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「麺屋 ジギー」・「愛媛グルメ紀行」 723

今日は古川南5丁目、通称椿神社裏参道沿いに先々月、(3月)に開店されたばかりの”麺屋 ジギー”さんをご紹介しましょう。

玄関1
こちらが裏参道に面したお店で、駐車場問題がやや悩ましいですね。


このお店大変個性的なお店で、お店のメニューは2種類の麺しかりません。


こういうお店は、松山では初めてではないかと思います。


つまり、出します麺は下の画像の通り”つけめん”と”油そば”だけです。

メニュー2
「メニューが二種類しかないって、随分冒険的ですね!」っと、店主さんに声をお掛けしました。他には男性が1人の2人態勢。随分と小体(こてい=小ぶり)なお店です。


「ええ、私の好きな”油そば”と”つけめん”とをお客さんに食べていただきたくて」っと店主さん。


「普通なら、これに”ラーメン”は用意されますよね」っとワタシ。


すると店主さん「ええ、確かに。ただラーメンを用意しますと、松山の人は恐らくラーメン中心に注文されると思って。でも、寒くなってくれば、”ラーメン”もメニューに採り入れるつもりです」っと。

浅草開花楼3
麺は、東京は”浅草開花楼”と言う”麺専門製造業者”から特別に仕入れておられます。


株式会社浅草開花楼”さんは、太麺から細麺まで”麺”を100種類以上作られていて、ラーメン店の特別注文にも対応される専門店です。


その”浅草開花楼”から、特別の”太麺”を仕入れられています。ですから、麺が茹で上がるまでに10分程度時間がかかります。


「メニュー数を絞りこむのは一つの戦略ですが、お客様に飽きさせないという工夫が必要ですね」っとワタシ。


「ええ、その通りです。ただ、最初から大衆受けを狙っていません。自分が好きだと思う麺を食べていただきたいだけで」っと潔いの良さ。

つけめん4
さて、この画像が”つけめん”です。お値段、内税の800円。


「丁度消費税増税の境目で開店されたんですね。内税方式は、もう珍しい部類になりましたね」っとお声を掛けました。


「ええ色々悩んだんですが、消費税が10%になるまではコレでいこうと決めました」っと店主さん。


”に目を転じますと、なる程今まで見たこともないような”太麺”です。正直に言いますと、ワタシは太麺が苦手です。ちょっと不安が頭の隅を過(よぎ)りました。

麺アップ5
このお店のチャーシューはご自慢のようで”ダブルチャーシュー”と呼ばれるもの。


つまり”豚のチャーシュー”と”鶏のチャーシュー”を使っておられます。


画像ではちょっと見づらいのですが、手前が豚チャーシューで、その奥に鶏チャーシューが一部乗っかっています。


真空低温調理”(70度で3時間)という方法で、じっくりと加熱してあります。ですから、チャーシューには焦げたり炙ったりした部分がありません。純粋にそれぞれの肉の旨味を味わってほしいという考えです。


両者を食べ比べてみると「オオオ、なる程!」っと、直ちに納得できると思います。

スープ6
こちらが、”太麺”を活かす為の”超濃厚スープ”です。様々な出汁を使っておられるのでしょう。ただ、素人にはどういう出汁を使っておられるのかは伺い知ることが出来ません。


この”超濃厚スープ”こそがこのお店の味の決め手で、このスープ作りにほぼ全精力を傾けられたと言って過言ではないでしょう。


その証拠は後ほど、分かりやすい形で提示されます。ただ、想像通り”太麺”に手こずりました。”油そば”も同じ麺を使っておられます。


油そば”はワタシがまだ学生時代、東京に住んでいた時東京で大ブームを引き起こしました。でもどうやら、それは東京という一部での現象だった様で、全国に広がるほどにはなりませんでした。


当時は当然に若かったので、太麺の油そばを何度か食べた記憶があるのですが、目の前の太麺を前にしますと、ちょっと引いてしまいます。

スープ割りご飯割り7
さて、この画像が上に書いた”スープはこのお店の宝物”という証拠です。このお店ではこの画像を”スープ割り”と”ご飯割り”と呼ばれています。


これは”つけめん”を食べ終えた時に残る”秘宝のスープ”を、最後の一滴まで啜り尽くして欲しという店主さんの思いがこもっています。


残ったスープに、スープの基本となる出汁を加えて味を薄め、そこに少々の”ご飯”を投入し混ぜて食べるものです。


これはお店のサービスで、「スープ割りとご飯割り!」っと注文するとコレが出てきます。

ご飯投入8
さて、このようにご飯をスープに投入します。そしてレンゲで混ぜに混ぜます。


要は”汁ご飯”です。ワタシが学生時代お腹を空かせた時によく食べていた”ラーメンライス”です。


これをサービスとして出される理由は「私が一番好きな食べ方なので、それをお客さんにも食べていただくて!」っと店主さんは明快です。


これが実に、実に、本当に、グレートに”旨い!!!”んです。なる程、店長さんの趣旨がドーーーンっと伝わりました。

完食9
かくして、綺麗さっぱり舐め尽くしたかの如く”完食”です。


正直言って、麺などはいらないから、この”汁飯”を単品メニューにして欲しい、そう思いました。


この”汁飯”に幾つかのバリエーションを加えれば、立派なメニューのラインナップになるはずです。


ですからこのお店、”再訪”して”油そば”に挑戦するかどうかは非常に微妙です。あの”極太麺”が・・・・・・・

ジギー10
最後に、不思議な店名”ジギー”の謎です。”米国の新聞漫画”の主人公の名前から採りました。


上の画像がウィキペディアから拝借した、”ジギー”です。動物たちに囲まれて暮らす”ジギー”、一コマ漫画です。


店主さんのお気に入りで、それを店名に採用されたという訳です。皆さん、知っていましたか?^^ 




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No title

じゅんさん、こういう濃厚魚粉系(しかも極太麺)のラーメン屋さんって一番お嫌いだったのでは…。昨日アップされていた海鮮鉄板というお店も、画像を見る限りいつもじゅんさんが書かれている「能書き大書き系」のようにも見受けられますが。

最近お仕事もご多忙とのことで、じゅんさんの嗜好も若者風に蘇りつつあるんじゃないですか(笑)。

そうなんですよ

ファットマン様
鋭いご指摘ですね。さすがです。

先ず「濃厚魚粉系(しかも極太麺)のラーメン屋さん」は、今も大の苦手です。この日も麺は残してしまいました。このお店はツイッター仲間のお薦めでお訪ねしました。交友関係が広がるに連れて、嗜好も少しづつ変わってきたことを実感しています。第一甘いデザートまで食べるようになっています。明らかに若者嗜好に変わりつつありますね。
でもこのお店は再訪しませんけどね。選べないんですから。

昨日アップしたお店も、通常であれば訪問しないお店です。ところが、このところ大忙しで、近場でしか食事できないことが増えてしまって、選り好みが出来ない状態です。
ところが、このお店、私が嫌う典型の「能書大書型」ですが、お料理は極めて美味しかったのと、お店の方の接客が実に爽やかでした。このお店は再訪したいと思っています。

つまり、看板だけで判断してはダメという証拠でしょう。見方を多少広げなければ、世界がどんどん狭くなってしまうことに、すこーーし気が付きかけているところです。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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