「再訪 239 海鮮鉄板 大のじ」・「愛媛グルメ紀行」 741

今日は先月(5月)8日にご紹介したばかりの、東部環状線沿いの束本1丁目に、昨年12月に開店された”海鮮鉄板 大のじ”さんの二度目のご紹介です。(「海鮮鉄板 大のじ」・「愛媛グルメ紀行」 722


約1か月後に再訪しご紹介するということは、1回目の訪問の印象が極めて良かったということを意味します。


初回訪問時の記事をアップした時、ブログ友:”ファットマン”さんから「画像を見る限り、いつもじゅんさんが書かれている”能書き大書系”のお店の様に・・」っという、非常に鋭い指摘を頂きました。

玄関1
お店の玄関の”大看板”を見る限り、ワタシが最も嫌う”能書大書”型のお店ですね。通常であれば、先ずお店を訪問することは無いタイプです。


ところが今年に入って、ある企業の社員とコンビを組んで仕事をするようになり、にわかに仕事に忙殺される日々を送っています。


ユックリ、取材メインでお店選びをする時間的心理的余裕がなくなり、つい”近場”のお店を選ばざるをえない環境になっています。


それと、前回止む無く飛び込んだこのお店の、味の素晴らしさと接遇の見事さに一度でファンになってしまいました。”能書大書”型の中でも、例外的にいいお店があることに気が付いたのです。

店内2
店内に入って席につく前に、厨房にいらっしゃったこのお店の女将さんに来店を告げ、座るつもりの席も告げました。


前回、その天性の”接遇の見事さ”に唸らされた、フロアー係の若い男性(男の子と称しても似合う)が、その日はいませんでした。


女将さん自らがお水を席まで運んで来られて、こう言われました。「最近お越し頂いたばかりなのに、今回もお越しいただき大変ありがとうございます」っと。


ワタシは1ヶ月前に一度来ただけの客です。しかも、女将とはほとんど言葉を交わしませんでした。それなのに。「エッ!覚えておられたのですか?」っと驚いてお聞きしました。


「ええ、覚えておりますとも。お座りになった席も、前回と同じですねッ!」っと。飲食業の方々の注意力の凄さに脱帽です。

メニュー3
これが”ランチメニュー”です。前回は”ミックスフライ定食”(エビ、ハモ、クジラ)を頂き、感動的に美味しかったことを思い出しました。


それを女将さんに告げますと「ウチは実は”魚の卸商”が本業です。全国にお魚を卸しています。ですから新鮮なお魚を、皆様に直接お安く提供したいと思ってこのお店を開きました。特にウチは”ハモ”には自信があります。」っと。


でも”ハモ”は前回”ミックスフライ定食”でいただきましたので、今回は”カサゴ煮付け定食”を選びました。お値段は880円(外税)です。

カサゴ煮付け定食4
でもお料理が運ばれますと、メインの”カサゴ”の立派さに目を剥きました。うーーーん、やはり魚卸商だけのことはあります。


カサゴ”はメバルの仲間で、全国で様々な言葉で呼ばれていますね。愛媛では”ホゴ”と呼び習わしていますが、関西地方では”ガシラ”です。


今は亡き””に連れられて、当時の”南宇和郡”の方に”ホゴの穴釣り”に行って、バケツ一杯のホゴを釣ったことを昨日のように思い出しました。


でもこの大きさのクラスの”ホゴ=カサゴ”は、釣った経験がありません。メバルも美味しい魚ですが、同じく”カサゴ”も白身の美味しい魚で、”煮付け”は代表的な料理例です。


その他の料理法では、鍋料理や味噌汁、塩焼き。洋食では”ブイヤベース”に使われたりします。

カサゴ5
まあこの”カサゴの煮付け”をご覧になって下さい。どうです?立派でしょう!


しかも新鮮さが一目で分かります。身がプリプリしていて、はちきれんばかりです。カサゴの身自身も美味しいのですが、皮と身と骨の間にあるゼラチン質のプルプルした部分が美味しいのです。全部しゃぶって食べ尽くしました。


薄味で煮られていますが、”カサゴ”の上品な旨味を活かし切る調理です。

サラダ6
こちらの”野菜サラダ”の素材も、新鮮そのものです。食感がシャキシャキとしていて見事です。


女将さんに店名の由来をお尋ねしました。すると「魚の卸商(本業)を示す帽子のマーク””から採ったんです」っと。


卸売市場で見かける、お店のマーク入りの帽子があって、その帽子を被っていないと市場に入れない、アレです。市場によっては、帽子の色で”卸商”や”仲買商”を見分けることが出来るようになっていますし、それぞれが帽子には自店のマークを入れています。

ブロッコリー7
この”ブロッコリー”は、やや硬めに湯掻いてあって、そこにマヨネーズ(?)で和えた”明太子”が掛けられています。


単純に湯掻いたブロッコリーに、ドレシングとかマヨネーズではなく、一手間掛けて調理されています。


明太子”のプチプチした食感と、ブロッコリーの食感の合わさった””が楽しめます。

煮物野菜8
この青物野菜とキノコの”おひたし”だって、手間暇掛かっています。


恐らく”青菜”ではないかと思うのですが、その青物野菜としめじを一度湯掻いて、その後”出汁”に浸して、食前に絞って供せられています。


出汁”に浸す過程から”おひたし”と呼ばれます。出汁の加減が何とも言えず、青菜としめじの素材を活かしています。

揚げ物甘酢餡かけ9
素材に使われている魚の種類は分かりませんが、このお料理も手が込んでいます。


骨を取り除いた魚に軽く衣を付けて、さっと揚げられた後、更に”甘酢餡”を掛けられました。


この”甘酢餡”の加減が絶妙なのです。揚げ加減もいいので、カリッとした食感にネットリした甘酢餡が効果的でした。

ご飯10
それにこの”ご飯”の”テリ”と””を、まあ見て下さい。


一粒一粒が照り輝いているでしょう!「◯◯産の米を使っています!」などという”能書大書”はありません。


和食定食で”ご飯”自体が美味しくなくては、おかずが美味しくても魅力が半減します。がっかりさせられます。


ところがこの”ご飯”、噛めば噛むほど甘くなる。美味しいお米の条件です。このお店の”ランチメニュー”には、まだまだいただきたいメニューが沢山残っています。


しばらく通い続けることになることでしょう。「ご馳走様でした!」



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まいろですー!

ずいぶん立派なカサゴですね!
お酒が欲しくなりそうです。(^-^;

驚きました

おーちゃん様

おはようございます。記事アップ早々のコメントありがとうございます。

頭も大きかったので、目の下の肉など全部しゃぶりつくしました。
「酒のアテ」には最適で、酒が旨いでしょうね。

ところが、私30年間、一日も欠かさず酒を飲んできましたが、先月で酒を一切やめました。そのあたりの事情は6月20日の記事で詳しく書きます。

今日一日がおーちゃんさんにとって、いい日でありますよう!

おはようございます

なるほど。魚の卸商さんがやっているお店なんですね!それと知るとホゴの煮付けの画像がさらに美味しそうに見えてきたりして(笑)。821円のハモフライ定食もとても高コストパフォーマンスなんじゃないかと興味津々です。
それと例の大書看板の真ん中に書いてある海鮮鉄板というのも気になりますね。お昼の定食には鉄板焼きはなさそうですけど。元がお好み焼き屋さんだけに各テーブルで焼くのか、それとも焼いて持ってきてくれるのか。
いずれにしてもいっぺんランチタイムに行ってみたいです。

是非に

ファットマン様

確かに看板には異論がありますが、意外や意外、お料理の内容と質、それにお値段の3つのバランスが素晴らしいと思いました。それは二度とも同じ感想です。

魚は余り得意ではありませんが、やはり美味しい魚は当たり前に美味しいですね。単純に。

鉄板焼きは、昼間だけなのか、夜もそうなのかは聞き漏らしましたが、厨房の大きなセンター鉄板で焼いたものを、各席の鉄板に予め火を入れておいて、テーブルの鉄板まで運んで来られるようです。

ぜひ、このお店自ら自信があるという「ハモ」を試して見て下さい。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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