スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「再訪 252 本場中華料理 長楽」・「愛媛グルメ紀行」 763

今日は久しぶりに仕事の谷間に当たりました。忙しい時は、近場のお店しか訪問できません。


そこで、山西町の”本場中華料理 長楽”さんの3度目のご紹介ということで、三津の清住との町境、”済生会病院”の正面まで足を伸ばしました。過去のご紹介は以下の通りです。(「長楽」 真っ当な「B級グルメ店」 78)・(「再訪31 本場中華料理 長楽」・「愛媛グルメ紀行」 373


私は通常枝松界隈にいますから、南環状線からフライブルグ通りを経て新しい空港通りを西に折れ、弁天山トンネル手前を新田高校の方角へ北上します。言わば、松山の東の端から西の端まで、市内を斜めに横断することになります。

玄関1
これが、”済生会病院”の正門に面したお店の玄関です。


この店の店主さんは前回の記事で採り上げたように、親の代で”第二次世界大戦・太平洋戦争”に巻き込まれ、その騒ぎの中で中国大陸に渡られていました。


そして”敗戦”の日を、中国・福建省・”長楽市”で迎えられました。


なおこの話は、お店の奥様に店名由来をおうかがいして「”長楽”は、中国の故郷です」っというお話から、私が想像したことで、事実と違っている部分があるかも知れません。


このお店の店主さんが日本の土を踏んだ時、僅か14~15歳。まだ中学生でした。よくぞご無事で帰還されました。

メニュー2
辛うじて命を拾い、ご自分の本来の郷里、日本の地に降り立った時「これから先、どうやって生きていくか?」という問題に直面されたのではないか?と想像します。


そこで九州で”中華料理”を学び、この地に店を出し(当初の出店場所は三津)三津地区の貴重な台所となりました。


前回いただいたのは”棒棒鶏冷麺”(バンバンジーレイメン)でした。メニュー表は、その2年前のものと同じでしたので今回は普通の”冷麺”を注文しました。お値段、2年前と同じ750円(内税)です。

冷麺3
さて上の画像が、季節限定メニューである”冷麺”です。


この画像を自分で見直してみて、このアングルと同じアングルで前回も”棒棒鶏冷麺”を撮したことをリアルに思い出しました。つまり、同じ席に座ったということです。


お料理が出されたのを見て、ちょっと後悔しました。と言いますのは、前回の”棒々鶏冷麺”と余り変わったところがなかったからです。でも食べてみて、全く別のお料理だということが分かり、それは単なる杞憂に終わりました。

冷麺4
日本の中華料理店の、夏の風物詩的なシーンが目の前にありました。


「ニッポンの夏」という名キャッチコピーで一躍有名になった”金鳥の蚊取り線香”の、あのプーンと漂ってくる線香の香りを嗅げば「ああ、そうかー!もう夏なんだ!」って条件反射的に思います。


同じように、中華料理店はもちろん町中の食堂や喫茶店、果てまたラーメン店でさえも、この季節になりますとテーブルやカウンターではお馴染みの風景がコレです。

冷麺5
言葉が適切かどうか分かりませんが、”正調冷麺”ここにあり!っという佇(たたず)まいです。


先ず彩りをご覧になって下さい。錦糸卵の黄、紅しょうがの赤、キュウリの緑、ハムの茶、棒々鶏の白と鮮やかに花開きました。


正に”定番”に徹したの感ありです。安心して、馴染んだ味を味わうことができる。それは見た瞬間から分かります。

冷麺5
上の画像が、前回いただいた”棒棒鶏冷麺”(バンバンジーレイメン)です。


このお料理は、明確に主役を決めて後は脇役に徹しさせる食材の扱いと盛り付けです。


前回の食後感は、以下のように表現しました。<このお店の”棒棒鶏冷麺”は、粗野な感じすらしました。でも力強さを同時に感じました。>


<”棒棒鶏”も、これでもか!という位の迫力で盛られています。鶏の皮の粘り、皮と肉の間のゼラチンのトロミ、そして蒸された鶏肉。そのままでは淡泊な味の鶏肉が、濃い目・酸っぱ目のタレで引き締まった味に変身している。>っと。


そしてそこに、このお店のオーナーシェフの苦闘を私は感じ取ったのです。

ハム6
一方こちらの”冷麺”には落ち着きと余裕が見て取れます。ほとんどのお客さんが「やっぱり、夏は”長楽の冷麺”だよなー!これを食べんと夏が来た気がセン!」っと、呟いている・・・・・・・ような・・・・・・。


麺と具材とスープのバランスがすこぶるいいですね。それぞれの食材も、キチンと存在感をアピールできる力量を持っています。


ハム”だって、ありふれた食材ではありますが、鮮やかな切り口を見せてボリューム満点です。

バンバンジー7
もちろん、お得意の”棒々鶏”(蒸し鶏)も健在です。全体に”生姜”の香りが行き届いていて、清新な香りが夏を彩ってくれています。


キュウリだって、もうシャキシャキですよ。瑞々しいから、キュウリ独特の香りも充満します。


スープは勿論”酢味”なんですが、酸っぱすぎずまろやかです。これなら、劣勢の私の胃でも、難なく喜んで受け入れてくれました。

麺8
特にこの””、いい”麺”を使われています。モッチリ感にあふれていて、スープの酢味や力強い具材たちに負けてはいません。


”の艶と言いますか、テリを見ただけでその”麺”の持っている力が分かります。この料理は”サラダ”ではないのですから、主役はあくまで””なんだ!っということがよく分かる。


店内は、地域の家族連れ、仕事中の作業着のお兄さんたち、おじいちゃんとおばあちゃん、それはもう様々ですが、皆さん”勝手知ったる我が家”といった風に、それぞれのお気に入りを食べておられました。

完食9
ですから、アッという間に”完食”ですよ。


何時ものワタシなら、スープも残さず飲み干してしまうのですが、酢味だけが苦手なので少し残しました。


仕事が順調だと、食欲まで順調のようです。満足しきってお店を後にしました。



にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 松山情報へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

3年前

じゅんさん、こんばんは!

3年程前に母親が済生会病院に入院していたので、夜に様子を見に行ったついでに
数回この店で食事をした事があります。

僕はいつも酢豚のセットでしたが、今までに食べた酢豚では一番美味しいと思っています。
いくら餡をからめていても肉がばさばさの店もありますが、ここのは肉がジューシーで、しかも酢もキツくないんです。

萱町の龍王亭が閉店した今は僕の中では
この店が酢豚No.1です。

不思議に

ガド様

深夜にこんばんは。このお店は、丁度済生会病院の真ん前ですからね。そういう事情でしたか。私はもう両親とも旅立ちました。ガドさんは、精一杯親孝行為さって下さいね。

さて「酢豚」でしたか!ガドさんが書かれたことで、一つ思いついたことがあります。そう言われてみれば、この「愛媛グルメ紀行」シリーズも800回近くまで来ましたが、今までに一度だけしか「酢豚」を注文していませんでした。

たった1度というのは、山越1丁目にある、超繁盛店のお店”四川飯店”です。もう3年以上前でした。

考えてみれば、普通にどの中華料理店でも必ずあるメニューなんですけどね。不思議です。

そしてこのお店の「酢豚」、ナルホドお肉がジューシー!それは嬉しいですね。パサパサしていたら泣きたくなりますものね。一度試してみたいと思いました。ありがとうございました。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。