「笑姫(えひめ)きっちん」・「愛媛グルメ紀行」 710

今日は大街道3丁目のロープウェイ街に、昨年12月に開店されたばかりの”笑姫(えひめ)きっちん”さんというお店をご紹介します。有名なラーメン店”ラーメン骨太味覚”さんの東隣です。


このお店はある種異色なお店で、経営母体は”株式会社プチメゾン”という、今治に本社があるお店です。


この会社のリクルート情報によれば<「観光客を中心に、愛媛の「食」のアンテナショップとして松山市のロープウェイ街と今治市の中心部に飲食店を構えます。>っという会社で、社員5名~10名でスタートされたばかりのようです。


このお店(会社)、元々今治市民有志で作る”今治焼豚玉子飯世界普及委員会”がその土台となり、会が世に問うた”今治焼豚玉子飯”が、姫路で行われた第6回B-1グランプリで、初出展にして第5位に入賞。


その後、2012年(平成244年2012近畿・中国・四国B-1グランプリin鳥取では念願の「ゴールドグランプリ」(優勝、但し地域大会のことですが)を獲得したことが、このお店開店の原動力となりました。

玄関1
こちらが、松山市ロープウェイ街の、ちょいと内に入ったお店の玄関。目立つようで目立ちにくい。


宣伝のしようによっては”観光客”を集めることは可能な立地でしょう。


ただ、松山の一般市民の”台所"足りうるか?その真価を問われるのは、正にこれからでしょう。

店外メニュー2
これが玄関脇に掲げてある”メニュー”看板です。メニューの一部を示されています。(消費税増税前の価格)


元々スタートが”今治焼豚玉子飯”という”ローカル食”です。しかも、それを生み出したと言われるお店は既にありません。


単なる、一地方の中華料理店”五番閣"というお店の”賄い食”(従業員用の瞬時に作るメニュー)であったものです。


そういう背景の中で、「ご当地グルメでまちおこしの祭典! B-1グランプリ」という催しが、始まりました。それに乗っかって、一定の成功を収めたのが”今治焼豚玉子飯”です。


ところが、一種の”イベント食品”の域をでなかったものを、愛媛県各地の同じ立場の食品を糾合(きゅうごう=ある目的のもとに集めること)することで、大きなマーケットになり得ると判断されのがこの会社で、このお店はそれを試す”アンテナショップ”の役割を背負って出発なさった。

店内3
こちらが、午前11時30分のお店の様子。店内には2組の客が。


ワタシは一人なので、例によってカウンター席の玄関側に座りました。店内のスタッフは、男性ばかり3人でした。


今治焼豚玉子飯”だけをメニューにしたのでは、お店の運営は成り立ちません。お祭りの屋台の主役を張れても、レストランないしは食堂、更にはパブの柱にはなりません。

挨拶4
そこでこの会社のオーナーが考えられたのは”地域おこしグルメ”でした。県内の8運営事業体に話を持ちかけられました。


それは、”愛媛ご当地グルメコミュニティ加盟店”です。先ずは、元々のスタート母体である”今治焼豚玉子飯世界普及委員会”です。


以下、”今治バリラーひろめ隊”、”しまなみご当地グルメ研究会”、”八幡浜市商工観光課”、”宇和島市・遊子漁業協同組合女性部”、”うちこフレッシュパークからり”、”西条てっぱんナポリタン友の会”、そして”新居浜市・eワーク愛媛”の8団体です。


それぞれの食品は、当地に行けば味わうことが出来ます。ただこのお店のミソは、それらをこのお店一店で全て味わうことが出来るというもの。言わば”アンテナショップ”の役割を一身で引き受けよいうというアイデア。


なかなか斬新です。「このお店に来て、それぞれの地域の味を知って頂き、惹いてはそれを様々に提供している地元にも足を運んで頂きたのです」っと、お店の方はおっしゃいます。

今治焼豚玉子飯5
これが”今治焼豚玉子飯”のハーフです。通常サイズはこれの倍で、玉子も2個付きです。お値段、通常サイズ750円のところを、ハーフで500円です。(消費税増税前の価格)


ただ材料は、ご飯に焼豚に、半熟玉子・・・・・・・そ、それだけなんです。美味しいとか美味しく無いという世界の枠外の食品でしょう。これで500円は、涙がでるほど高い!内容と値段のバランスがとれていません。


この食品のミソ、オヘソ、肝心要は”タレ”です。それがマア全てと言っても言い過ぎではないかも知れません。

今治焼豚玉子飯6
その”タレ”を作っている会社は、今治の”山蔵”(さんぞう)という社名の会社が作っています。そのことをお店の型にお話すると、ワタシの顔をマジマジと見て「お客さん!よくご存知ですねー!実はそうなんです」っと。


なお、”山蔵”さんは、北条の国道196号線沿いに”いろは亭”というアンテナショップを出されていて記事にもアップしています。(「いろは亭」・「愛媛グルメ紀行」 129


そしてこう続けられました。「ウチにだけしか卸さないという契約で作ってもらっています。ここと、今治の店と、イベント会場でしか食べることができません!」っと。


そして、「その今治焼豚玉子飯、全体に混ぜて、マア卵かけご飯の要領で食べてください」っと、食べ方を教えて頂きました。

混ぜた7
その、混ぜに混ぜた結果がコレ!韓国には”ビビンバップ”というご飯があって、様々な具材とご飯とワカメスープをグチャグチャに混ぜて、その複合の味を楽しむ食品がありますが、あの味には遠く及ばないところです。


美的にどうこう言うのではなく、複合の味を楽しむものですが、それにしても単純です。良く言えばシンプル。


ワザワザ、お店のカウンターで食べるほどのものではありません。屋外のイベント会場が似合っていると思いました。

大三島ソースオムそば8
さすがの少食のワタシでも、上のハーフは5分で食べ終えました。物足りないので、メニューをめくりました。


そして、お店の方のお聞きして”ハーフ”サイズに対応できるメニューを注文しました。


それが画像の”大三島のソースオムそば・ハーフ”です。レギュラーサイズ700円のところ、350円。これは納得価格です。


しかも、見た目ビューティフルではありませんか!

大三島ソースオムそば9
この”大三島ソースオムそば”は、しまなみ海道の名物母ちゃん”今井”さんの発案になる食品で、通常ケチャップとマヨネーズを掛けていた”オムそば”に、「ソースを掛けたらどうなるんやろ?」っという発想で生まれました。


しかもソースは”今治黄金ソース”を使いました。


お店の方は、「私達は、単に食品・お料理を提供するだけではなく、その食品にまつわる”ストーリー”もお伝えしたいのです」っと言われます。いいお話ではありませんか。


ワタシの書いています、この”愛媛グルメ紀行”の精神にも合致します。

半分10
この画像が、”今治黄金ソース”で和えたオムそばです。香り高い逸品でした。これならお金を取れると思いました。


しかも、オムそばの皮の薄焼きの玉子です。ちゃんと内側が”半熟”に仕上げてあります。


その点をお話しますと「ソコ、ええ、そこなんですよー!難しいのは。この技術の伝授が中々なんですよ!」っと店長格さん。


このお店、夜は地元食材をふんだんに使ったピザやパスタなどの”イタリアンレストラン”に様変わりします。ワイン類も豊富。店内も随分お洒落。


ぜひぜひ成功して頂きたいですね。期待しています。




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プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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