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「日の出食堂」・「愛媛グルメ紀行」 709

今日は古三津5丁目、伊予鉄高浜線の”山西駅”の駅前にある”日の出食堂”さんをご紹介しましょう。


このお店は、様々なお店の情報を頂いている”のしうめ”さんの:(ふりかえれば 「日の出食堂」さん♪)この記事を拝見して、直ぐに飛んで行きました。

玄関2
さて、これがお店の玄関です。地元の方でないと、先ずは分からない・知らないお店でしょう。


第一、このお店に至る道筋が分かりにくい。ワタシ、不動産屋ですが、実は真っ当な”方向音痴”なんです。


のしうめ”さんの記事を頼りに、何となく車で走っていて偶然にたどり着きました。

店内2
さあて、これが店内の様子です。このお店”きよばあば”が取り仕切っているお店です。


恐らくワタシの母親年代ですが、立派に現役です。この”きよばあば”は、お料理自慢だけではありません。


手芸品などの”小物”を手作りし、玄関脇で”きよばあばばの手作り”と銘打って販売なさっています。

お好み焼きメニュー3
このお店は、昭和25年に誕生しました。ワタシより1歳年下です。(消費税増税前の価格)


第二次世界大戦の敗戦後(終戦などでは決してありません)、一斉に戦場から命からがら帰国した父親世代の兵士たち。


国内が焼け野が原になり、水も食料も満足になかった時期を辛うじて生きながらえた母たちの世代に、やっと春が訪れた時期に、このお店が産声を上げました。

おでん涙
さて、ワタシがこのお店のメニューをiPhone5で撮影していますと、「アッ  アッ  アッ・・・・その値段・・・」っと、”きよばあば”が呻かれました。(つまりこの価格表、消費税増税前の価格なんです。お伺いしたのは3月中でしたから)


「エッ??」っとワタシ。


「ウチなーー、もう20年以上も値段上げてないンヨー!デモナー!今度ばっかりは、お客さんの方からナーー、4月から消費税・・・・・・アゲナ   イカンヤローーー!言うんよ!」っと。


その”きよばあば”のうめき声を聞いた”おでん”たち、静かに涙を流した。「俺ら、一本100円せんのが・・・自慢やったのに・・・・・ク・ヤ・シ・イ!」っと。

お好み焼き5
このお店、”町の食堂”ですから、ご飯物から麺類まで、そのメニューの幅広さと多さに目を見張ります。


ですから、このお店”お好み焼き”ならぬ”三津浜焼き”のメニューも充実しています。”


広島風お好み焼き”と”三津浜焼き”の違いは、以下の記事をご参照していただければ幸いです。(「モダン」 真っ当な「B級グルメ店」④


この画像は、年季が入った”鉄板”で、出前注文に応じて”三津浜焼きを焼き始めた”きよばあば”の手元を、許しを得て撮影したもの。


「この鉄板、中々の年代モノですね!」っというワタシの問に、「ウン、この”鉄板ナ!”、鋼船の”船底”に使っている”鉄板”なんよ!普通の鉄板より分厚い。お客さんでナ!造船関係の人が居て、特別に加工してモロタンヨ!でも、もう擦り減ってシモーーテ!」っと”きよばあば”、手の動きは止めないままに述懐なさった。

中華そばとお好み焼き6
さて、この画像がこのお店の、還暦をとうに過ぎた”中華そば”です。


画像の奥に見えるには、出前の注文で”三津浜焼き”を焼く”きよばあば”の遠景です。間近で写した画像もありますが、ここは遠景のほうが””になるとの判断です。


画面の奥(上)で、軽快な動きを見せる”きよばあば”、素敵に現役です。皆さん”きよばあば”が大好きなんですね!

中華そば7
どうですか!この”中華そば”。もう器からはみ出しそうでしょう!


もうお店のありったけの具材を、”ぜーーーー~~~ぶ、投入した!”そういう感じでしょう。


これが500円ですよ。え?涙が・・・・実際・・・・本当に・・・・アハーーー「きよばあば!最近やたらと涙もろくなっちゃって!」って、告白したくなりました。

中華そば8
そのスープ、個性豊か!っと言うほどではありません。ただただ懐かしい味と言っておきましょう。


野菜とイリコ、魚の練り製品、豚バラなどから出た出汁の味が優しい。


ワタシの次に入ってきた、地元の男性2人「”中華そば”2つと”稲荷”2つ!」っと注文して、出来上がったものを無心で食べられていた。「ナ!、コレ、美味かろ!ナ!」っと、互いに話しながら。

麺9
”は、地元の製麺所から仕入れられた、極フツーの麺。麺にコシが!などという世界のそれではりません。


でも、スープ、具材ともバランスが取れていて馴染む味です。


食が細いワタシでも、スルスルスルスルと、難なく吸い込まれていきます。


何時迄も何時迄も、日本に残しておきたい風景と味と”きよばあば”でした。

完食10
ですから、おでん2本を含めて舐めるように”完食”ですよ。

その頃、また一人ワタシの姉世代(実際にはいませんが)の女性が一人、「お好み焼き、うどん台で!」っと注文が。


更には、別の出前の電話が。この地域に無くてはならないお店なんですね。


きよばあば、ご馳走様でした!




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タイミング

じゅんさん、こんばんは!
スープの透明度が高くて美味しそうな中華そばですね~。
単なる具と思いがちな「練り物」は結構良い出汁が出るんですよね。

先週、平日が休みになったので「ことり」に行こうと思ったのですが、その日は
水曜日でした…
タイミングが悪かった!

No title

じゅんさん こんにちは♪

私  結局 こういうシンプルな 普通の中華そばが 一番好きなのかもです♪

年季の入ったお店なのに 全部ピカピカに手入れされているのにも感動でした。

三津浜焼きも いつか いただいてみたいものだな~と思っています♪

この味

ガド様

この中華そばの味、私の表現能力を越えた味と申しておきましょう。

この”丼”に入っている、麺、スープ、具材に、一切余計なものはありませんし、自分だけが主役だ!なんて言い張るものはありません。

自分が自分の役割を心得て、全く不可分なしの役割を演じています。

さて「ことり」それは残念でしたね!松山うどんを代表するお店です。めげずに、ぜひ再訪していただきたい。

私はこういうブログを書いていますが、お店の営業日を調べて行くということは、実はほとんどありません。ですから、お訪ねした日が定休日だった事は数知れず多いんです。でも、その時に考えます。「コレで、他のお店にお伺いするチャンスが増えた!」っと。

偶然ですが

のしうめ様

素晴らしいお店の情報、ありがとうございました。ぜひ再訪して「きよばあば」と、もう一度お話をしてみたいと思っております。

素朴で、取り立てて言う程のものではないかも知れませんが、間違いなく美味しい、そういうお店でした。

今日、偶然ですが仕事の関係で三津浜周辺にいまして、お昼は三津浜焼を代表する名店「日の出」さんを再訪しました。

ぜひ、広島焼きのモノマネではない「三津浜焼」をご賞味下さい。郷土の素晴らしさを再認識されると思います。

No title

お久しぶりです!

こちらには高校時代によく通いました♪
通学路だったので小遣いをもらったら、まずこのお店でしたね!
当時は部活仲間と一緒にお好み焼きばかり食べてました!
その時代を思い出しながら訪問してみたいです!

あれれ、そうだったんですか

ユッキー様

通学路でしたか、なる程。当時もいらっしゃったと思いますが、今もって「きよばあば」は現役バリバリですよ。

行かれたら、懐かしがられると思います。

なる程、お好み焼きでしたか。再訪したら「鍋焼きうどん」を注文するつもりですが、その次にはお好み焼きにすることにしましょう。

No title

じゅんさんこのお店はじめてですよね。
こういうべたべたした記事は10回20回行って、店のことがよくわかってから書いたほうがいいと思いました。
きよばあば、きよばあばって本物のお馴染みさんが読めば引くんじゃないですか。
冷たい言い方でごめんなさい。個人的な感想なのでご勘弁。

そういう見方も

読子様
初めてコメントいただき、ありがとうございました。

そして、コメントの内容を拝見して「なる程、こういう読み方をされる方もいるのだな!」って思いました。
もう700回を越えた記事を書いてきましたが、「こういう読み方をした」というコメントは初めての経験です。世の中、広いですね、様々ですね。

ただ、これが「私の記事」作りの方法です。初回訪問時から、この種の記事をずっと書いてきました。私の過去記事を見ていただければ、初めて訪問したお店で取材出来た場合は、同じスタイルで記事を書いてきていることに気が付かれると思います。
この私のスタイルは、これ以降も変わることはありません。

人それぞれ、様々な方がいますし、様々なスタイルの記事作りがあって然るべきと考えております。

でも、書きにくいコメントを敢えて書いていただいたことは、素直に嬉しく思います。多くの方に読まれていることに、改めまして身が引き締まる思いがしました。ありがとうございました。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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