FC2ブログ

「かつれつ亭」・「愛媛グルメ紀行」 736

今日は湊町4丁目にある、松山の老舗中の老舗の”とんかつ屋”さんである”かつれつ亭”さんをご紹介しましょう。


ワタシは”とんかつ”が決して嫌いな訳ではありませんが、通算736店に上る”愛媛グルメ紀行”シリーズ中でも、”とんかつ屋”さんを採り上げるのは3軒目です。


言わばワタシのブログ、”じゅんのつぶやき”の”七不思議”と言っても過言ではないジャンルです。ジャンル分けでも、相変わらず”グルメ紀行・その他”扱いです。


では何故今回、このお店をお訪ねしたのか?それは、ブログ仲間:”のしうめ”さんのコメントでした。((愛媛美味探訪

玄関1
こちらが、千舟町通りからちょいと南に路地を下ったところにありますお店の”玄関”です。


ここに開店されたのは昭和35年と言いますから、創業54年目という立派な老舗です。


昭和35年と言えば、”ダッコちゃん”が大ブームを引き起こした年であり、世界の”ソニー”が世界に先駆けて”トランジスタ・テレビ”を世に問い、”インスタント食品”が世の中に出た時代でもありました。


そういう時代に、二番町にある本店から”暖簾分け”され、開業されました。

テーブル2
綺麗に片付けられて、掃除が行き届いた店内。油を扱う厨房としては、最高水準に磨き上げられています。


厨房内には、店主さんを含め2人の職人さんと、後は3~4名の女性のフロアー係という布陣です。夜はまた違うのかも知れません。


実は二番町の本店にはよく通っていました。あの界隈で20年近く勤めていたものですから。勤務先のビル内に”社員食堂”があって、ずいぶん安く食べることが出来たのですが、ワタシはまだ若かった当時からランチタイムには外食するタイプでした。

メニュー3
これが昔ながらの”メニュー”です。もちろん、お値段は変わっていますが。


二番町の本店に通っていた頃に、決まって注文していたメニューは2つで、その一つは”ひとくちかつ定食”、それにもう一つは”忍び揚げ定食”でした、


今回は、”愛媛県カツカレー支部長”を名乗られます”のしうめ”さんのお薦めで”厚揚げ定食”を注文しました。内税で1594円です。最近財布の小銭入れに、1円硬貨が増えました。


なお”ご飯”と”キャベツ”のお代わりは自由です。

アップ定食4
こちらの画像が、鹿児島県産の白豚ヒレ肉を使った”厚揚げ定食”です。



ヒレ肉”とは、骨盤の内側にあって大腿骨と脊椎骨を結ぶ1対の”棒状の筋肉”であり、非常に柔らかい”赤身肉”を言います。


一頭の家畜から採れる量がわずかですから、最高級の部位で、脂身が付いていませんからアッサリとした味で、柔らかく食べやすいのが特徴です。


その一対の”ヒレ肉”をまるママ使ってあるのでしょうから、まあ贅沢です。

厚揚げヒレカツ5
揚げ立ての香ばしい香りに、鼻腔がヒクヒクと敏感に反応します。いい色合いに揚がっているでしょう。


一皿の上に、一対の”ヒレ肉”が8枚に切り分けられています。


それと”千切りキャベツ”と”キュウリ”と”千切り人参”、そしてトマトとレモンと辛子が付いています。

断面6
先ずは何も付けずに”ヒレ肉”を一枚をいただきました。


「ふーーーー、うーーーん、ホーーーーー・・・!」何も付けなくたって、十二分に美味しく味付けされています。


さて、ここから贅沢が始まります。次にレモン汁を2枚に絞り掛けて食べてみました。レモン果汁がカツの油を相殺してくれて、全く別種の食べ物に変身しました。


出るのは「感嘆符の音だけ!」

辛子7
次の画像の”溶き辛子”を、ホンのちょいと付けて食べてきました。急に刺激的、且つ挑戦的な味に変身します。


ところが、不思議なことに”土台のヒレ肉”の味はビクトもしません。脂身がない赤身の部位ですが、肉自体に豚肉の旨さがしっかり乗っているので、薬味や漬けタレや辛子の個性をどっしりと受け止めているんです。


むしろこの”溶き辛子”は、カツを包んで揚げられている良質のパン粉を活性化させてくれているようです。

ご飯8
定食ですから、”ご飯”自体が美味しくなければ全体が台無しになります。


とことが画像の”ご飯”をまあ見てくださいよ!米の一粒一粒が立っています。


しかも、米の表面が”テリと輝き”で、食欲をソソってくれます。香りだっていい仕事をしています。

味噌汁9
この”味噌汁”の美味しかったことと言ったらありませんでした。


具材は油揚げとワカメと豆腐です。それぞれが仲良く、いい仕事をしています。それもこれも”出汁”が旨いから。


それにこの”味噌汁”、”柚子の一欠”が、そっと隠し味・隠し香的に潜ませてありました。


決して手抜きをしない”手間仕事”の積み重ねが、”大きな感動”を誘うのです。

キャベツアップ10
圧巻は、何と言ってもこの”春キャベツの千切り”ですよ。”シャキシャキ”しているし、”春キャベツ”特有の甘味があります。


これが”お代わり自由”とは・・・・・・・贅沢ですね。


この”キャベツ”、ドレシングを掛けるもよし、レモン果汁を掛けるもよし。何種かの味わい方が楽しめます。


これは、”のしうめ”さんに大きな感謝の意を捧げなきゃ!


「ありがとうございました。」




にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

こんにちは♪

じゅんさん こんにちは♪
お気に入っていただいたようで ホッとしています^^

私が社会人になって はじめて取引先にランチを御馳走になったお店であり メニューなんです。
以来 当時も今も 「厚揚げ」を注文することが ほとんどです♪

キャベツの甘みすら 他のお店と違う印象で 感動しました。
ソースとキャベツで ごはん一膳食べれます(笑)

私にとって 永遠の お昼の御馳走メニューです♪

いやはや

のしうめ様

いやはや、本当に美味しかった!本文中にも書きましたように、700回をとうに超えるシリーズの中でも、不思議に「とんかつ」には縁がありませんでした。でも、もちろん嫌いなメニューではありません。

しかもこのお店の本店(暖簾分けされたから半世紀以上立っていますから、このお店はもはや本店とは別のお店ですが)で頂いていたメニューは2種だけ。

そこで今回、お薦めの「厚揚げ」を頂いたという訳です。満足しました。厚揚げはもちろん、あのキャベツ、お味噌汁、そして辛子などのソース類全てです。

やはり、「縁」がつないでくれたお店でありメニューでした。導いて頂いたことに感謝致します。ありがとうございました。^^
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード