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「うどん 空太郎(KUUTARO)」・「愛媛グルメ紀行」 713

今日は、毎週1回は行っている”フォンターナ”店長さんに教えていただいたうどん屋さん、”うどん 空太郎(KUUTARO)”さんをご紹介しましょう。


なおこの記事は、当初は5月14日にアップする予定でしたが、予定を繰り上げ今日アップするものです。


空港通りを空港に向かって走ると、大森商機㈱さんが道路の北側にありますが、そこの信号を南に折れて暫く行きますと、今年2月に開店されたばかりのお店があります。住所は空港通3丁目に当たるのでしょうか。


なおこのお店を紹介していただいた”フォンターナ”さんは、上に書いた大森商機㈱の信号を北に折れてしばらく行った所にあります。この2つのお店は、奇しくも同じ道路の延長線沿いの北と南にあることになります。

玄関1
こちらがお店の玄関です。周辺は、住宅地と事務所等が混在している所です。


決して目立つ立地ではありませんが、このお店は今年2月18日に開店されましたので、それから2ヶ月というところでお邪魔したことになります。(実際に訪れたのは4月17日)


でも駐車場を12台確保され、評判を聞きつけた遠来の客にも対応出来る体制をとっておられます。賢明な策だと思います。

店内2
これが店内で、午前11時から午後3時までの営業です。ワタシがお訪ねしたのは、午前11時15分です。

店内には若い店主さんとそのお母さん(と言っても、私より遥かにお若い)の2人が厨房に入り、他には若い女性2人の体制でした。

お聞きしたところ、脱サラされて未知の分野に踏み出されたそうです。そういうお話をしているところに、若いセールスマン風の男性が入ってこられました。

そして盛んにコンデジでメニューや店内の風景を撮影され、お母さんに話し掛けられました。どうやら、同じ”ブロガー”さんの様で、ワタシと全く同じような動きでした。

ですから、彼に「ブログをお書きですか?」っとワタシがお尋ねしたところ「はい、うどんのブログを書いています」と言って、何とブログ専用の名刺を出されました。

そのブログ名は”鈴丸★小麦粉日記”とありました。(鈴丸★小麦粉日記

ブログを書いているという人に、ワタシが取材に行ったお店で出会ったのも初めてなら、”ブログ専用名刺”を作っている人がいるということも初めてでした。

ところがこのお店、実はこの後思いも掛けない”展開”を呼んだのです。まるで”初めて尽くし”のお店になりました。その内容は後ほど。

メニュー3
このお店の店主さん、うどん屋さんを始める前はある青果市場で働くサラリーマンでした。そこで一念発起され、脱サラをし、香川県にある”大和製作所”という”うどん学校”を併営されてるところを卒業なさいました。


その後坂出の”亀城庵”で修行を積まれ、今年の2月18日に当地で開店されたということでした。


なお、先ほど書いた”ブロガー”さんは大阪の方で、仕事の関係上四国には再々来ていて、香川県に行くと朝昼晩、”うどん漬け”になるという方です。


その彼が「ところで、貴方もブログを?それは何というブログ名なんですか?」っと聞かれたので、「”じゅんのつぶやき”と言います」っと答えますと、その場でスマホを取り出されて検索され「アッ!あった!これですね!」っと早い。


このことが、実はその後の意外な展開に結びつきました。

海老と揚げ餅のぶっかけ4
なおワタシが注文したのは、お店で”イチ押し”っと表示されていた”海老と揚げ餅のぶっかけ”です。お値段内税で780円です。

このお店は、自分のお店で””を打っている”自家製”ですし、お客さんの注文があってから湯掻き始めます。つまり、ワタシが何時も言う”生きた麺”を食べさせていただけます。


そういうお店ですから、当然”小麦粉”は100%国内産をお使いですし、”海老天”などの天婦羅類も注文があってから揚げ始められます。


と言うより、うどんの麺を湯掻き始められると、その湯掻き上がりを逆算されて”天婦羅ネタ”を揚げ始めに掛かられます。


全て、湯がきたて、揚げたてを食べてもらいたいが為の計算され尽くした工程です。

ぶっかけ5
画像の”ぶっかけ”は、温かいものと冷たいものを選ぶことが出来ますので、ワタシは冷たい方を選びました。


どうです!この見事な”配色”。ワタシが常に言う、料理は丼ないしはお皿に描いた”絵画”だと。


料理人さんには絵心が必要なんです。それを見事に実現され、表現されています。いいセンスなさっていますね。


麺はキリキリに冷やし締められて、出汁も冷たい。その上に揚げたての海老と揚げ餅、それに彩りのカイワレと刻み海苔と薬味の大根おろしにおろし生姜。見ただけでウットリしました。


そこに冷やされた”出汁”をタップリと回し掛けます。その瞬間に揚げたての海老と揚げ餅が”ジュッ!”と心地いい音をたてるんです。


出汁”は、煮立てた出汁ではなく、水にじっくり漬け込んで採った”水出し”ですし、醤油は三津の老舗”田中屋”のものを使ってあります。


しかも化学調味料は一切使われていません。ワタシは化学調味料の使用を否定する立場ではありませんが、店主さんの心意気に敬意を評したいと思います。


そりゃあ、食べる前から自然に笑顔が漏れようというものでしょう。

アップ6
先ず麺を食べてみました。ウフフフ・・・・・・


ややエッジが立っている系ですが、見事にモッチリしています。””はこうでなきゃ!後で””のアップ画像をお示ししていますが、麺に”色っぽい艶”がある。


ワタシの個人的感想では、麺に関して言えば”麦わら”さんの”うどん麺”が極めて優れていると思います。このお店の麺と”麦わら”さんの麺を並べて食べてみたいという、贅沢な思いが頭を過(よぎ)りました。


海老”は程よく揚がっていて、その身はプリプリです。尾まで、全て食べ尽くしました。残すなんて勿体無くて。

出汁掛けた
この画像は、”出汁”を回し掛けた直後の画像です。


海老”に続いて、”揚げ餅”も食べてみました。周囲はパリパリ、中は文字通り”モッチリ・ムッチリ”で、旨いのナンノッテ!


大根おろしにとおろし生姜に、いい仕事をさせているんです。もちろんカイワレのピリピリ感も刺激的だし、刻み海苔の風味もいい。ワタシは個人的にはカイワレが苦手で、出されると大抵の場合食べ残しますが、自然に全部胃に収まりました。


お母さんが「何かご意見があれば、何でも仰って下さい。少しでも改善したいんです!」と。そこで「”ざるうどん”系がメニューにないですね」っとお答えしました。


すると「エエ、他のお客様にもよく言われるのですが、先ずは”ぶっかけ”メインでやってみたくって。でも、今度お越しになるまでに”ざる”に挑戦してみます!」っとの反応でした。

麺アップ9
この”麺の色艶”ドーーーデス!これが、ワタシの言う”官能的な麺”です。


店主さんが、「いかがでしたか?」っとレジの時に聞かれましたので「麺に””があって、とっても良かったです!」っとお答えしました。


すると「香川で習った時は、もう少し硬めの麺でした。でも、湯で時間を調整して今のような麺にしてみました」っと。いいじゃないですか、ここは香川ではなく”愛媛”なんですから。


優れた”愛媛の麺”作りに邁進していただきたいと思いました。ワタシの畏友(いゆう=尊敬する友):”ジンゴズンゴ”さんのような、”エロティック”な文章表現力がワタシにはありませんので、ありきたりな表現になりますが、この”色艶のある麺”に磨きをかけていただきたい。

完食10
すっかり”完食”したワタシの丼を店主さんとお母さんがご覧になって、満面の笑みが広がりました。

実は、冒頭で書きました”意外な展開”とは、この日の夜起こったのです。上に書いた原稿はほぼ書き上がっていました。

そして仕事を終え帰宅し夜パソコンを開くと、昼間お邪魔したお店の店主さんから、管理人だけが読める”コメント”が届いていました。そこには以下の内容のことが書かれていました。”仰天”させられました。

<本日はご来店ありがとうございました。うどん空太郎の店主です。従業員が「じゅんのつぶやき」っというお話が聞こえたそうで、嬉しくてコメントさせていただきました。>

<いつもブログを拝見し参考にしています。いつか自分の店が「じゅんのつぶやき」に掲載になった時には良いコメントを頂けるお店にしないと!っと妄想しながらブログを見ておりました。是非またご来店頂けましたらお話を聞かせていただけたらと思います。>っと、そういう内容のコメントでした。

正直に告白します。ワタシ、実は不遜にも「こういう事態が起きたら嬉しいな!」っと妄想したことがあります。でもまさかそれが実現するなんて・・・・・・・飽くまでも”妄想”に過ぎないことが・・・・・

運命の出会いをした”フォンターナ”店長さんからご紹介されたお店で、ワタシの”不遜な妄想”が実現するなんて、世の中に巡り合わせの不思議さを思わざるを得ません。

なお、誤解が起こらないように敢えて書いておきますが、店主さんからこういうコメントを貰ったから、いい評価をしたのでは決してありません。ワタシはその程度の感覚・覚悟でこのブログを書いてるのではないことを、最後に申し添えておきます。




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おもち

こんばんは

最近、安いうどん屋さんが増えて中でいいお値段のお店ですね!

よく前を通りますが、まだ行った事がありません。

高松に居たときに、仕事塲の近くのうどん屋さんでお餅の天ぷらを
食べていたので、ものすごく興味が出て来ました。

今度行ってみます。

店主様

店主様

再度のコメント、ありがとうございます。初めてのコメントの返礼コメントでも書きましたが、店主さんの「妄想」と、私が不遜にも抱いていた「妄想」が初めて合致したお店となりました。
私にとっても、この出会いは生涯忘れることが出来ない事であり、この手のブログを書いている者にとっては、最高の栄誉で誇らしく思います。

顧みれば、実質的に私がブログを書き始めたのが2009年11月2日です。(http://2103center.blog112.fc2.com/blog-entry-6.html
そして、”愛媛グルメ紀行”の原型を書き始めたのが、2011年1月24日でした。(http://2103center.blog112.fc2.com/blog-entry-564.html)この号が”愛媛グルメ紀行”の第一号でした。

それから書き続けること5年と3ヶ月、第713号にして、やっと店主さんの「妄想」と私の不遜な「妄想」が重なる日を迎えました。

”愛媛グルメ紀行”の記事に採用されて高評価を得るこことを、お店を開店させるに当たっての100の目標の一つに掲げていただいた。ありがたい事です。心くすぐったい部分はありますが、私の立場でも「妄想」が叶いました。

これからも、末永いお付き合いをお願い致します。但し、私は「口うるさい客」です。思ったことは遠慮せずに口に出してしまうタイプの客です。でも、それは所詮「素人の個人的感想」と聞き流していただければ幸いです。

さて今日頂きました「釜あげうどん」、お店でも申し上げましたが、湯掻いた麺を流水で洗わないことで「麺」に何を与えることができるのか?「釜あげうどん」と「湯だめうどん」との厳密で厳粛な違いは何なのか?

これは貴店にとって大きな課題だと思いました。「ぶっかけ」の完成度を是非に目指して頂きたい。そして100の目標の最後に掲げた目標に到達して頂きたい。それを切に切に願ってやみません。

是非に

ふなこ様
コメントありがとうございました。

是非にお試し下さい。うどんの価格としては、香川の価格とは比べ物にならない高さです。これが所謂(いわゆる)愛媛価格。

でも、「ぶっかけ」系の完成度は、既に十分賞味するに値する水準になっていると思いました。

このお店の課題はまだまだ多く、これから成熟度を増していって欲しいと言うのが、現時点での私の正直な感想です。

決して手放しで褒め称える水準とは思いませんが、私はこの店主さんの「伸びしろ」に賭けたいと思っています。

こんにちは。空太郎さんでの偶然の出会い、楽しかったです。松山の地にまた新しく美味しいお店が出来て、嬉しいですね!

関西圏のうどんとラーメン系のブロガーは、イベント等で会する機会が多いので、ブログ名刺を作っている人がけっこういます。今回のような場面でも役に立ちます(笑)

松山出張が多いので、貴ブログを参考にさせていただき、松山の味を楽しもうと思います。今後ともよろしくお願い致します。

奇遇でした

鈴丸様

鈴丸さんとの出会いと、名刺交換がなければ、このお店との「衝撃的」な出会いに結びついておりません。

あそこでお互い名乗り合わなければ、このお店の店主さんに、私が「じゅんのつぶやき」の”じゅん”であることが伝わっていませんでした。

その意味では 鈴丸さんが、このお店と私を運命的に繋ぐ「結び神」でした。

人生はこれだから楽しい。ブログを書いている甲斐があったというものです。

その意味で、 鈴丸さんは縁結びの神です。これ以降も、お互いに足らざるところを補える関係になりたいものです。これからも宜しくお願い致します。

名無し様へ

名無し様
先日、このお店の事でコメント頂きましてありがとうございました。

その時の返礼コメントで、このお店の記事アップは5月14日だとお伝えしました。

そのアップ予定日が、私自身待ちきれなくなって昨日の繰り上げアップとなりました。

久しぶりに興奮してしまって、それを抑え切ることが出来ませんでした。所詮、私は「人の子」普通の人でした。

ウフフフ

名無し様
ウフフフ、そうでしたか!実は私も同じだったんですよ。
自分で決めた、1ヶ月先の記事作り。このお店も、その予定で原稿は仕上げてありました。

ところが・・・・自分が待ち切れなくなってしまいました。私の「愛媛グルメ紀行」は、当初から記事に番号を振ってあります。長期シリーズになると思っていましたので。

順番を組み替えるという作業は、実は大変なのです。1ヶ月分の記事全部の番号を入れ替えて、記事の前後の事情を調整して矛盾が出ないようチェックする必要があるからです。

ところが、このお店の場合、早く記事アップしたくてとうとう待ち切れなくなってしまいました。
店主さんにその事を告げますと「実は私も、アアア、1ヶ月先は長いなーー、待ち切れるだろうか?」っと、やきもきしていたと仰いました。そこで、二人が顔を見合わせて笑顔!  互いの顔がクシャクシャになりました。

このお店に来ることになった経緯を店主さんに伝えられなかったとのことですが、プレッシャーを与えたくないという寛容な心遣いに感謝します。ただ、ひょっとしたら、経緯を伝えられたほうが店主さんにとっては嬉しかったかも知れませんね。自分が読んでいる「じゅんのつぶやき」効果が早くも現れた!っと思って。

でもそういうことには関係なく、更に味に磨きを掛けられたらお客さん自身が自分の舌で判断し、自然に客足も伸びてくると思います。

海老の尻尾をバリバリと噛み締められている「名無し」さんの姿を想像しますと、自然に私も笑みが漏れます。鋭い感性をお持ちの店主さんですから、海老の尻尾までバリバリかじられて食べ切れれた「丼」を見られた瞬間「ああ、これがあの記事の効果なんだ!」って感じ取られると思いますし、自分が信じてきたことの一つが間違いではなかったことに気づかれるでしょう。

私も蛇腹の胃袋を持ちたい、持っていれば、その足でフォンターナさんに行って、私の心の昂ぶりを伝えられるのに、っと恨めしく思いました。そこまで「名無し」さんと全く同じ反応でした。

今日のご丁寧なコメント、嬉しくて嬉しくて、朝一番から笑顔が溢れました。今日一日いい事が続くと思います。そして何より、このコメントを読んでおられるだろう「空太郎」の店主さんがお喜びになると思います。

嬉しい嬉しいコメントを、どうもありがとうございました。^^感謝感激です!!

やっと行ってきました

こんばんは

土曜日にやっと行ってきました。

「海老と揚げ餅のぶっかけ」を注文しました。
エビも、お餅もとても美味しかったです。
お店の人の雰囲気もよかったし、また行きたいリストの入りました。
次は舞茸の天ぷらのぶっかけに挑戦したいと思います。

良かった^^

ふなこ様

そうですか!嬉しいです、行って頂いて。しかも、私が頂いた「海老と揚げ餅のぶっかけ」を注文した。更に、それが美味しかった!何よりです。


舞茸の天ぷらも、超お薦めです。あの香りと食感が何とも言えない美味しさです。
ぜひ、お試し下さい!
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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