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「再訪 229 うどん 空太郎(KUUTARO)」・「愛媛グルメ紀行」 725

今日は、先月(4月)22日に採り上げたばかりの”うどん 空太郎(KUUTARO)”さんを再訪しました。(うどん 空太郎(KUUTARO)」・「愛媛グルメ紀行」 713


私にとっては、やや異例の事です。


空港通りを空港に向かって走ると、大森商機㈱さんが道路の北側にありますが、そこの信号を南に折れて暫く行きますと、事務所や住宅が混在している地域にお店があります。

玄関1
こちらがお店です。今年の2月にオープンしたばかりの、まだ新しい”うどん屋”さんです。


このお店の界隈で一番ランチ客を集めているのが、中華料理の”香港”さんでしょう。”香港”さんの強さの秘訣は、値段の安さとメニューの多さでしょう。毎日通っても飽きさせません。30年選手です。(「中国料理 香港」 真っ当な「B級グルメ店」 77


また”香港”さんの向かい側には、同じうどん業態の”手打ちうどん まつや”さんがあります。業歴30年を越える老舗です。(「手打ちうどん まつや」・「愛媛グルメ紀行」 280


まつや”さんと、価格で勝負しようとすると話になりません。驚くほど安い価格帯で勝負されております。

カウンター2
しかも、空港通りの反対側(北側)の同じ通りには、集客力に於いては”香港”さんに引けをとらないイタリアンのお店”フォンターナ”さんがあります。”フォンターナ”さんも今年13年目に入りました。


つまり、強力なライバル店ひしめく中での立地で開業されました。その中にあって、生き残っていく道はあるのか?


唯一考えられるのが、”うどんの質”で勝負するという”立ち位置”でしょう。つまり”王道”を行く、です。


また、常連客になっていただいたい客さんに”飽きさせない”工夫も必要だと思います。

おでん3
お店の奥には、”おでん”と”おにぎり”が置いてありました。うどん屋さんでは定番メニューですね。


お店の一番奥の、極めて”目立たない”場所にさり気なく置いてあります。


でもこの位置に置かれたのでは、初めて入ってきたお客さんに気が付いてくれという方が無理です。おでんもおにぎりも、小腹を空かせた客にとってはありがたいし、第一お店の売上を上げるポイントでもあります。


お客さんの目線に立った”配置がまだ出来ていないようです。これも今後の課題でしょう。

メニュー4
初めてお訪ねした時は、”海老と揚げ餅のぶっかけ”をいただきました。


その時の食後感を、こう書きました。<ややエッジが立っている系ですが、見事にモッチリしています。””はこうでなきゃ!後で”麺”のアップ画像をお示ししていますが、麺に”色っぽい艶”がある。>


つまり”ぶっかけ”系の麺はよく出来ているし、”天ぷら”も秀逸な出来だと思います。

天ぷらと釜あげうどん5
そこで当日は”釜あげ”系を試してみたくて、このお店が”おすすめ”と表示してある”天ぷら釜あげうどん”を注文しました。お値段内税で980円です。(えひめうどん価格です)


このメニュー表示です。”天ぷら”と”釜あげうどん”との間に””という文字が一字入っています。


これが、実はこのメニューの”ミソ”なんです。何気なく””を入れられたのではありません。


このメニュー表示に、このお店の店主さんの「この釜あげうどんは、コウ食べていただきたい!」というメッセージが隠されているのです。(これは店長さんからお伺いした話ではなく、ワタシがそう読み解いたということです。ヒントはお母さんから頂きました)

釜あげうどん6
さて、これが”釜あげうどん”です。”釜あげうどん”の中に”三つ葉”を浮かせているお店は初めて経験しました。(紫蘇は経験済みです)


この”三つ葉”は、いいアイデアだと思いました。うどんの麺と一緒に掬い取って麺汁(めんつゆ)に漬けていただいた時、”三つ葉”の香りが鼻腔を駆け抜けます。清新な香りです。


ただ個人的嗜好から言えば、この”釜あげうどん”の””、まだまだ改善の余地ありと思いました。というのは、”釜あげうどん”の”釜あげうどん”たる所以(ゆえん)の”麺のヌメリ”が足りないと思いました。


店長さんには、「素人の個人的感想ですが」とお断りを言ってその事を伝えました。

天ぷら7
この”天ぷら”ですよ!前回にも書きましたが、店長さんが客の注文を受けると「麺、入ります」っと店員さんに告げます。


そして茹で上がりから逆算されて、あるタイミングで「天ぷら揚げて」っと指示された瞬間に”天ぷら”を揚げ始められます。あくまで”湯がきたて”と”揚げたて”にこだわっておられます。”天ぷら”の担当は店主のお母さん。


”天ぷら”のネタは、紫蘇(しそ)、人参、茄子(なす)、南京(かぼちゃ)、サツマイモ、海老、それに舞茸(まいたけ)です。


いい揚げ加減です。そして、”天ぷら”と”釜あげうどん”との間に””をいれられた趣旨を下に書きます。

塩8
ちょっと画像では見えづらいのですが、茄子の天ぷらの奥に”アルミ箔”が置いてありますが、これは””なんです。


つまり”天ぷら”は、うどんのタネとして麺汁(めんつゆ)に漬けていただいてもよし、”天ぷら”の単体として””でいただいてもよしという意味です。


このお店の”天ぷらと釜あげうどん”に於いては、”天ぷら”と”釜あげうどん”は対等な位置づけにあって、”天ぷら”が単なる”釜あげうどん”のタネ物という位置づけではないという店主さんの思い入れです。


南京”と”サツマイモ”は、自然の甘さが満ちていますし、”海老”はプリプリに揚がっていますから海老の尾までもバリマリと香ばしくいただけます。”茄子”は皮に粘りがあるので、箸では切り分けられませんが。

薬味9
薬味”、刻みネギとおろし生姜とゴマです。この瑞々しさをご覧になって下さい。


薬味の役割をきっちり果たされています。


ワタシは早い時間帯にお店に入りましたので、お母さんと店主さんのお話をタップリお伺いしました。内容は割愛しますが。

100日舞茸10
ところで、天ぷらネタの”舞茸”ですよ。香りが強くて、繊維もしっかりしています。それを店主さんに告げますと、笑顔で「ええ、”舞茸”にはちょっと拘っていまして”100日舞茸”を箱ごと仕入れて使っております。」と。


100日舞茸”とは群馬県にある”群馬まいたけセンター”の商品です。”舞茸”の名前の由来は、幻のキノコと言われていて、山中でたまたま”舞茸”を見つけた人が”舞い上がって喜んだ”ことに因んでいます。


画像がその”100日舞茸”です。画像では小さく見えますが、これが大きいんです!一抱えする程の大きさで、天ぷらを揚げる都度、大きな株から切り分けて使っておられます。


普通は、既に株から切り分け小分けされたものが流通していますが、株から切り分けられた瞬間から”香り”が逃げていってしまいます。この”舞茸の天ぷら”だけを食べに来られても、その価値は十分にあります。


このお店の”店主”さん、開業するに当たって”100の目標”を掲げられました。その中には”じゅんのつぶやき”に記事として採り上げられることも入っていたそうで、ブロガー冥利に尽きるお話です。


でも一番大きな最後の”目標”をめざして、ぜひ日々の精進に邁進して頂きたい、その事を切に願っております。




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ぜひぜひ

空太郎店主様

美味しいうどんを、今日も頂きました。店内も清潔で、活気があっていいと思いました。今日の記事アップは約1ヶ月先です。

女性陣の素直な笑顔も、お店にとっては大切なポイント。今のままでいいと思います。

「おでん」の件は、味の深化という課題と、お客様に分かりやすい位置取りが必要だと思いました。出汁の色合いが、まだまだ若い。これは、積み重ねた年月が必要だと思いました。じっくり辛抱して、取り組まれたらいいと思いました。

昨日は大洲の老舗うどん店「手延べ しらいしうどん」をアップし、その翌日に続けて貴店をアップしたのは、私の出来ます貴店への細やかなメッセージです。

老舗の味は、守っているから老舗になれるのではありません。絶えず、味への向上心がない限り、お客様からの長い支持は得られません。老舗だって、絶えず新しい味への挑戦を続けておられるのです。だから77年間も続いているのです。

味や食材や提供の仕方など、今後学び深化・進化させていくべき課題は目白押しです。でも、仰った様に、「フォンターナ」さんという、業態は違いますが、近くにいいお手本があります。

軸をブラせてはなりませんが、「味」に関しては一所にはとどまらないという姿勢をお持ち続けて下さい。期待しています。

6月には「ざるうどんメニュー」ですか!!それは楽しみです。麺そのものの真価が問われます。ワクワクしながら、必ずお伺いします。

今日はご馳走様でした。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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