「再訪 268 気楽中華 楽仔(ろくちゃい)」・「愛媛グルメ紀行」 786

今日は、来住町の農免通り沿いにある中華料理店”気楽中華 楽仔(ろくちゃい)”さんの3度目のご紹介です。


過去2回のご紹介は以下の通りです。(「気楽中華 楽仔(ろくちゃい)」・「愛媛グルメ紀行」 441)・(「再訪 78 気楽中華 楽仔(ろくちゃい)」・「愛媛グルメ紀行」 457


実はこのお店の3回目の訪問は、仕事上の相棒の提案でした。「Hさん、今日は行ってみたいお店があるんですよ!そのお店の前をお昼時車で通ると、駐車場が何時も一杯なんです!その理由を確かめたくて」っと、息せき切って言いました。


彼のこの飽くなき好奇心と、何事にも果敢に立ち向かう挑戦者魂が彼の今の仕事を支えています。ワタシとのコンビを考える時、ワタシが彼の”好奇心”を晴らすお手伝いをし、ワタシはワタシで彼の”挑戦者魂”のお裾分けを頂く。

玄関1
このお店の店名”楽仔(ろくちゃい)”の意味は1回目の記事でご紹介しましたが、<皆でワイワイ言いながら食事を楽しもう>というほどの意味です。


このお店の自己紹介はこうです。「IT IS CHINESE CUISINE SPECIALTY STORE」であり「WHERE EVERYONE COMFORTABLY TASTES」なんです。


その大意は、直訳そのものですが「このお店は特別な中華料理店です。私たちは皆、満足する味をご提供します!」っということでしょう。

店内2
実はこのお店の近くに、中華料理界の巨人”餃子の王将”の松山1号店が開店したばかりです。今のとこと、連日行列ができています。


常識的に考えれば、そのお店の影響を受けないわけがありません。


ただワタシは、一種の確信めいたものを持ってお店に入りました。入店したのは午前11時30分。店内は、ワタシが予想したとおり、正午前後にはほぼ満席になりました。


では、あのとてつもない”巨人”であるお店との競合はどうなっているのか?それが、今回訪問してみた目的でもありました。

セットメニュー3
このお店のメニュー構成は、当日のランチメニューを中心に、多種多様な”セットメニュー”が並びます。


このお店の当日のランチメニューを含む、多彩な”セットメニュー”の内容が充実しています。


しかもご飯はレギュラーサイズが既に”大盛り”となっていますし、お値段も880円以下に抑えられています。


つまり、主菜と副菜があってそれにスープとご飯が付いているのは当然として、レジ横に”サラダバー”と”ドリンクバー”があって”サラダ”と飲み物が取り放題です。

サラダバー4
こちらが”サラダバー”の様子です。この横に”ドリンクバー”もあります。


お客さんは席について注文を通すと、明々が席を立ち上がってそのコーナーに向かい、サラダを大盛りに持って席に帰っています。


農免道路を行き来する様々な車種の車が駐車場を埋めていて、お客さんは近隣のサラリーマンから、車でこのお店に通っている常連客が多いようにお見受けしました。


なお以前このお店の記事をアップした時「このお店は撮影禁止のはずでは?確認して撮影しましたか?」っというコメントを頂いたのを覚えていましたので、撮影することをお断りしたところ”快諾”していただきました。


皆さん”勝手知ったる我が家”風に、新聞や雑誌を見ながらリラックスしながら食事をされています。一人客はの字型のカウンター席に、複数客は4人掛けの椅子席で。

酢豚エビ天セット5
この画像が、ワタシが注文した”酢豚エビ天セット”で、お値段は880円(内税)です。


愛媛グルメ紀行”シリーズ、この号で786番目です。その中で”中華料理”にカテゴリーしたお店は約110店舗ありますが、実は”酢豚”を注文したのは今回が2回目です。1回目は当日のランチメニューに含まれていたので、積極的に注文したのはこれが初めてでした。


無意識に注文した後で、何故”酢豚”を注文したのかの理由に気が付きました。それは先月(7月18日)にアップした山西町の”本場中華料理 長楽”さんの記事に頂いたコメントです。


時折コメントを頂く”ガド”さんが、その長楽さんで頼むメニューは決まって”酢豚のセット”と書いておられたことが頭の隅に残っていて、とっさに注文に出たのでしょう。

酢豚6
別に”酢豚”が嫌いなメニューという訳ではありませんが、中華料理店では概ね”麺類”を注文するワタシとしては、ご飯物メニューでは明確に”これが好み”というメニューがないために、結果的にそれの注文が少なかったのでしょう。


どうです?この”酢豚”、美味しそうでしょう!大ぶりの”酢豚”が5~6個入っていて、それに人参とタケノコ、玉ねぎ、いんげん豆そしてキクラゲがその内容です。


それらが”甘酢餡”にマッタリと絡まっていて、それぞれ素材の持味を出すよう、野菜は一度”油通し”されています。この”油通し”という下準備の技法は、野菜のシャキッシャキ感と甘さを最大限引き出す””です。


それが基本通りに出来ておりますので、人参とタケノコのシャキッシャキ感の違いが明確に分かりますし、玉ねぎと人参の甘さも十分に出ていて、いんげん豆とキクラゲは適度なコリコリ感が活きています。

エビ天7
こちらが”エビ天”ですね。


エビ天”は、背ワタを取ったエビを事前にボールに入れて塩をし揉む、更にそこに”片栗粉”を加えてよく揉み込んであります。この過程でエビが綺麗に掃除されおりますから、シンプルなエビの味が楽しめます。


エビを包んでいる衣には、鶏卵とペーキングパウダーが入っていますからフンワリ軽やかな揚げ衣に包まれています。


中華料理は、火が入って中華鍋が振られ始めてからの時間はアッという間ですが、上に書いた丁寧な下準備がその完成の決め手です。その点、このお店は全く申し分ありません。

スープ8
”スープ”は卵スープでした。


単純なことですが、”スープ”はそのお店のお料理の味の決め手でもあります。


スープが旨ければ、そのお店のお料理の味の水準はまず間違いないと思います。もちろんこのお店、スープも美味しかった。

ライス9
この”ご飯”だって、艶があって美味しいご飯の条件が整っていました。


残念だったのは、何時もは”少な目”と頼むのの、この時はそれを忘れていたこと。最近かなり、食べる量が増えてはきていますが、流石にこの”大盛り”は少し残してしまいました。お店に申し訳ないことをしてしまいました。

オレンジジュース10
オレンジジュース”を飲みながら、お店全体を再度見渡してみました。全国最大手のチェーン店進出の影響を軽微に留めることができている要因を考えるためです。


このお店、このお店でないと食べることが出来ない、などという珍しいメニューがある訳でもありません。街場のどこの中華料理店にでもある、日本人に慣れ親しんだメニューが中心です。お値段が特別に安いわけでもありません。接客に目を見張るといった派手さもありません。


でも三々五々、お客さんが詰めかける。その理由を何か一つに絞ることは難しいと思いました。


味・適度なボリューム・メニュー構成・お値段・スピード感・気取らないサービス・清潔で片付いている店内、それらの総体で居心地よく美味しく、そして腹一杯食べられる。言わば基本通りでしょう。


それをキチンと提供し続ける。このお店、飲食店の”王道”を歩かれている。そこに、このお店の揺るがぬ強さを見た思いです。



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不思議と分かる

じゅんさんこんにちは!

文章の始めに「一種の確信」とありましたが、初めて入った店でも上手くいっている店やお客さん達に親しまれている店は不思議と分かりますね。

そしてサラダバーもあるんですね、人よりやや沢山食べる僕のような人には「チョイたし」ができて便利だと思います。

近くに大手チェーン店ができたようですが個人の店にはチェーンには出せない詫び錆びを武器に頑張って欲しいと思います(笑)

どう捉えるか!

ガド様

このお店は3回目の訪問でしたので、既にメニューの種類や味やお値段は知っていました。

そこへ、近くに大手中華料理店の出現。(そのお店を呼んできたのは私ですので、複雑ですが)でも、その大手店が開店する前から、このお店は、決して大きなダメージは受けないだろうと確信していました。このお店の、総合力を知っていたからです。

大手競合店や、大手安売り店が近くで開店して、それで「売上」が減ったとします。

「売上減少」の原因を、「大手競合店が出来たから、安売り店が出来たから」とか、「最近は景気が悪いからだ、だとか、消費税が上げられたからだ」という風に、外部の要因に求めようとするお店があります。

これは間違った判断です。「自分のお店の外の要因で、自分のお店の売上が減った」と考え、そこで納得しても、何の改善にもなりません。

自分のお店の売上高回復には全くつながりません。

そうではなく、「売上が減った要因は、自分のお店自身にある」と捉えられれば、「じゃあ、どこを改善すればいいのか?何から手を付ければいいのか?」という、問題解決の糸口発見につながります。

このお店は、絶えず自店の改善点はないか?もっと美味しいものが提供できないか?もっと多くの人に喜んでもらえるサービスはないか?

このお店をじっくり観察しますと、そういう視点をもって運営されていると思いました。

ぜひ、頑張っていただきたいお店です。

初めまして。

じゅんさん初めまして。
ブログ、楽しく拝見させて貰ってます。
いつも“拍手”のクリックだけだったのですが、
昨晩「楽仔」へ行って来たので報告を(笑)
午後20時前、
「餃子の王将」は店外までお客さんが待っており、
丁度、ブログで見たばかりのコチラのお店を思い出して初訪問。
閉店1時間前でもロの字カウンター席以外は満席、
厨房に一人、配膳も一人のお二人で
営業されてました。
これは出てくるの遅いかな…なんて
思ってましたが、
10分以内にはお互いの定食が揃いました。
八宝菜唐揚げセットにしたのですが、
海老やイカなど火の通り方も絶妙で、
大満足でした。
連れはラーメンセットで、
トロミのあるタイプの醤油味でした。
まだまだ気になるメニューが多いので、
また機会があれば報告します!(笑)

嬉しい報告を

クイック_クエンチ様

初めてのコメントありがとうございました。今までも見て頂いていたようで、感謝いたします。

そうですか!昨晩「楽仔」さんに行かれた。私の記事とはグッドタイミングでしたね。

しかも、私はランチだけの記事を書いていますので、行かれた時間帯のことは全く分かりませんでした。でも、今日頂いたコメントで、その様子がリアルに分かってありがたく思いました。

更に「餃子の王将」さんの状況もキチンとおさえて頂いた。これでこそ、私の書いた記事が生きました。

最近思うのですが、私の記事は私一人で書いているのではなく、読んで頂き、コメントまで頂いた方との二人三脚、五人六脚で書いているのだと。その意味で、今日のコメントもまさに、私に脚を貸して頂きました。感謝する所以です。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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