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「自家製パスタ洋食堂 マルブン」・「愛媛グルメ紀行」 802

今日は、問屋町に7月28日にオープンしたばかりの、”新しい洋食屋”を目指されている”自家製パスタ洋食堂 マルブン”問屋町店さんをご紹介しましょう。


このお店、オープンするや、たちまち松山の”洋食シーン”を席巻して、早くも松山で今最も”ホットな洋食屋”さんとして話題を集めております。

建物1
こちらが、問屋町の中にあるお店の建物です。この建物、元々は卸売業者の”倉庫”でした。


それを、余り手を加えない改装をなされ、”倉庫”という新しい”食のシーン”を創造されました。


ワタシがお伺いしたのは、開店後ほぼ1ヶ月を経過した平日のお昼前です。雨の日でした。


でも、女性客を中心にお昼を過ぎると、広い店内は満席に埋まりました。それどころか入り口の外には、立って待っている客まで。雨の中を、です。

店内2
これが広い店内の、倉庫らしい”高い天井”です。屋根の梁は剥き出しの鉄骨。

実はこのお店、開店される前からワタシはひょんな事情で知っておりました。西条市小松町を本店とする”マルブン”の四代目社長さんから、直にこのお店の”コンセプト”の一端をおうかがいしていたのです。

問屋町に新しいお店を出されるとお聞きした時、「石窯を構えられての、本格的イタリアンを目指されるのですか?」っと、M社長さんにおうかがいしました。

すると、「いえ、石窯は持ち込みません。松山市内には、もう”石窯”は珍しくなくなりました。多く出来過ぎました」っと、M社長さん。

そしてこう続けられました。「今考えているのは、”倉庫”をそのまま、余り手を加えず利用したいんです」っと。

「じゃあ、今回の新しいお店はイタリアンではない?」っとワタシ。

「いえ”イタリアン”でもあるのですが、それ以上にウチの”洋食屋”という原点を、ジックリ見つめ直した、”食堂”という業態のお店にしたいんです!」っと。それがこのお店でした。

メニュー3
これが”ランチセット”の4種メニューです。日替わりになっています。


パスタは、自家製の生パスタを使っておられます。本来であれば、一も二もなくその”パスタランチ”メニューを選ぶのですが、子供が”好きなもの”を最後に取っておく。その心境そのままに、この日は手始めとして”メインディッシュランチ”を選択。お値段は両方共1130円(外税)です。


つまり、最初から次こそは本命の”好きなもの”、つまり”パスタランチ”を目指して再訪しようと決めて、このお店に来ていました。


マルブン”さんの味の確かさは、小松町の”本店”(「マルブン 小松本店」・「愛媛グルメ紀行」 765)さんで、そして市内朝生田町の”トラットリア ナトゥーレ ナトゥーラ”(「TRATTORIA nature natura」・「愛媛グルメ紀行」 200)さんで十分知っているからです。


当日のランチは、それぞれ2種づつ、4種のメニューが”ランチセットメニュー”の下の方に差し込んでありました。その中から選んだのが”チキンのカツレツモッツァレラチーズ焼”というメニューです。

サラダ4
こちらはセットに含まれる”サラダ”です。一見無造作に見えますが、ワタシには初見の野菜が多種入っており、”地産地消”を、この”サラダ”に於いても実践されていることをうかがわせる内容でした。


パリパリシャキシャキです。お隣のカップルが、同じサラダを食べていましたが、その”パリパリ”と野菜を噛む音がこちらまで届くのでは?っと思わしめる新鮮さです。


このお店、開店1ヶ月にして満席は当たり前、”待席に人が溢れる”状況を、一体どうやって創りだしたか?ここからが、”ワタシの観察”です。


それは、一般的に言う”広告”に頼るのではなく、”フェイスブック”などの”Web”関連ソースを駆使され、所謂(いわゆる)”口コミ”効果で、極端に言えば瞬時に客が押し寄せるお店作りをされた。


このお店の陣頭指揮を執っておられるのは、四代目社長さんの息子さんである常務さんです。確実に世代代わりをも意識されていると見ました。

チキンのカツレツモッツァレラチーズ焼5
さてこれが2種ある”メインディッシュランチ”の中の”チキンのカツレツモッツァレラチーズ焼”とご飯です。


結構大きめの”チキンカツレツ”が4個入っていて、それに付け合わせの”野菜”です。


ところで、店内は元々倉庫でしたので、普通のレストランの感覚から言えば広い面積があって、お客さんの収容能力も高いお店です。と言うことは、お店のスタッフの数も半端な数では運営できません。


ところが、厨房にもフロアーにも、若くてキビキビ働く”スタッフ”で溢れているのです。今、新規開店で最大の問題は、業種を問わず”スタッフの確保”です。従業員対策は、確か、四代目社長さんの娘さんが担当なされていたと承知しております。


このお店を含めた”マルブン”さんの企業としての”ポテンシャルの高さ”を、このお店のスタッフ数に垣間見た思いがしました。

チキンのカツレツ6
さあて、グズグズ言うのはここまでにして、目の前のお料理に取り掛かりましょう。


どうです?”モッツァレラチーズ”が焦げた香りが、皆さんまで届いていませんか?お腹が減った!という感になりませんか?


4個の”チキンカツ”が食欲を誘っています。”カツレツ”は、元々フランス語の”コートレット”を語源にしますが(トンカツやチキンカツ、メンチカツなどの”カツ”は、全て同じ)、明治期に日本に入ってきた調理法です。


今の”洋食”の、言わば故郷的メニューなんです。このお店が”洋食堂”を標榜される所以(ゆえん=理由)がこのメニューに見て取れます。


なお、画像右上を斜めに横切るように添えてある”緑の長い野菜”は、後で説明します。この形を覚えておいて下さい。

チキンのカツレツアップ7
1個1個のチキンが、丁寧に揚げられていて、そこに”モッツァレラチーズ”を乗せ、一度オーブンで焼かれ、出来上がり前に”デミグラスソース”をたっぷり惜しげも無く回し掛けられ、その上に更に”パセリ”が散らせてあります。


先ずモッツァレラチーズの焦げた香り、デミグラスソースの濃厚な香りが、否が応でも食欲をそそります。


しかも、周囲を埋めたお客さんたちの、ざわめきにも似た一種の喧騒、ナイフやフォークのカチャカチャいう音、スタッフさん達の元気のいい復唱の声や、キビキビした動き。


それら全てが、目の前のお料理をいただく際の心地良い”BGM”となっています。戦後、日本人は焼け跡の中から、ドラム缶の底を鉄板にして””を焼き始め、復興の狼煙(のろし)を上げました。


その活力と、飽くなき食欲が今日の日本を築き上げました。そういう”原点”を思い起こさせてもらえるお店です。

チキンのカツレツ断面8
こちらは”チキンのカツレツ”の断面です。淡白な鶏肉を、ソースとチーズでいただこうという趣向です。


そしてその意図は見事に味に現れ、デミグラスソースの味の深みと広がりを十分に堪能させてくれる逸品に仕上がっていました。


食堂”なんです!これなら、”ご飯”が何杯でもいけそうです。ワタシのように一人でお店に来ているお客さんは見かけることが出来ませんでした。


ですから、仲間内、友達同士、女子会、旧・女子会、家族、職場の元同僚など、無数の組み合わせのお客さんたちが、複数のメニューを注文し、参加者で互いに”シェア”している光景が繰り広げられています。

ポテトサラダと空芯菜9
こちらが、メインディッシュのプレートに乗せられた付け合わせの野菜です。


手前に見えるのは、言わずと知れた”ポテトサラダ”です。敢えて”無骨さ”を演出された?と思わしめる仕上げと味でした。


これは”食堂のポテトサラダ”なんです。レストランのそれとは、明らかに一線を画す作りをされています。メニューの隅々まで、このお店の”コンセプト”が活かされています。


さて、記事の途中で触れた、メインディッシュプレートの右上を斜めに横切って置かれた”緑の長い野菜”、コレッて何だと思います?


これは中華料理の食材としてはよく使われる”空芯菜”という野菜を軽く揚げられたもの。”空芯菜”は、””自体のシャキシャキした食感を楽しむ野菜です。ですから、その持ち味を殺さないよう、飽くまでも”軽く”揚げられています。面白い食感と味でした。

ご飯アップ10
最後にこの”ご飯”を、まあご覧になって下さい。”食堂”の屋台を支えるのは”どんぶり飯”ですよ!


その”どんぶり飯”が不味かったら、全体がぶち壊しになっちゃう。


ですから、この”ご飯”ですよ。この””の、”色艶”をご覧になって下さい。


ワタシは、「米」を常食とする国に生まれたことに感謝するとともに、このような見事な”ご飯”に接する度に深い喜びに包まれます。



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敷居が。

じゅんさんこんにちは!

ムムム…所謂オシャレなお店ですね?

「唐揚げ4個」で思い出しましたが、愛大と松大の近くにある食堂の唐揚げ定食は、
大人の握りこぶし大の唐揚げが4個と同じ大きさのクリームコロッケが2個、茶碗に軽~く一杯分のナポリタン、サラダ、ゴハンは大盛りを注文したのですが、一合以上、二合以下くらいの量がありました。
これで一人前です…ハイ、残しました、さすがに…

こういう店専門の僕ですから、こちらのようなオシャレなお店は少々敷居が高いかな…
今日の記事の、文字と文字の間に然り気無く書かれてありましたが、「旧女子会」、それはつまり…(笑)

恐るべき

ガド様

その、愛大と松大の間にある食堂とはどこなのか?興味津々ですね。

ただ、最近胃袋が大きくなって、やっと「普通盛り」がいけるようになったレベルなので・・・・・・

<大人の握りこぶし大の唐揚げが4個と同じ大きさのクリームコロッケが2個、茶碗に軽~く一杯分のナポリタン、サラダ、ゴハンは大盛り>

この件(くだり)には、ちょっと大げさに言えば戦慄を覚えました。私ならそれを目に前にすれば、怖気づいて後ずさりし、玄関を押し出されると思います。

その意味では、このお店は華麗で華奢な女性好みのお店でしょうね。でも、女性に連れられた男性もそこそこいて、店内のにぎわいは、それはもう大変なものです。

店作りにおいては、敷居が高いということはないと思いますが、周囲の景観から考えれば、普通は男性1人では入らないでしょうね。(私は平気)

だから、女子会、旧・女子会などの各種集まりも、にぎやかでした。ええ、もちろん、その・・・・・・旧・・・・・・・・っと言うか・・・・・そのーー・・・・・ええ、そうです、エエ。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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