと念を押されました。


この”念を押された”ことに大きな意味があったことは、最後に”痛い程”よく分かりました。


辛い!」という言葉の裏に隠されていた”地雷”を、全く不用意にも何の覚悟もなく”踏んでいた”事に気がついたのは最後の最後でした。

麻婆豆腐セット4
これが”四川麻婆豆腐”のランチです。


内容は、もちろん”四川麻婆豆腐”であり、他には”サラダ”、”スープ”、”ザーサイ”、そしてご飯です。


この画像の量は、実は「ご飯少なめに、という以外にも麻婆豆腐の”豆腐も少なめに!”」っと注文しています。


最初から、まともな”四川麻婆豆腐”の量では、ワタシは敵わないと思っていたのです。


ところが・・・・ところが、この予測すら”甘チャン”だったことに気付かされたのです。

スープ5
さて、これは”スープ”です。


このお店の”スープ”は、それ自体に価値があるレベルです。”溶き卵”を入れたスープです。


ただし、この日の”スープ”はワタシには塩辛かった。

ザーサイ7
さて、これが本場の”ザーサイ”です。”ザーサイ”とは、カラシナの変種植物で、茎の部分が異様に肥大している植物です。


おそらく、”ザーサイ”の現物を目にされた方は、茨城県や神奈川県の一部の農家さん以外には少ないでしょう。


その”ザーサイ”の肥大した茎の部分を天日に干し、一度塩漬けにしてから搾って塩分を抜き、調味料(塩、唐辛子花椒、酒など)と共に甕(かめ)に押しこんで本漬けして作られたものです。


この”ザーサイ”にも、実は今回ワタシの前に巨大な壁として立ちはだかった”花椒”(ホアジャオ=日本語では一般的にはカショウ、但しお店の方は中国山椒と呼んでいました)がタップリと仕込まれていました。

肉味噌ジャアジャア麺4
この画像が、2回目にいただいた”肉味噌ジャアジャア麺”で、今回頼んだ”四川麻婆豆腐”と色はよく似ていますね。


この”肉味噌ジャアジャア麺”にも、問題の”花椒”が使われていますが、そのレベルがまるで違っていました。


この画像の”肉味噌ジャアジャア麺”をこなせたことが、ワタシの”慢心”を生んでいたことに、その時私はまだ気がついていなかったのです。


このお店の”肉味噌ジャアジャヤ麺”の色の濃さは、”豆豉”(とうち)を使った”豆豉醤”(とうちじゃん)の色でした。

麻婆豆腐8
この画像の”四川麻婆豆腐”にも”豆鼓醤”(とうちじゃん)が使われていると思いますが、何と言ってもその主役は”花椒”でした。


辛い”と表現される元は、もちろん”唐辛子”ですし、その”唐辛子”をタップリ使った”ラー油”の辛さも際立っています。


この”四川麻婆豆腐”は、”ラー油”をタップリ飲むためのものか?と錯覚するくらいにラー油が多くて、言わば”ラー油の大海に豆腐が浮いている”状態です。


お店の女性のフロアー係さんが「私でも、この”四川麻婆豆腐”は辛すぎて食べることが出来ません。せいぜい、辛さを控えた”北京麻婆豆腐”がやっとです!」っと仰いました。

スプーンで9
そのフロアー係さんが、ワタシが”四川麻婆豆腐”に挑んでいる姿が気になるらしく、何度も何度もワタシが食べている様子を振り返って見ておられました。


そして、ワタシが顔を歪める度に「ホラホラ!・・・・ヤッパリ・・・・・ダ カ ラ・・・・」っと、呆れ顔に変わりました。


その不安顔には「このまま”四川麻婆豆腐”を食べ進められて、店内で昏倒(こんとう=ぶっ倒れる)されてもコ マ ル・・・・」っという意味が隠されているかと思うほど、真剣にワタシの食べる様子を見ておられるのです。


でもワタシは「食べ残すと、食べ物を作ったお百姓さんに申し訳ない!」っと、厳しく育てられた世代です。必死で食らいつきました。

残った10
上の画像が、惨めにも敗れ去った証拠、半分以上食べ残したお皿です。でも、”辛い”なんて生易しいものではないのです。”痺れる!”んです。強力に”痺れて感覚を失う”んです。

先ず、自分の”胃と食道と舌”とが一斉に叫びました。「痛い!!痛いよー!痺れて・・・・モウこれ以上俺たちを苦しめないで!」って。

「オイオイ!まだ半分も食べていないんだぜ!」って、ワタシがレンゲで”麻婆豆腐”を掬って口元に持って行くと、舌が唇に命令して口を閉じさせました。

胃袋が叫びます。「俺達を殺すっていうことは、アンタも死ぬっていうことだぜ!アンタ、それを分かっているのか?」っと。

結局、自分の”胃と食道と舌と唇の四者連合”の壁に阻まれ、フロアー係の女性に「ギブアップです!」っという宣言をせざるを得ませんでした。その時のフロアー係の女性の安心した笑顔が印象的でした。

唐辛子の辛さは克服できます。でも”花椒”の強力な痺れには抗することが出来ませんでした。日本にはない食品なので、その痺れを形容することが難しいのですが”痛いほどに痺れる”とでも言いましょうか。

水など、何の助けにもならないのです。

これで三番町3丁目にある”一天張”さんの”汁なし担担麺・赤”に挑戦することは諦めました。(「再訪34 一天張」・「愛媛グルメ紀行」 377

その日、食後の3時間ほどは、お腹に”ホッカイロ”を3個位飲み込んだように、体が温まりました。





にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

No title

私は一天張の汁なし坦々麺赤は大丈夫でしたけどやっぱり花椒で口がしびれました。自分にはおいしく食べることができるのは白くらいまでだなあと思いましたよ。
こちらのは麺がない分なお強烈そうですね。しかしこれがメニューにあるということはけっこう本場のお客さんも来られたりするんですかね。福味香でもそれらしきお客さんを見かけたりもします。

おそらく

ファットマン様

そうですね、仰る通り、現にメニューとして存在しているのですから、これでないと満足できないと言う方もいらっしゃるんでしょうねー。

お店の方におは話をお伺いしますと、中国人でもダメって言う人、結構多いそうです。限定的に内陸部にある四川省の、更にごくまた一部の方に受け入れられるものかも知れません。

中国の場合、ごく少数といっても、実数は日本では想像できない数なのでしょうから。
もう一天張さんの汁なし赤は、完全にあきらめました。食で冒険する年代ではなくなりました。

No title

一部の、、、おばかさんの差別発言、、
どんなに、その国の方を傷つけるか。
同じ日本人同士でも差別する人はします。。。
こうして、はっきりと、おろかもの!!といえるひとが、
素晴らしい宝です。その心はダイヤモンドのように、
固く透き通って輝いています!!

ありがとうございました。

リンジー様

力強いお言葉に感じ入ります。このところ、差別的発言をする人が目立って増えているような気がしてなりません。
悲しい現実です。

でも、これは一般の方を裏で意図的にある方向に誘導しようという強い目的意識を持ったヤツがいます。しかも複数で。彼らの狙いは明らかです。

冷静に歴史的経過を振り返ることが大切だと思います。人間歪みあって、それで得するのはごく一部の人間。それ以外は皆傷つきます。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード