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「再訪 267 日の出食堂」・「愛媛グルメ紀行」 785

今日は古三津5丁目、伊予鉄高浜線の”山西駅”の駅前にある”日の出食堂”さんの3回目のご紹介です。


過去2回は、何れも今年に入ってからの紹介です。(「日の出食堂」・「愛媛グルメ紀行」 709)・(「再訪 249 日の出食堂」・「愛媛グルメ紀行」 755


今日は一人での訪問でした。(実際に訪問したのは、7月21日の祭日でした)

玄関1
こうやって玄関の前に立ちますと、どこにでもある”駅前食堂”っといった風情のお店です。


でもそれが、4ヶ月間で3回の訪問を繰り返す。「何でだろう?・・・・・・・・?」っと、自分でも思います。


ここでふと、思い当たったとことがあります。昔ながらの”食堂”に足繁く通う、その対象となるお店には何かしらの共通項があります。


例えば既に5回も紹介している、堀江の”みなと食堂”さん(「再訪 224 堀江港 みなと食堂」・「愛媛グルメ紀行」 705)、3回ご紹介している本町7丁目の”松屋”さん(「再訪 221 松屋」・「愛媛グルメ紀行」 698)、など、それぞれのお店には、ワタシが”会いたい人”がいます。


もちろんそれ以外にも、そのお店のお料理が”好き”だということも大きな共通項です。

メニュー2
さてこのお店です。このお店で”会いたい人”は、そうです!83歳で今なおバリバリの現役、”きよばあば”さんです。


前回お伺いした時、以下の様な会話を”きよばあば”さんと交わしています。


<「メニューには”サラダうどん”ってありますが!」っと話し掛けますと、「そうそう、その”サラダうどん”はナーーー、”麺”からしてその”鍋焼きうどん”とは違えとるケン!一回食べに来てみてや!」っと。>その時、再訪をお約束していました。


今回はその約束を果たしにお伺いしました。

おでん桶3
年季の入った”おでん桶”です。


関西の”おでん”は、出汁の色が薄いお店が多いように思いますが、このお店の”おでん出汁”は思いっきり黒い。


まるで”コールタールの海”のようです。でもこれがこのお店の”おでん”の美味しさの秘密です。

おでん4
この画像を見ると、前回と同じ”スジ”を真っ先に選んでいました。一番好きな”おでんネタ”なんです。


それとこの日は、”きよばあば”さん曰(いわ)く「味のシュミた卵」をいただきました。黄身の中まで色黒く味が染み渡っています。


3年や5年では、この”おでん”の色にはなりません、味は出せません。

サラダうどん5
さあて、来る前から注文を決めていた”サラダうどん”がこれです。これは”サラダ”そのものでした。お値段、これで550円ですよ。(内税)


”が見えません。麺を探しながら、”きよばあば”さんの息子さんにお尋ねしました。なお、今回お店にいる3人の内の”きよばあば”さん以外の2人の関係も分かりました。


男性が息子さん(私より1歳年下)で、女性はその奥さんでした。「前回お伺いした時、”サラダうどん”の麺は”鍋焼きうどん”の麺とは変えてあると仰いましたが?」っとワタシ。

サラダうどん6
「ええそうなんです!ウチが仕入れている”麺屋”は研究熱心で、それで小麦粉は讃岐産100%を使った”稲庭うどん”風の、特別な””を作ってくれたんです。それを使っています!」っと息子さん。


その””のお話は後で再度触れるとして、まあ器の全面をキュウリやトマトや他の葉物野菜が覆い尽くしています。


「夏場はやはり、お客さんに”野菜”を食べて欲しい!っと思ってこのメニューを。そこの、野菜類で特に拘っているのが”サニーレタス”なんよ!、ソレ、”レタス”でやってみたけど美味しく出来んのよ!」っと息子さんの奥さん。


「そうそう、拘りと言えば出汁にツコートル”醤油”ね!ソレ、千葉県から取り寄せてツコートルんよ!」っと息子さん。

混ぜた8
先ず大量の”生野菜”から取り掛かった。うーーん、シャキッシャキしてて新鮮。”素朴を絵に描いたよう”なお味でした。


しかもでしゃばっていない。野菜たち「オレが主役だ!」っとは言っていない。ちょっと甘目の”和風出汁”との相性がいい。ただ、若い方にはややパンチ不足か?


「出汁が、コレ、全体に合ってますね!バランスがいい!」っとワタシ。  「ええ、それにお酢を加える人もいます。人それぞれですね」っとは奥様。


今日の”きよばあば”さんは、厨房の奥の上がり框(あがりかまち)に腰を下ろして、ワタシたち3人の会話をニコニコしながら聞かれていた。

うどん麺8
さて先ほど””の説明で”稲庭うどん”の話が、息子さんから飛び出しました。


その”稲庭うどん”については、昨年9月に以下のような記事を書いています。(県外特別編・京都「名代 おめん」・「愛媛グルメ紀行」 594


上の画像は、その時の記事で採り上げた京都の”名代 おめん”というお店の”稲庭うどん”です。”三大うどん”の一つです。


この画像でも分かるように、”稲庭うどん”の特徴は、①:国産小麦100%を使うこと、②:平打ち細麺であることです。


そしてこの”稲庭うどん”、冷たいうどんとして食べるとその魅力を発揮する””です。ですから”夏うどん”には最適です。

麺9
さて、上の画像がこのお店の”サラダうどん”用に開発された”特製麺”です。


なる程、”讃岐小麦100%”を使い”平打ち細麺”という、”稲庭うどん”のお約束通りの””です。これが”喉越し良し!”なんです。


このお店の”鍋焼きうどん”の麺は柔らかい麺でしたが、この”麺”はキリリと引き締まった麺で、微かに麺の甘味もあります。弾力も失っていません。


「コレ食べにナ!・・・・知り合いなんじゃけど、この季節になると市内から電話がかかって、アレ置いといてくれ!今から食べに行くケン!っと、ソーユー友達がおるんよ!ウフフ、夏場は何時でも用意しとる、ユーノニなー」っと。

完食10
きよばあば”さんが、喉掘って「食べに来てや!」っと言う訳です。


業歴64年の老舗食堂と言えど、こうやって”新しい味”にチャレンジされているんです。


暑さが増した昼下がり、ノンビリお話をお伺いしながら”いい時間”が過ごせました。”きよばあば”さんの、終戦(実際は敗戦)前後のお話もタップリお聞きすることができました。


食堂”で過ごす、濃密な時間。それはいただく食品に加えて、なくてはならないお店の”魅力”です。



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食堂

こんにちは

町の食堂は何故かいいですね!
自分も高松に居た頃は、客先に行くと近くにある食堂に行っていました。
棚からおかずを取って、ご飯と豚汁を注文する。
おかずを取り過ぎると、とんでもない値段になる。
食堂は本当に良かったです。

昔ながらの、町の食堂は大切にしたいですね。

稲庭うどん!バイト先のメニューにありました。冬でも冷たくしてお出しするのが不思議で大将に聞いたら「この麺は冷やしてこそなんだ」と。豆腐はその日の気温によってオススメの食べ方が変わるのに、このうどんは不思議だなぁと思ったのを思い出しました。

さて今日は素敵なタイミングで会えてビックリ!首がすわり、長く外出できるようになったらぜひぜひ抱っこしてやってくださいませ。
しばらくは外食できない日々となりますが、じゅんさんのブログで食べた「つもり」を楽しませていただきますね。

No title

私も行ってきましたよ!具だくさんの中華そばをいただきました。きよばあばさんも元気にはたらいておられましたよ。多分1台分しかなさそうな駐車場に止められてラッキーでした、他に駐車場はなさそうですよね。
最近ではある種の有名店みたいな扱いにもなっていて少し緊張しましたが、まったくの近所使いの食堂といった感じで常連さんと店主さんたちが盛り上がっておられました。

平打の細麺なのにキリリと引き締まってコシがあるとはただ者とは思えません。そんなすごい製麺所さんなら他のうどんも本格派にすればいいのに、などと突っ込むのはやめときましょうね。あえて腰抜けうどんにしておられるのかもしれませんし(笑)。

本当ですね

ふなこ様

私などの世代は、おかずケースに作りおきのおかずが入れてあって、それを温めるなどという発想など無く、冷たいままでも美味しいと思って食べていました。

それが、間違いなく一つの時代を作り担っていたと思うんです。

どんな小さな町にも、食堂はありました。今のように味がどうだ!とうるさいことなど言わず、「ああ、やはりお店で食べると美味しいな!」って素直に食べましたもの。

ぜひ、少しでも長く頑張っていただきたいですね。精出して食べにお伺いしましょう。

グッドタイミング

くく様

お嬢ちゃんの誕生おめでとうございます。お話はお聞きしていましたが、まさか今日会えるとは!

くくさんご夫婦との初めての出会いもフォンターナさんでしたね。それ以降、仲の良いお二人を見るにつけ、何時も微笑ましく思っておりました。

そこに赤ちゃん誕生のニュース。それをお聞きした時も、それはそれは嬉しく思いましたが、今日はいきなりお嬢ちゃんにご対面とは、感動しました!

ご主人のあの目尻!デレデレでしたね!よーーーーーー~~~く、分かります、その父親になった喜び。

これからは、家庭が「ゆうか」ちゃん中心に回っていきます。それが、不思議なものです。あんなにちっちゃいのに、家では間違いなく主人公になっちゃうんですから。ゆっくり、じっくり愛情を育みながら、子育てを楽しんで下さいね。

ブログで知り合ったご夫婦では、私にとって3人目の赤ちゃんでした。私の夢は、その3人の赤ちゃんを、何時か機会に恵まれれば抱っこしたいということです。頬擦りをしたいということです。

どうか、そういうチャンスに恵まれることを夢見ています。「ゆうか」ちゃん、コンニチハ^^

おおおお、行かれましたか!

ファットマン様

おおおおお、行かれたんですね!遠いところまで。

そうなんですか?「ある種の有名店みたいな扱いになってる」って?知りませんでした。何だか普通にお伺いしていたのですが。

でも、それが「きよばあば」さんを含んで、お店の方の力になればいいことですよ!

特別に旨くて旨くて、体を震わせるという訳ではないのですが、やはりお店に入ると、お店の世界に身を委ねるように自然になってしまいます。

持論ですが、こういうお店は「時間」を、「時代」を同時に頂いているのだと思います。

なおこのサラダのようなうどん、稲庭風うどんですが、松山では食べさせるお店が余り無いと思います。今まででは1軒だけしか経験がありません。今シーズン、ぜひお試し下さい。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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