「再訪 257 道後温泉 ふなや」・「愛媛グルメ紀行」 771

今日は道後の老舗旅館”道後温泉 ふなや”さんの”川席”の2度目のご紹介です。丁度2年前にご紹介しております。(「道後温泉 ふなや」・「愛媛グルメ紀行」 352


また”道後”という由緒ある地名由来に付きましては、昨年40回に渡ってご紹介しました「松山市の地名・町名由来」シリーズの最終回40番目にご紹介しております。(「松山市の地名・町名由来」・「道後」 40

東屋1
この画像が”川席”の前を流れる疎水です。この川は、”石手川”が岩堰(いわぜき)のところから支流に分かれてここを流れ下り、それが護国神社の前を西に流れ、途中”大川”という河川名になって”馬木池”の西を北上し、最後は”和気湾”に流れ込みます。


つまり、川席用にしつらえた川ではなく、活きている川です。この辺りには、季節になりますと”ホタル”が舞います。


ここからほど近い所に”義安寺”という寺があります。「道後姫塚」という地名由来が生まれた””です。(「松山市の地名・町名由来」・ 「松江町・喜代町・道後姫塚」 29

蚊遣り2
その”義安寺”は、夏に”ホタル”が乱舞する寺としても有名です。


天正13年(1585年)当時、中予地区を治めていた守護大名”河野通直”は豊臣秀吉の四国征伐で滅ぼされますが、その時河野家の家臣団がその”義安寺”境内で自刃し果てました。


その腹を切った家臣団の魂が大きなホタルとなって、主君を偲んで夏になるとここ道後地区の夜空に乱舞すると言われていますが、同じホタルがこの”川席”でも見られるということです。


2年前と同じく、「日本の夏、金鳥」というキャッチコピーで有名な蚊取り線香が”蚊遣り”に入って、我々一行を待っていてくれました。

お重3
さて”川席”で出されますお料理、”三段重”で供せられます。この日は蒸し暑く、一杯目の”ビールが旨かった!


先月(7月11日)にアップしました、西垣生町の”今出港”(いまずこう)を望むところにある、”たこめし 三原”さんの時には、断酒をしていたのでお酒を飲みませんでしたが、その為にその場が余りにも淡々と終わってしまった反省で、今回は断酒の例外としてお酒もいただきました。(「たこめし 三原」・「愛媛グルメ紀行」 759


やはり皆さんが飲む席で、「酒は十分すぎるほど飲めるにも関わらず、胚を伏せる」というのは、社会生活を営んでる者としては如何なものか?っと思い、この日は「郷にいれば郷に従え」ということにしました。”ビール”が旨い!って嫌というほど知ってるんですから・・・・・・エエ・・・・・・。

上段4
この画像が”三段重”の”上段”の重です。


内容は、右奥の1時の方向から時計回りに、”すずき唐揚げ”、”イサキ幽庵焼”、”甘長唐辛子”ときて、真下正面6時の方向に茄子とオクラ、その上に”媛っこ地鶏東寺巻き”が配されています。


更には、手前左下7時の方向に”蛸旨煮と和物”が別の器に入り、そこから上にあがって9時の方向には南京と厚揚げ、右上11時の方向に至って”だし巻き玉子”と”才巻海老”とゴボウが入れ込まれています。


彩りと言い、食材や盛りつけといい、そしてもちろんお味といい、川のせせらぎを聞きながらいただくお料理としては申し分ありませんでした。


ただ今日の献立ですが、上段から下段そして別盛に至るまで、2年前のお重の構成・献立とほぼ同じ内容でした。

中段5
この画像が”中段”のお重です。


こちらの内容は以下のとおりです。3つの皿の上の皿は”栄螺(さざえ)酢物”と銘打ったもので、その中身は”鱧(はも)湯引き”、”栄螺胡瓜(さざえきゅうり)”、”コリンキー”で、全体は梅肉醤油です。


コリンキー”とは耳慣れない名前ですが、かぼちゃの仲間で上に黄色く見えるものがそれです。生の状態で薄切りされていました。


右下の皿には”南蛮漬け”が入れられ、左の皿には”荒ら焚き”が入っていました。全く申し分ないのですが、”上段”のお重とビールとお酒で、もうこの時点でお腹が一杯でした。


従って、それぞれのお皿をつくつくのが精一杯でした。こんな時、”蛇腹の胃袋”さんが居てくれたら!!

下段6
さて”下段”のお重です。


こちらのお重は、主にご飯物、香の物。そしてデザートが入っております。


先ず右上は”香の物”ですね。その下が”穴子押し寿し”です。この”穴子”がまあ見事な煮方をされてて、ホッコリとした食感で甘い!


左上は”笹巻きご飯”です。お米はもち米ではなくうるち米でした。この重は、”穴子押し寿し”を1個食べただけで、後は全て若手に寄付しました。


左下は”甘味”です。これも若手の胃袋に直行しました。

お刺身炙り7
さてさて、上の画像は一体何だとお思いでしょうか??


これ実は”お造り(刺身)”なんです。でも、普通の刺身とは見た目が違うでしょう?


そうなんです!ワタシは生の魚、つまり”お造り(刺身)”が苦手なので、ワタシの皿だけ”炙ってもらった”ものです。


炙ってその上に塩が降ってあって、更にレモンが付いています。これが旨かった!!!

茶そば9
この画像は、”お造り”と同様ですが、”別盛”の中の一つとして出された”茶そば”です。


この”茶そば”は、出汁が甘くて・・・・・・・うーーーん、マーーー何というか、人それぞれでしょう。


蕎麦は当然に伸びていたし・・・・・

果物10
この画像も”別盛”の一皿で”果物”です。


ご覧のとおり、メロンとスイカとぶどうに、ミントの葉が一葉。おしゃれに出てきました。もう動けないくらいにお腹いっぱいになりました。


まあ贅沢の一言で、それなりに会社が上手くいっている証でしょう。今年はワタシも多少貢献出来ているカモ・・・・・



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断酒‼

そうそう。命に関わる病気でもないなら、あんまり意固地になるよりも
たまにたしなむくらいの方がかえって体にも心にも良さそうな気がします。いい加減は好い加減って言いますものね。

暑くて暑くて、冷房がないところで食事するのはノーサンキューな今日このごろですが、こんな風流な場所ならちょっと気持ちが動きます♡
お料理も美しくてさすがでございます。

じゅんさん、行ってきましたよ♪
たこめし三原さん。
タコ三昧で飲んできました。
タコの刺身、美味しかったな~
そのまま大の字になって昼寝したいようなあの雰囲気も大好きです。




私の場合

読女様

酒に関して言えば、元々飲む習慣はなかったのですが、前前職の時の仕事のストレスから逃れたいがための飲酒でした。それが習慣化したということ。ところが、この歳になって、仕事上のストレスなど無縁になりましたので、飲む理由がなくなりました。
それで、あと5年間は現役(ストレスがない仕事)で仕事をすることを決めましたので、5年間だけ断酒することに。

でも飲めない体質ではないし、人間関係が私の唯一の財産ですので、それを再優先すると、読女さんが書かれましたように「好い加減」を大切にしながら、TPOを考えて対処すればいいと考えています。

さて「ふなや」での川席です。お料理は当然として、飲むときの環境といいますかロケーションといいますか、或いは舞台ですね。これは大切だと思いました。「どういう情状況で、誰とどう飲む?」か。それによって、お料理もお酒も味が変わってきます。その意味で、いい舞台に恵まれました。

そうですか!「たこめし三原」さん、行かれましたか!!満足なさったご様子で何よりです。あの「たこ刺し」おいしかったでしょう!分かります。

生の魚介類が苦手な私でさえ、その旨さに唸りましたもの。
あの三原さんも、「舞台」ですよね。いいお料理といいお酒になった。それは、取りも直さず読女さんご自身が素敵な舞台に映えたということでしょう。嬉しいお話をありがとうございました。

No title

おはようございます。
豪華なお弁当でうらやましいですねえ。普段会社の皆様ががんばっておられるご褒美ってことですよねえ。

護国神社や御幸寺の前の川は、このふなやの流れから続いているんですね。あのあたりも水がきれいで小さい魚が泳いでいたりしますよ。そして松屋の角のところで196号線沿いに折れて、鴨川中学付近で伊台のほうから流れてきた大川と合流して堀江の海に注ぐと。
なんか普段は地形とか川の流れとかあまり考えもしませんが、このブログがきっかけになってグーグルマップとか見入ってしまいましたよ。

川の流れ

フォットマン様

「道後ふなや」の川席は2年ぶりでした。ここに座りますと、「ああ、贅沢している」っと実感します。仕事上の励みになりますね。

こういう席では意外と食が進まず(その代わりに酒がすすみましたが)、上の段を全部食べただけで、中の段と下の段はほとんど若い同僚に。

さてここで見られる川です。仕事柄、川を見ると「どこから流れてきて、どこに流れ込むんだろう?」っと好奇心が湧いてきます。

「松屋」の前の川が、細い川であるにもかかわらず「大川」という河川名であることは知っていました。でも、あの川が和気まで流れていっているとは、今回調べて分かりました。その点グーグルは便利ですねー。^^

昨年、40回に分けて「松山の地名・町名由来」を書いたお陰で、飲食店を紹介するときでも、その地名のエピソードが語れるようになりました。これも、ファットマンさんから頂いていたアイデア、グルメシリーズと地名由来シリーズのコラボの一貫です。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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