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「イタリア家庭料理の店 Sicilia」・「愛媛グルメ紀行」 703

今日は三番町3丁目の”びりけんびる”1階にあるイタリアンレストランの老舗”イタリア家庭料理の店 Sicilia”(シシリア)さんをご紹介します。


なお”シシリア”は英語読みで、イタリア語読みは”シチリア”といい、イタリア半島の西南に位置する島の名前です。


昨年12月で38年を越え、今は39年目に入ったという老舗です。松山でのイタリアンの老舗といえば、他には”イタリア料理 でゅえっと”さんが有名ですね。

玄関1
でゅえっと”さんは、ワタシが高校生時代からありましたから、この画像の”シシリア”さんより更に古いと思います。


ワタシも、数十年ぶりにこのお店をお訪ねしました。


今まで既に、延べ700軒を超えているのですが、この日まで思い浮かびませんでした。ということは、以前お訪ねした時には、特別な印象が残らなかったということです。

カウンター2
午前11時30分にお店に入りました。お店は午前11時からやっておられます。


その日の第一号のお客の様でした。そして、ワタシが食事を終えて勘定を払ってお店を出るまで、誰一人お店に入ってこられた客はいません。


たまたまなのでしょう。でも、女性が押しかけないとお店は繁盛出来ません。どうやら女性にとっって魅力的なお店ではなさそうです。ただし、ワタシがお伺いした日のランチタイムの印象です。夜は分かりません。

メニュー3
イタリア家庭料理”のお店という名乗りですので、様々なメニューを用意されているのでしょうが、ランチタイムのスパゲティメニューは9種しかりかありません。(消費税増税前の価格)


日替わりメニュー的なものもありません。少なくともランチタイムに力をいれている様子は感じられませんでした。


そこで選択肢が少ない中で選んだメニューが”明太子入りペペロンチーノ”というもの。お値段、単品で1200円もします。普通のサラリーマンが足を運ぶお店でもなさそうです。


第一、このメニューに1200円の価値があるのかどうか?味わってみることにしました。当然に、評価の”バー”は値段相応に高くなります。

明太子入りペペロンチーノ4
さてこれが”明太子入りペペロンチーノ”というもの。


ペペロンチーノ”の正式な名称は”アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ”と言って、アーリオがニンニクの事です。そしてオリオがオリーブ・オイルのことで、ペペロンチーノは唐辛子のことを意味します。


このメニューの中にも、固く揚げられた人ニンニクが入っている他、唐辛子(鷹の爪)もしっかり入っていますし、オリーブ・オイルも、これでもかっという程にタップリ入っています。

明太子入りペペロンチーノ5
スプーンで麺を掬って食べてみて驚きました。一言で言えば”スパゲティ焼きそば風”です。


何とナントなんと!スパゲティの麺をオリーブ・オイルで炒めてあるではありませんか。(素人のワタシはそう感じた)


しかも想像では、オリーブ・オイルがタップリ入ったフライパンに入れられる以前に、恐らく”麺は死んでいた”。(そう感じた)


死んだ麺をフライパンでオリーブ・オイルで和えた(炒めたに近い)から、麺とオイルが馴染まなかった。

明太子入りペペロンチーノ6
オリーブ・オイルに麺が全然馴染んでいないので、口元がオリーブ・オイルまみれになってしまった。


同時に、オリーブ・オイルとニンニクと唐辛子も、仲良しにはなっていない。他人同士のようによそよそしい。


麺、ニンニク、唐辛子、オリーブ・オイル、明太子が完全に馴染んでいない、他人同士のよそよそしさは最後まで消えなかった。

明太子7
この”明太子”なんて、完全に浮き上がっています。他の星からやって来た”異星人”の如くです。完全にそっぽ向いていた。


ここは、ワタシが仲人役をしなきゃいけないんだと、その役を買って出た。そもそもワタシはお節介焼き人間なんです。


彼女はやや顔を赤らめた・・・・・・。ちょっと身を引いた・・・・ような・・・・・


はて、ワタシで仲人役が務まるか?

ニンニクと唐辛子8
ニンニク君が冷たい目でこちらを見ていた。唐辛子さんは見向きもしなかった。


スパゲティの麺は、オリーブ・オイルにまみれて・・・・、よく言えば照り輝いている。


カリカリベチャベチャの麺に、スプーンとフォークを使って何とか「ネエネエ、皆さん、仲良くしましょうよ!」っと働きかけた。反応は・・・・・・なかった。

アップ9
相変わらず全員が”シラッと”している。


不安が胸を過(よぎ)る。


茹で上がりを直ぐにフライパンに入れなかったから・・・・・不貞腐れちゃったか?それとも、本当に死んじゃったか?


ワタシには彼らの仲人役は荷が重すぎた。家庭裁判所をお勧めすればよかったのか?

混ぜた10
ようやくここまで混ぜた。これで精一杯だった。

ここで、”乾麺”についての超個人的独断的偏見的見解をご紹介しておきましょう。

工場で”乾麺”が大量に作られる様になって、”スパゲティ”などのパスタが世界的な規模で広まりました。余り古い話ではありません。

そこで、工場で作られたスパゲティの”乾麺”とはどういうものなのか?

一言で言えば、”乾麺は冬眠状態となったもの”です。死んでいるのではなく生きていて”冬眠”しているだけです。

では”乾麺を湯掻く”というのは、どういうことなのか?

冬眠していた熊”が周りの気温が上がって冬眠から目を覚ますように、湯掻いてあげて”乾麺”を冬眠状態から呼吸し活動する状態に戻すことです。

次に茹で上がった麺をフライパンで、オリーブ・オイルや具材と軽く和えることは、どうことなのか?

長い間冬眠していた麺に栄養を与えて、体力を回復させてやることです。この作業を素早くしないと、冬眠から覚めた麺が餓死してしまいます。”茹で置き”とは、麺を”餓死”させることです。

そして、湯掻いてオリーブ・オイルや具材と和える時に、”茹で汁”を僅かに加えてやる意味は何なのか?

それは、スパゲティなどの麺に、自分の”出自を思い出さてやる”ということです。自分は小麦粉と塩から生まれたのだということを、茹で汁を加える事で思い出させるのです。

自分は、風が吹き渡る草原で生まれたという記憶。更には、生きとし生けるもの全てを生み出した”母なる海”を思い起こさせる。

それらの過去を思い出した麺は、生き生きと輝き、プリプリと命の動悸を放つのです。ワタシたちは、このようにして”冬眠から蘇った麺”を頂いているのです。

文中で麺が死んでいるという表現を使ったのは、上に書いた意味があってそういう言葉を使っています。

さて、このお店の麺は・・・・・・・生きていたのか?・・・・・

かくして、”古色蒼然”としたお店の中のカウンター席で、一人孤独に葛藤し仲人役を果さんと格闘しましたが・・・・・徒労に終わったのでした。





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プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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