「愛媛グルメ紀行」を振り返る 124

今週の土曜日の”愛媛グルメ紀行を振り返る”シリーズは、一作年(2012年)の真夏頃にアップした370号から372号までのお店です。


先ず最初”に振り返るお店は、2012年9月6日にアップした370番目のお店、古川西2丁目に昨年4月に開店した、比較的新しいうどん屋”うどん 麦わら”さんです。(記事掲載当時)(「うどん 麦わら」・「愛媛グルメ紀行」 370

現在は開業3年めですが、今では堂々としたうどん屋の”名店”の仲間入りを果たしています。

場所は通称椿神社裏参道を南下し、椿神社西大鳥居がある交差点を西に曲がりドラッグストアー”マック”の南側の西沢ビル1階にあります。

玄関1
こちらがお店の玄関。その年は、ワタシの周辺で”冷たいラーメン”と”冷たいうどん”狂想曲の嵐が吹き荒れていました。

9月に入った今でも、その嵐は一向に収まりそうもありません。

冷かけ上5
さて、こちらが注文した”冷かけ”の中の”冷えび天”です。

事前に、冷たい出汁に冷やしたうどんが入っていることは確かめました。具材は至ってシンプル、カマボコ2切れとワカメと刻みネギ、それにえび天が2尾、端正な佇まいで丼に収まっています。

先ず出汁を啜ってみました。フー~~・・・とってもお上品!でも、深い!

出汁は北海道産の昆布をタップリ使い、それにイリコと良質な鰹節で丁寧に丁寧にとってあります。

麺は細麺で、艶があって照り輝いています。もちろん、モチモチした弾力もある。ワタシ好みの麺でした、そりゃあ嬉しいですよ。

このお店はこれ以降”5回も再訪する”お店になりました。1回で、すっかり虜になってしまいまいました。


二番目にご紹介するお店は、2012年9月7日にご紹介した371番目のお店、再訪したお店ですが、、市駅から北に伸びる花園町アーケード街、それを城山に向かって北上し、南堀端交差点の一本手前の交差点の西側の”大黒屋ビル2階”にある”酒処 大黒屋”さんです。(「再訪29 酒処 大黒屋」・「愛媛グルメ紀行」 371

玄関1
こちらが1階の入り口で、お店は階段を上がって2階の突き当たりにあります。

このお店は、昼は外看板に書いてある”麺類”だけしか出さないお店ですが、夜は、地元の魚介類などを肴に、家路に着く前に一杯引っ掛けたい呑み助たちに解放されるお店です。

この営業スタイルで、もう戦後60年以上過ぎている老舗中の老舗です。

このお店でも”冷たいうどん”をいただこうと思って、「このメニューにある”冷やしうどん”というのは、ドーユーーン?」っと。

すると、「ウーーン、そーよねー、まあ”うどん浮いとるヨーナ・・・・、ナンと言うか・・・」

ここでワタシとお店側に大きなボタンの掛け違いが起こっていたことに、この段階ではワタシは気がついていなかった。

「アアー、あれね!冷たいアレの中にうどんが浮かんどるやつね!」と、ワタシの頭の中では、”アレ”は冷たい出汁のイメージがすっかり出来上がっていた。

冷やしうどん上4
それで出てきたのがコレ!”冷やしうどん”お値段350円。ウッ!と、ここで声が詰まった。

「氷が入っとるから・・・・確かに”冷やし”やしーー???」と、もうこうなると、入れ歯を外した老人のように、「ファッ ファッ ファッ ・・・・・」と、力なく笑うしかなかった。

ここは”手打ち”を謳っているわけではないので、麺は当然に”冷凍麺”に違いない。

でもまあいい、今年の6月15日にシリーズ312番目のお店として紹介した、松山空港近くの東垣生町にある”うどん屋 どんべい”さんのように、客の目のまで冷凍うどんを袋から出して、凍ったままお湯に漬けると言う荒業は使わなかったから。

近頃の”冷凍麺”はよく出来ていて美味しい、そう思いながらいただいた。

従って、これ以降”再訪する意欲がおちて”しまった。いいお店なんですけどね。


今日最後にご紹介するのは、2012年9月10日にシリーズ372回目にご紹介したお店、新空港通りを空港のほうに西進していて、”弁天山トンネル”の手前の信号を北に入って道なりに進んでいると、道路の西側(左手)の”でんえんハイツ”1階にある本格的中華料理のお店”中国名菜 桃花”さんです。(「再訪30 中国名菜 桃花」・「愛媛グルメ紀行」 372

このお店はお父さんは、今テレビなどでお馴染みの”陳健一”さんのお父さんである”陳健民”さんと修行仲間で、本格的四川料理を学ばれた方。

また同じく息子さんは、中華料理界では多分日本一有名な”周富徳”さんのお弟子さんでもあります。

玄関1
こちらがお店の玄関です。その年の夏は、”冷たいラーメン”や”冷たいうどん”を集中的に食べ歩きました。

そこでふと思ったのは、本格的中華料理のお店ではどういう”冷たい麺料理”があるのか?ということです。

お店の玄関脇の小さい看板に”スタッフおすすめ!!”と手書きで書かれた”五目冷麺”です。お値段は750円。メニューには載っていません。

冷麺上4
さて、これがおすすめという”五目冷麺”のたたずまいです。

どうです、さりげない雰囲気の中にも気品を感じませんか。お店の外は、最高気温35度を越す猛暑日でした。

でも店内に入ってこの麺を見た瞬間、涼しげな気持ちにさせられました。

やはり、お料理は皿をキャンバスに見立てた”一幅の絵画”だということを感じさせられます。

しかも、具材と麺とに間には、さりげなく”クラッシュ氷”が敷き詰められている。

小麦粉の美味しさが漂う、ムッチリした食感の麺です。酢加減が効いた、アッサリ目のスープによく合った麺を選んでおられます。

真っ当な中華料理店で王道をいく”五目冷麺”をいただきました。極めて満足させられました。

でもこのお店は”もう再訪出来ません”。その後突然のようにお店を閉められたからです。今は別のお店になっています。残念です。



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あー!大黒屋さん!!

こちらの大将の狩りのお仲間から立派な立派な猪肉を頂いたことがあります。その方から、大黒屋さんでは時期になると大将が自分で狩ってきた猪や、鹿や、雉などのジビエ料理を食べさせてくれると教えてもらったのですが、今日の今日まですっかりお店の存在ごと忘れていました。

もう随分前のことですから今もされてるのかどうか分かりませんが、ボタン鍋の季節になったらちょいと探りを入れてみたいと思います。

…このウドンのお値段から想像すると、ジビエ料理もかなりお安いんじゃないかと…イヒヒヒ

道理で

読女様

おはようございます。

道理でこのお店、店内に鹿や猪の剥製(しかも頭部だけの物)が飾ってある訳ですね。

カウンター席の正面の壁に掛けてあって、こっちを向いて睨んでいるんですよ。3頭いたと思うのですが、食べている間中、じっと見つめられて・・・・・

なる程、狩猟をなさる。それなら、肉はジビエ料理に猪鍋、頭部は食べられないから、立派なやつだけ剥製に。納得ですね。

このお店も、夜は居酒屋さんのようで、お客さんの9割以上が常連さんで占められているといったお店ですね。

お値段は、そりゃあ推して知るべしでしょう!!

No title

麦わらさん、相変わらず普段遣いに通っていますが。最近麺がかなり細くなってややフワフワ気味です。それと冷たいかけうどん系などはかなりしょっぱく感じたりします。相変わらず絶品だなと思えるときもあれば、それなり、イマイチだなと思うときもあって。
最近うどんが荒れているなどと上から目線で言うつもりはないのですが、ランパスへの登場、手打ちのそばも扱う、オムライス、カレーライスなど極端な多品種化等々、店主さんもまだお若いので若干の危惧もいだきつつ見守りたいです。

桃花は末期の頃にランパス利用でマーボ豆腐ラーメンをいただいたら、あまりの出来の悪さに驚いた記憶があります。その後唐突な感じで閉店してしまいましたが。閉店の事情、その後のシェフ親子の動向など、まったく情報がないだけに気になります。

難しい世界

ファットマン様

私の好きな「麦わら」さん、そうなっているんですね!知りませんでした。

最近では、「蕎麦」に蕎麦湯が付いていないと、注文を付けた日以来、行っていません。一度フラッと覗いてみますね。

ただ相手はプロですから、考えてのことでしょうし、素人の私などが口出すべきものではないと思いますので、黙って食べて帰りましょう。

「桃花」さんについては、噂すら聞いたことがありません。閉店理由も全く分かりません。最後はそういう味でしたか!うーーん、残念ですねー!

飲食店経営は、本当に難しいものだと思います。

ところで、昨日、早速「ロシナンテ」さんに行って、お母さんにお話をお聞きしました。その時の記事は、9月10日にアップします。ただ、残念なのは、私自身がパンを食べないので、全く分からない世界です。
何時もの私の記事には全くなりませんでした。

No title

じゅん様

あらっ!珍しいうどんですねー。
うどん県で育った私も見たことないですねー。

じゅん様を5回も再訪させるなんて~
素晴らしく美味しいお店に出会ったということでしょうか?
私もすっかり虜になるような、うどん屋さんに出会えたらと思います。

東京では、まず、日本蕎麦や、ラーメン主流ですので、
うどん通の私としては残念なのです。

少しボヤキがはいりましたねー。(笑)

冷たい天麩羅うどん凄くおいしそうでしたねー。

このところ

ぴんくモッチー様

おはようございます。だいぶ涼しくなって、秋らしい晴れ間が広がっています。郊外に出ますと、南の地域から稲刈りが進んでいまして、それが終わればもう「秋祭り」のシーズンです。

このお店の「冷たいうどん」、これは中々いけますよ。このところ、愛媛では「冷たい○○」シリーズが大流行です。蕎麦は昔から、ざる、せいろなど、冷たい状態で食べる食べ方がありましたね。
ところが、こちらでは「冷たいラーメン:、「冷たいうどん」、「冷製パスタ」が大流行。

「冷たい○○」の特徴は、冷たく冷やしたスープたっぷりの中に、こちらも冷たく冷やした麺を入れて食べようというもの。例えば汁なしの「冷麺」とは、基本的に違っています。

色々なお店に巡りあいながら、「食べ物の旅・人との出会い旅」を続けております。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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