「イタリアンキッチン Tia‘ cano(ティアカーノ)」・「愛媛グルメ紀行」 812

今日は藤原町の”バナナ館1階”に、今年4月にオープンしたばかりの”イタリアンキッチン Tia‘ cano(ティアカーノ)”さんをご紹介しましょう。


この建物と言えば、八百屋市場のイメージが湧いてきます。ところが、バナナ館の1階にはこのお店の他に、”中国料理 胡挑”というお店も入っていて、すっかりお洒落な装いに生まれ変わっています。

玄関1
こちらが、お店の玄関です。お店の前にも駐車場はありますが、先ずはふさがっていると思います。


この建物の上は自走式の駐車場になっていますので、車の場合はそちらに駐められることになるでしょう。お店の方に駐車券を見せると、2時間が無料になるチケットをもらえます。


お店の外装は、まるで”南イタリア”の風景です。お店自体も”南イタリアン”を謳っておられます。

店内2
店内は、とにかく広い。恐らく50人ほどは収容できようか?という広さなんです。そして、開業してこの日で約7ヶ月。(実際に訪問したのは8月末)家族連れや、若いカップル、或いは女性のグループ客で8割方客席が埋まっています。


店内の陣容は、厨房に3人とフロアスタッフが2名。厨房の3人の内、女性が2名で後は男性です。店主さんは壮年と言った感じですが、後のスタッフは皆さんお若い。キビキビと心地良く立ち振る舞われています。


店名の”Tia‘ cano(ティアカーノ)”の意味合いを、若いスタッフ男性にお聞きしますた。するとワタシが座ったテーブル席の横にひざまずかれて、こう説明されました。


「実はその言葉、”造語”なんです。本当は”Tia cana”という言葉を使いたかったのですが、文字の最後の””を”o”と表記してしまって。本来の意味は”お客様を幸せにする”なんです」


「でも間違ってしまった”Tia cano”も、語感がいいよね!ってことになり、更に2つの単語の間に””を入れたんです。遊び心なんです!」っと、笑顔で。


こういう質問をして対話をしますと、初対面でも一歩懐に飛び込んでいけます。これがワタシの”方法”の一つです。

ランチメニュー3
この画像が”ランチメニュー”です。先ず基本的メニューは3種です。


つまり”パスタセット”と”ピッツァセット”、そして”グラタンセット”です。その3種のセットの豪華版が別に用意されていますので、全部で”6種のランチセット”ということです。


そしてパスタもピッツァもグラタンも、それぞれ数種のメニューが用意されていて、飲み物メニューと共に選択します。


ワタシは5種の”パスタメニュー”の中から、”大葉の冷製ジェノベーゼスパゲッティ”を選びました。この”パスタメニュー”も季節によってその内容が変わるようです。セットのお値段は1200円(外税)です。

サラダ4
パスタセット”には、選べるパスタと飲み物が付いていますが、その他にも画像の”サラダ”と、焼きたての”バケット”も付いています。


これがその”サラダ”です。彩りも食感も違っている、新鮮な野菜が供せられました。


フロアスタッフの男性にオーナーシェフさんの来歴や、スタッフの事情をお尋ねしてみました。


すると「○○ホテルの、イタリアン部門の料理長を務められ、今回独立されました。スタッフはお話があったように足りないんです。なんとかギリギリ揃えて。でも全~~~然足りていません!」っと。


現在どの業種でも必要数のスタッフを集めることに四苦八苦されています。そういう状況下においても、昼間で4人のスタッフを揃えられたのは、オーナーシェフの力量と人脈の深さゆえでしょう。

バケット5
こちらが、焼きたてのの”バケット”です。3枚、カリカリに近い状態で焼いてあります。


このまま食べても良し、上の画像のサラダをバケットの上に乗せて食べてもなお良しです。


ちょこっと小腹を満たしておくには、ちょうどいい量でしょう。(この時点で全部食べてしまったことで、最後に”後悔”する羽目に陥りました)

大葉の冷製ジェノベーゼスパゲッティ6
さてこの画像が”大葉の冷製ジェノベーゼスパゲッティ”です。これに期待していました。普通の”ジェノベーゼスパゲッティ”は頂いたことありますが、”冷製”で、しかも”大葉”も使われているというのは初めてです。


ジェノベーゼ”はご承知のようにイタリアの北西部にある都市”ジェノヴァ”で生まれたソースで、”生バジル”と”松の実”と、チーズとオリーブオイルからできています。そこに”大葉”を加えられた。


冷製スパゲッティ”なので、冷やされた透明のお皿で供せられました。透明なので、下のテーブルクロスの柄と色が浮かび上がって見えます。


皿の図柄を意識して見せる料理に、”てっさ”、つまり”フグの薄造り”があります。フグを薄く削ぐように引いて、”伊万里”などの”大皿”に盛り付けてあります。この場合は、完全にお皿に書かれた”絵付け”を観るために薄く切って(引いて)あります。(もちろん、薄く切った方が、フグの旨みを堪能できるからでもありますが)


果たして、このお店の”冷製スパゲッティ”は、テーブルクロスの柄を見せるために透明のグラス皿にされたのか?

大葉の冷製ジェノベーゼスパゲッティ7
遠目では、スパゲッティの色合いなどが見えにくかったので、近寄って見ました。スパゲッティの””が異様に少ないのでは?とも思ったからです。


するとこの”お皿”、単なる平皿ではなく、お皿の中央部分に”凹み”があります。その凹みの部分にスパゲッティが半ば収まっていました。面白い供し方だと思いました。


お皿全体に”パルメザンチーズ”が振りかけられ、スパゲッティの周囲にはミニトマトが彩り良く配されています。


そして一見無造作に、ちぎられた”バジル”の葉が四方に置かれ、スパゲッティのトップには”ミント”の葉が一葉置いてあります。お洒落ですよね。

麺アップ8
パスタの具材は、茄子とズッキーニとパンチェッタでした。”ジェノベーゼ・ソース”に”大葉”が刻み込まれて和えられています。


オリーブオイルとバジルとミントと松の実と大葉、それにオリーブオイルの香りが芳しい。ソースの”ネットリ”感が何とも言えない食感を生み出しています。


ちょっと一言では言い表せない、重層的な味わいです。ワタシは好きな味です。

麺9
スパゲッティの茹で加減も申し分ありません。麺をフォークで取って口元まで運びますと、”ジェノベーゼ・ソース”がズルズルと付いてきます。


今日は一人でしたから、一人でほくそ笑みました。これなら、どなたをお連れしてもいい!そう思いました。


さて、どなたがご一緒して頂けるか?

ジェノベーゼソース10
これが美味しさの根源である、”大葉入りジェノベーゼ・ソース”です。どうです!この色合。美味しそうでしょう?いや、”美味しい”んです。


大きなお皿の中央部、凹んだ部分にこのソースが溜まって残っていましたので、フォークからスプーンに持ち替えて、綺麗にこそげ取りました。


このメニューの要諦は、この重層的香りを放つ”大葉入りジェノベーゼ・ソース”にあるのですから、当然です。最初に出された”バケット”を残しておくんだった!!っと悔やみましたが、時既に遅し!でした。


これはリベンジせざるを得ませんね。




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プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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