「再訪 238 旬菜処 あずま」・「愛媛グルメ紀行」 740

今日は、御幸町にある”旬菜処 あずま”さんの3度目の訪問をご紹介します。


初めてご紹介したのは、先々月(4月)25日でした。(「旬菜処 あずま」・「愛媛グルメ紀行」 716


二度目のご紹介は、5月28日でした。3ヶ月連続してご紹介するのは、このお店のお料理に魅せられたということに他なりません。

玄関1
これが、例によって目立たない玄関です。


通りがかりに、フラッと立ち寄るというお店ではありません。


女将さんの毎日アップされている”ツイート”を見た客、ないしは常連になった客が集まります。

店内2
今回の訪問が3回目ですが、お店を入るなり、女将さんから「じゅんさん!ブログ拝見しました!!」っと笑顔で迎えられました。


「アレって、毎日のアップ大変でしょう!継続するって本当に難しいですもの」っと。


これで、お店に入ると”じゅん”さんって呼んでもらえるお店がまた一軒増えました。

亀3
この”藁細工の亀”の甲羅は、”すっぽん”の甲羅を使ってあります。この亀君までお出迎えしてくれたような、そういう雰囲気でした。


この日は女将と、女将のご主人である板長さんと、それに別の女性の3人体制でした。


厨房の奥から、その板長さんまでお店に出てこられ挨拶を受けましたので、すっかり恐縮しました。


「いやーーー、前回いただいた”中華そば”が余りにお見事だったので、次は”からすみスパゲッティを!”っと決めていたんです。それを早くいただきたくて、待ち切れなくなって今日お邪魔しました」っと応えました。

メニュー4
これが”メニュー”です。これ以外でも、予め電話で予約しておけば会食、宴会、おもてなし料理など何でも対応して頂けます。

このメニューを見ますと、まだまだこのお店に通い続けることになりそうです。

さて予定通り”からすみスパゲッティ”を注文。さすが原材料が貴重品だけあって、お値段は1200円です。

なおご承知の通り”からすみ”とは、主に”ボラの卵巣”を塩漬け・塩抜き・乾燥させたもので、”日本三大珍味”の一つです。主産地は長崎県や佐賀県です。

三大珍味の残り2つは、福井県産の”ウニ”と愛知県産の”コノワタ”(ナマコの腸の塩辛)です。

これら”三大珍味”は、主に酒の肴として珍重されています。何れもいただいた経験はありますが、個人的に言えばやはり”ウニ”ですね。

からすみスパゲッティ5
さあこの画像が”からすみスパゲッティ”です。


どうです!頂点を極められた”和食の達人”の手になるこのお料理、見事に””になっているでしょう!


お料理の味は当然のこととして、料理人さんに求められるもう一つの大切な要素である”絵心”が、このお皿に表現されています。


ワタシは今まで様々な”スパゲッティ”を、20代の頃から食べ続けていますが、”からすみ”を使ったスパゲッティは初めてです。

からすみスパゲッティ6
オレンジ色の宝石の様に散りばめてあるのが”からすみ”です。からすみの味の特徴は、上質の”チーズ”にようなネットリした食感があり塩辛いのが特徴です。


実はイタリアにの”サルジニア島”には”からすみ”を使ったスパゲッティがあって、”スパゲッティ・アッラ・ボッタルガ”と呼ばれますが、日本で産まれた和風スパゲッティの代表とも言える”タラコスパゲッティ”とは、まあ親戚筋でしょう。


でもこのお店の板長さん「私のスパゲッティは、まあ見よう見まねで作ったものです。和食の一種と捉えて頂ければ」っっとおっしゃいます。つまりオリジナルということでしょう。

アップ7
これに似たスパゲッティと言えば、私の”お気に入り”のスパゲッティ専門店”フォンターナ”さんの”とびっこスパゲッティ”でしょう。


外見は似ていますが、スパゲッティの””そのものと、”麺の茹で加減”が全く違います。”フォンターナ”さんのそれは、所謂(いわゆる)”アルデンテ”に湯掻いてありますが、このお店の””は極めて柔らかい。


有り体に言えば”細うどん”に近い。決して”イタリアンテイスト”を目指されている訳ではありません。


でも、”からすみ”の塩辛さを活かすために、””を湯掻く時の塩分は控えられ、”からすみ”と合わせていただいて、初めてその塩辛さが際立つように調理されています。

麺8
ワタシがどういうブログを書いておられるのかは、既にご存知のお二人。厨房からご主人の板長さんも出てこられて「どうですか?コレは・・・・・?」っと、ご夫婦から見つめられました。


「うーーーん、からすみの塩分を上手く活かされましたね!これは、このお店に来なきゃ味わえない味ですね」っと応えますと、お二人の笑顔が。


この、”麺の腰の無さ”は、ワタシの年代には懐かしい。今の”スパゲッティ”を頭に描いてこのスパゲッティを食べられると「コレは何じゃ!これはうどんではないか!」っと思われるでしょう。


スパゲッティ”という名の、”和食”なんです、コレは。

完食9
すっかり満足して”完食”しました。小気味いい気分でした。


その日も、次から次へと客が入る。大きな看板を掲げなくとも、デカデカと”能書”を垂れなくても、美味しければ客は押し寄せるという好例でしょう。


完食した様子を見ていた店主・板長さん、「またいらっしゃって下さい」と笑顔。


「はい、このメニューを拝見すればまだまだいただきたいお料理が目白押しですから!」っとワタシ。

コーヒー10
すると、女将さん、スッと”コーヒー”を煎れて頂きました。


ワタシはコーヒーを好んで飲むタイプではありませんが、その好意が嬉しいじゃありませんか。


ブラックでゆっくり時間をかけていただきました。しばらく目が離せないお店になりました。





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No title

ゆですぎの貧弱な乾麺にからすみを散らせただけのパスタが1200円。じゅんさんこれ本当にお勧めのランチと思われますか。お店の人のセールストークに乗せられて後に引けなくなっただけじゃないかしら。
このお店のお料理を全部いけないとは言わないですけど、やっぱりケースバイケースじゃないかと思いました。
それとサービスしてくれたコーヒーを写真つきでブログに乗せるのは少し思慮不足。常連客がなんでじゅんさんばかりと不満に思うこともあるかも。自分たちも同じにしてよと言われて,女将さんたちに迷惑がかかるかもとは思われませんか。ブロガーさんには初歩的なマナーじゃないかしら。

3度目の

読子様

今回3度目のコメント頂きありがとうございました。ただ、残念ながら、前回のコメントと全く同様ですが、私のこの記事から、なぜこのような内容のコメントになったのか?どこが、どう結びついているのか?が全く理解できません。

このメニューを「お勧めのランチ」だとは書いていません。このメニューはスパゲッティではなく「うどん」だ!と明確に書いております。お店のセールストーク?どこからそういう発想が出ますのやら?

お店からのセールストークなど全くありません。よしんば、そういうものがあったとしても、私の記事がそういうものの影響を受けると考えられた。笑っちゃいますね。その豊かな想像力は、やはりある意味才能だと思います。

お値段の是非についても、一言も触れていません。私は一般的な食事に行ったのではなく、自分の記事にするための取材に行っています。

このお店のランチメニューは「本日の日替わりランチ」というメニューがあって680円です。その内容の素晴らしさ、コストパフォーマンスの凄さは1回目の記事で書いております。ご参照下さい。

コーヒーの件は、ああ、そういう見方もあるな!っと、これはナルホドと思いました。それ以外は、全て貴方の見当違いと申し上げておきましょう。

No title

このお店の近くのデイサービスセンターに通っている人とたまたまお話する機会がありまして。すると「ウチの施設の昼ごはんはあずまから持ってくるんやで」と言われました。なので私が「あずまの大将はふなやの料理長だったみたいですよ」と教えてあげると、「ほんまか!」と驚いてました。
ご高齢のことゆえこのおじいさんの話もほんとかどうかはっきりとは分かりませんが、「今度運んでくるおばさんに聞いてみるわ」などとあずまトークで盛り上がりました(笑)。私も一度日替わりを食べに行ってみないと。

あの日替わり

ファットマン様

おはようございます。そうでしたか!お店の前を通った位では、店内のお料理の様子は伺い知ることが出来ないお店ですね。奥まっていますし、お店の雰囲気からでは内容の想像がつきにくい。

でも、ここの女将さん、毎日ツイッターで当日の2種類のランチ画像をアップされています。内税で680円です。

この日替わりランチは、味、コストパフォーマンス共にお薦めです。手抜きされていないことがわかると思います。ぜひ一度お試し下さい。

なお「カラスミスパゲッティ」は、好みが分かれると思いますので、単に懐かしさを求めるなら試してみるのも面白いかと。(笑)
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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