「愛媛グルメ紀行」を振り返る 128

今週の土曜日の”愛媛グルメ紀行を振り返る”シリーズは、一作年(2012年)の初秋頃にアップした382号から384号までのお店です。


先ず最初”に振り返るお店は、2012年9月25日にアップした382番目のお店、中央通りから海の方に向かい迎賓館があったところを降りてきて、ファミリーマートとふるみつ食堂がある交差点を北に上れば直ぐにある”手打ちうどん 福磯”さんです。2度目のご紹介です。(「再訪37 手打うどん 福磯」・「愛媛グルメ紀行」 382

玄関1
ここに開業して7年、その前がJR駅前でやっていましたから通算10年のお店です。

今では、すっかり三津を代表するうどん屋さんとして、地域の人々の支持を集めておられます。

山かけうどん厨房4
これが冷たいうどんの”ぶかっけやまかけうどん”、お値段600円。

極太麺の上に長芋を摩り下ろし、その上には生卵が。出汁は別の徳利に入っているのでそれを全体に廻しかけた。極々シンプル、要はうどんの麺を長芋摩り下ろしと出汁でいただくという物。

ただ残念ながら、””がただ硬いだけ艶も弾力もない

ワタシの個人的感想に過ぎませんが、”手打ち讃岐うどん風”の固い=腰があるという、最悪の誤解!の典型例のような・・・・・・。

でもこのお店の一番のウリは、女将さんの人柄でしょう。心に和みを与えて頂けます。

ただ、”再訪しません”。ワタシの好みのうどんではないからです。


二番目にご紹介するお店は、2012年9月21日にご紹介した380番目のお店、三津の神田町にある”高見屋”さんです。(「再訪38 高見屋」・「愛媛グルメ紀行」 383

場所は、三津の”厳島神社”のまん前です。三津”厳島神社”は、規模も大きく昔から神社の前には門前町が栄えていました。

玄関1
席はカウンター席を入れて21席しかありません。ですから、4人掛けのテーブルは相席が当たり前、誰一人文句を言う人などいません。

こうやって、戦前(第二次世界大戦)から戦争で中断を余儀なくされました戦中を経て、終戦直後、今の女将さんのお母さんが再開し、それからでも”60年間以上”続いています。

鍋焼きうどん7
今回は最初から忘れ物を取りに帰るつもりで”鍋焼きうどん”600円を注文しました。

さあ、お待ちかねの”鍋焼きうどん”が届きました。テーブルに運ばれた時は、まだ鍋の中がグラグラ沸いていますので、お店の方も布でアルマイトの鍋のもち手を掴んで、慎重にテーブルの鍋敷きの上に乗せます。

アルマイトの鍋からはみ出しそうになるまで、具材などが盛りだくさんに入っています。終戦直後に(このお店は戦前からですが)スタートした、街の食堂の甘い甘い(当時は甘い=美味いだった)出汁です。

瀬戸内のイリコの旨味が存分に出た出汁の味です。みなさんこれを啜りたくて詰め掛けています。

このお店はまだ”再訪したい”と思っています。何か、どこか味わい深いものがあって、それに浸りたいと思うからです。


今日最後にご紹介するのは、2012年9月27日にシリーズ384回目にご紹介したお店、旧国道196号線を北条に向かって北上する途中にある”堀江港”前にある”堀江港 みなと食堂”さんです。(「再訪39 堀江港 みなと食堂」・「愛媛グルメ紀行」 384

みなと食堂”は、旧の国鉄が広島県呉市の”仁方港”と愛媛県の”堀江港”を結ぶ連絡線”仁堀航路”フェリー航路を開始しましたが、その翌年の昭和41年にこの堀江港で誕生の産声をあげたのです。今から46年前のこと。(記事掲載当時)

玄関1
そして昭和和57年7月1日に、赤字を理由に航路が廃止され36年間の幕を閉じました。ですから、今の堀江港には過去の活況は見られません。

でも航路廃止以降、却ってお客さんが増えたというのが今日再訪した”みなと食堂”さんです。

中華そば7
さて、いよいよお待ちかねの”中華そば”480円です。間違ってもラーメンではありません。

業暦46年を経た街の食堂の”中華そば”です。具材は至ってシンプル、教科書に載ってもおかしくない。モヤシ、わかめ、チャーシュー、刻みネギ、そして中華そばの定番”ナルト”です。

最近涙腺の緩んだワタシは、目の奥を熱くしながらスープを啜った。フ フ ホッ・・・・声にならない声が。

このお店の”鍋焼きうどん”と二枚看板を張っている、この”中華そば”の味。一朝一夕には出来るものではない。

このお店、これ以降も何度も”再訪する”ことになります。何時お伺いしても得るところが多いからです。



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おはようございます

私はみなと食堂はレトロなようでいて、内装や自動ドアなど実はかなり専門家の手が入っているような気がします。それに対して松屋や日の出食堂などはまったく昔のまんまの超天然系みたいな感じ。立地条件やお若い後継者さんがおられることなど、それぞれ事情がちがうからでしょうか。
まあ松屋さん以外は数回しか行ったことがなくあくまでも印象としてですが。いずれにしても安くておいしい中華そばや鍋焼きをたべさせてもらえたらありがたいですね!

レトロ

ファットマン様

挙げられた3軒の店も、「レトロ」という括りで言えば様々でしょう。

先ず外観や内装から言えば、「みなと食堂」さんはそれなりに改装をされてきていますので新しいですね。それ以外のお店は、内装もレトロ。

ところが、味とメニューについて言えば、3軒とも頑なに受け継いできたものを守っておられます。ですからこちらの面では三者ともレトロと言えると思います。

それと、指摘されたように、後継者が育っているかどうかが、最後の大きな分かれ道ですよね。活気という点で個性が出ています。

ただ、例えば「みなと食堂」さんにしても、お客さんが自分のお店に何を求めているのかはご存知ですし、味作りにポリシーを持っておられますから、期待に応えることができているのだと思います。

どうか、いつまでも期待に答えていただきたいと望むばかりですね。

高見屋

こんばんは

高見屋さんは、去年の9/28に行ったのが初めてでそれから4,5回行っています。
基本的には、中華そばとうどんを同じ店で出しているところは行かないのですが、知り合いに連れて行かれました。
野菜がタップリのスープがとても美味しくて、それから行くようになりました。
また、行ってみたいです。

みなと食堂は、抹茶のソフトクリームを食べに行ってちょっとがっかりだったのでそれから行っていません。
中華そばが美味しそうですね!
是非行って食べて見たいです。

みなと食堂

ふなこ様

高見屋さんは、やはり何と言っても「中華そば」ですね。あの野菜たっぷりの中華そばは癖になります。何度も何度も通って、県外に出られた方も松山に帰ると立ち寄りたくなる、そういうお店ですね。

みなと食堂さんも、中華そば、私大好きです。ソフトクリームはいけませんでしたか。(笑)私は、甘いものに関しては、余り深い関心がないものですから^^

ぜひ中華そばもお試し下さい。そして、毎回くどいように言いますが、みなと食堂さんの「巻き寿司」。これもぜひ味わって見て下さい。私は松山一だと思っています。

行ってきました。

こんばんは

今日のお昼に行って来ましたが、巻き寿司は売り切れていました。
中華そばとばら寿司とおでんを食べてきました。
次回は、是非巻き寿司と鍋焼きうんどんを食べたいと思います。

おおおおお

ふなこ様

おおおおお、そうですか!港食堂さんで、中華そばとばら寿司とおでんを。^^

それはよかったです!!!^^^

でも「巻き寿司」が売切れていたのは、大変に残念でしたね。あの「巻き寿司」の三つ葉の香りを楽しんで頂きたかった。

でも、何時でもチャンスはありますからね^^
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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