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「愛媛グルメ紀行」を振り返る 112

今週の土曜日の”愛媛グルメ紀行を振り返る”シリーズは、一作年(2012年)の真夏頃にアップした334号から336号までのお店です。

先ず最初”に振り返るお店は、2012年7月18日にアップした334番目のお店、伊予鉄電車の郡中線、余戸駅前にある老舗”お食事処 かわぐち”さんです。(「お食事処 かわぐち」・「愛媛グルメ紀行」 334

郡中線”余戸駅”の開業は、明治29年7月4日といいます。

今日ご紹介する”お食事処 かわぐち”さんは、その余戸駅の真ん前で営業されております。

玄関1
こちらがお店の玄関。「このお店は随分古くからあるそうですね。お隣の喫茶店が40周年を迎えたそうですが、こちらのお店は?」っとワタシ。

「そうよねー、開業してから60年はトウに越えとると思うけど・・・・詳しいことは分からんのよー」と女将。

そしてこう続けた「この店、元々は主人のお母さんがやっていて、それを私が引き継いだケン・・・」

中華そば5
こちらが”中華そば”。お値段は、何と!420円ですよ!

このお店、店の前の”余戸駅”の開業、昭和29年より前から食堂やっておられます。

麺を湯がいている間に、フライパンで豚肉とキャベツとニンジンとモヤシを炒めて、塩と胡椒で味付けしたものを湯がきあがった麺に載せる方法で作る。

最近のラーメン屋さんのように、予め具材は用意していて、麺が湯がけたら用意した具材をその上に形よく乗せていく方法とは違う。

老舗の町の食堂に共通した、「具材フライパン炒め、後乗せ方法」とでも言うか。

「うーーーん、美味しい!」と自然に声が漏れた。

「ウフフフ・・ありがとう!そりゃあーラーメンやないけんねー、”中華そば”やケン!」と女将。

このお店は、既に”再訪しました”。今後も再訪すると思います。


二番目にご紹介するお店は、2012年7月19日にご紹介した335番目のお店、伊予郡松前町浜にある”割烹仕出し 川崎屋”さんです。(「割烹仕出し 川崎屋」・「愛媛グルメ紀行」 335

場所は、松山市内から松前町に入り、県道22号線を”松前漁港”を目指すと、その漁港の真ん前にあります。

玄関1
さて、”松前漁港”前にあるお店にやってきました。

どう見ても、立派な割烹仕出し屋さんです。気軽に、中華風”ビーフン”を食べられるお店の店構えではない。

メニューブックを繰ってみると、お目当ての”ビーフン”があった。お値段は580円(内税)。これお願いしますとメニューを指差した。

ビーフン6
「開業年ですか・・・・そうよねー、昭和一ケタ代っていう事は分かるけど、昭和何年かまでは分からないんです」と、女将。

「エーーー!じゃあ、少なくとも”80年以上も前”のことですか?じゃあ戦前ですね?・・・・?」と、呆然とするワタシを前に、女将が語り始めた。

その女将の熱く長い語りの前に、ワタシが一言余計なことを言ってしまった。「じゃあ、そのころは松前は小さな漁村でしょうね」っと、これが実に”愚問”であったことは、後に分かりました。

この”愚問”、女将の何かに火をつけてしまった。

「何を言ってるんです!松前は”お城下”だったんですよ!」と、女将のこの強い口調で、以下は女将の独壇場と化した。

「アッ!失礼!!”お城”は当初松前にあったんですよね。1600年に入って、加藤嘉昭が松前の”おたたさん”たちの力を借りて、松前から松山の勝山に城を移したんだったですね!ウッカリしていました」っと、ワタシが女将のお話を返す。

「ところで、この”ビーフン”はどう見ても”五目餡かけラーメン”か”ちゃんぽん”に見えますが?」と、予てよりの疑問を女将にぶつけてみた。

すると、女将から意外と言うか、いやむしろ納得という答えが即座に跳ね返ってきた。

「ウチはこれが”中華”なのか何なのかは分からんのよ」っと。

そしてこう続けた「戦後直ぐ、その辺りにあるものを寄せ集めてコレを作って、お店で出しとったんよ!」と。

「するとね、戦争から復員してきた”ヘイタイさん”がね、これは”ビーフン”じゃー!!、って言うたんよ」

このお店の女将さんの歴史に関する知識と思い入れにタジタジとなった。

従ってこのお店は、ぜひ”再訪したい”ですね。あの女将さんと再度”歴史談義”を繰り広げてみたいからです。


今日最後にご紹介するのは、2012年7月20日にシリーズ336番目にご紹介したお店、再訪シリーズの5店舗目のお店でもあります。(「再訪5 いよ翁」・「愛媛グルメ紀行」 336

初めてのご紹介は以下の通りです。(「いよ翁」 真っ当な「B級グルメ店」⑲

ご紹介したいのは伊予郡松前町鶴吉にある蕎麦屋の名店”いよ翁”さんです。

お店1
場所はJR予讃線の”北伊予駅”近くです。知っている人しか訪れることはありません。

今年の11月で、開店2年となります。(記事掲載当時)

このお店は、日本の蕎麦屋では伝説の名店とうたわれる””の店主、”高橋邦弘”氏に師事した店主が蕎麦を打っています。

ざる4
ざるそば”2枚と、それに”汲み上げ湯葉”か”杏仁豆腐”のどちらかが選べる”通のおきまり”と名づけられたメニューを選択しました。お値段は蕎麦屋価格の1580円(内税)です。

こんなに量が少ないのなら、2枚分を1枚にして出せばいいのでは、と思われる方もいるでしょう。

ところが、この”日本蕎麦”ほど乾燥が早い食品も珍しいのです。

こんなに少ししかざるに盛られていませんが、これがグズグズしていると、食べ終わりの頃には蕎麦の水分が飛んで乾いて、麺同士がくっついてしまいます。

ですから一人前の蕎麦を2枚に分けて、水分が飛ばないうちに食べられるように供せられるのです。

このお店は、今後も”再訪する”と思います。美味しい蕎麦を無性に食べたくなることがあるんです。



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お久しぶりです。

毎日楽しみに見せていただいておりますがコメントは久しぶりです。
というのも、何やら悲しいコメントがたくさん並んでいるのを見て、じゅん様がブログを辞められてしまうのではないかと怖くなったからです。
同じ文書を見ても受け取りかたは人それぞれ。賛否両論あると思いますが、脅迫にも似たコメントをみると恐ろしくなりました。
私はじゅん様のブログを毎日楽しみにしております。
ブログをお休みされている日曜日を残念に思うくらいです!
自分では入れないようなお店もじゅん様がブログに取り上げてくださることで「こんなお店だったのか!」と知り、訪問することも多々あります。
家計を預かる身として頻繁な外食は出来ませんが、月に何度かの大切な外食をどこで食べるかを決めるのもじゅん様のブログを参考にさせていただいております。
心の痛むご意見もたくさんあります。
でもこのブログを本当に楽しみにしておりますので、これからもずっと続けていただけるよう切に願っております。
7月29日に産まれた娘ももうすぐ一歳になります。
離乳食もはじまり、ありがたいことに目立ったアレルギーもなく、随分たくさんの食材を口にすることができるようになりました。
これからいろいろなお店の美味しいものに触れさせてやりたいと思っております。
もちろん!じゅん様のブログを参考に!!
これからも更新楽しみにしております。

お久しぶりです

ゆうな様

お久しぶりに、嬉しいお声を聞きました。ありがとうございました。

そうですか!もうあれから1年近く経ったのですね。子供の成長は、当事者にとっても周囲の者にとっても、例えようもない喜びを与えてくれますね。ですから、余計に時間が経つのが早いですね。

出産時のことを考えると、随分お心遣いされたこととお察しします。ですから、お誕生日を迎えてお父さんとお母さんの喜びは、言葉に尽くせないと思います。

色々ご心配をおかけしましたが(現在もお掛けしておりますが)、ご安心下さい。私がブログを休んだり、やめたりすることなど、決してありえません。日曜日を除くこれからの毎日も、今まで通りアップし続けます。

私のブログは、いい意味でも悪い意味でも、多くの方に様々な影響を与えていることを痛感しているところです。

ですから、一連の事を心に踏まえまして、これからも自分の責任を果たしていきたいと決意を新たにしています。

もちろん、様々なご意見を頂きました。多くは真摯なご意見で、それらには深く感じ入っております。

その中で、コメントを頂いたある方にお約束した通り、<私が採り上げるお店の背後には、ご家族や友人知人、従業員の方々、多くのお客さんが控えていることを、きちんと自覚し捉えた上での、記事の書きぶりを旨として>書き続けて参ります。

今回のどのコメントも、私はありがたいと考えております。それら全てにコメントをお返しすることは控えさせて頂いておりますが、私のブログに良かれと思ってこそのコメントであること、承知しております。

この場をお借りして、様々なご意見をお寄せ頂いた全ての方に対し、深い謝意を表します。それらの様々なご意見等を、全てきちんと胸に捉えております。

それらを踏まえまして、今後「私のブログ」に一層磨きをかけるべく精進して参ります。ありがとうございました。

「もう直ぐ、”お誕生日”なんだね!!   パパとママに、精一杯甘えるんだよ!!!」

No title

以前にもかわぐちさんの記事にコメントしたのですが、余戸駅は昭和29年ではなく明治29年の開業です。ちなみに当時の南予鉄道は藤原(松山市駅)-余戸-出合-松前-郡中の5駅でスタートしたのだそうです。
何度もコメントして心苦しいのですが、郡中線沿線住民としては些細な間違いでもなんかお尻がモゾモゾしてしまうのです(笑)。ご容赦くださいいませ。
今後とも楽しいブログを期待しております。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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