「串揚げ 串仙」・「愛媛グルメ紀行」 801

今日は、本来であれば”愛媛グルメ紀行を振り返る”をアップする日ですが、予定を変えて、昨日の”800号”記念の流れで、新しいお店をご紹介しましょう。(なお”愛媛グルメ紀行を振り返る”は、明日の日曜日にアップします)


さあ今日から、”900号”、そして”1000号”を目指した”縁探し旅”の再スタートです。


その”縁探し旅”に相応しい”ご縁が繋がった”お店が、二番町2丁目・内海ビル1階にあります”串揚げ 串仙”さんだったんです。


ワタシは夜外出することは稀ですし、ましてや夕食とういのも珍しい。なぜそうなったのか?


それは、ワタシのブログでもメインテーマとしています”愛媛グルメ紀行”にコメントを頂いている”読女”さんと、このお店で”晩餐”(ばんさん=美味しいお食事)を楽しむ機会を得たからです。


読女”さんから、初めてコメント頂いたのは、6月17日にアップした以下の記事からでした。(「お詫びとお知らせ」

玄関1
なお、こちらがお店の”玄関”風景です。


ここにお店を出されて12年だそうです。オーナーシェフさんは、このお店の”串揚げ”を東京で修行なさいました。


ワタシの”串揚げ”経験は大阪の老舗、”串処 最上”さんだけです。心斎橋店と北新地店の2軒には、何度かおじゃましました。その経験から言えば、東京で修業なさった今日の”串揚げ”と、大阪のそれに大きな違いはなかったようです。


因みに、”串揚げ”の元となった”串かつ”を初めてお店に出したのは、大阪の新世界地区にある”串かつだるま”さんというお店で、昭和4年に開店されています。初めは、新世界の隣の”西成地区”に多くいた肉体労働者向けの、”安くて栄養がある”ものということで考案され大ヒットしました。

店内2
当日は2人でしたので、カウンター席で串揚げをいただきました。


なお”読女”さんから初めてコメント頂いた時、その内容が印象的でした。


「荒らしの後の静けさと言いましょうか。穏やかで気持ち良い風が吹いているようで安心致しました」っという書き出しでした。


それ以降頻繁にコメントを頂くようになりましたが、取り分けワタシが好きな”蕎麦”の世界に関して、驚くほど詳しい知識と経験を披露されたことに驚かされました。


そこでワタシの方からお声を掛けて「一度”蕎麦談義”でもしませんか?」と申し出たところ、快諾を得たという訳です。

テーブル3
その後、何時、どういうお店に行くかで紆余曲折ありました結果、このお店に落ち着きました。


なぜ””ということになったかと言いますと、”読女”さんは”お酒”の人(=お酒をこよなく愛されている方)だったからです。この夜は、ワタシも禁酒を一夜限りの解禁とし、飲みました、食べました、語りました。


更に、なぜこの日のことを記事にしたのか?それは、”人と人の縁”(ひととひとの えにし)の不思議さと言いますか、””が取り持つ人間関係の””とでも言いましょうか、そこにある種の感慨を覚えたからです。


ワタシのブログ”じゅんのつぶやき”の中心シリーズである”愛媛グルメ紀行”シリーズは、所謂(いわゆる)”食べ物ブログ”だとか”フードブログ”というものとは、また違った世界を書きたいと思って書いてきました。


ただひたすら”人と人の縁探し旅”、言わば”旅紀行”を目指しております。その”旅紀行”に相応しい旅となったこの日のことを記事にまとめなきゃ嘘だ!っと思ったのです。

アスパラガス4
このお店では、串揚げを1本1本注文できますが、”おまかせコース”が用意されていて、途中でこちらからストップを掛けない限りコースの最後まで、多種多様な”串揚げ”が出てきます。


そして、揚がったばかりの”串揚げ”が供せられた時、「お塩でお召し上がり下さい、だとか、これはそのままでお召し上がり下さい」などと、最適のソースや3種の塩を指示してくれます。


画像は”アスパラガス”です。これがまあ、ホクホクとしていて美味しいんです、微かな甘ささえ感じます。


大阪の”串処 最上”さんの、”おまかせコース”は、コースを食べ切った方には、同じコースの2巡目突入が用意されています。


ストップを掛けない限り延々と”串揚げ”が出てきますが、このお店ではどうなっているのか?聞き漏らしました。

カニの爪5
こちらは見ての通り”カニの爪”です。カニの爪の内側まで、こそげ落とす様に食べました、しゃぶりました。


さて、”人と人の縁(えにし)”のお話です。”読女”さんとは、”初対面”ということで、お互いの自己紹介などから話が始まりました。


ところが、お互いの自己紹介の途中で、いきなり二人は”初対面ではなかった”ことにお互い気が付いて、一瞬”絶句”し、ワタシは”金縛り”にあったかの如くになりました。


え~~~~~~~!!!   ま  さ  か・・・・・・・・・・!!!・・・・・あの時の・・・・・・・」っと二人で声を絞り出したっきり、互いに次の言葉が出てきませんでした。

レンコン6
これは”レンコン”です。軽~~~く、揚げられていますので、お腹にもたれません。幾らでも胃に吸い込まれていきました。


でも、”絶句”した瞬間から、ワタシの頭のなかから”取材”という意識が完全に飛んで消え去っていました。


店主さんの、「これは○○です。△でお召し上がり下さい」の言葉の内容が聞き取れなくなっていたのです。”茫然自失”となって、上の空という状況に陥っていました。


と言いますのは、人生を生きていく中で、ふとした拍子に、それまで縁もゆかりもなかった人と”すれ違いざまに出会う”ということは、それは無数にあります。


ちょっとした”ご縁”で瞬間的な”出会い”があり、その時一言二言言葉を交わす。それは多いことですね。そしてそのまま永遠に再開することなく忘れ去って記憶からも抜け落ちていく。それが全く普通で当たり前の”出会い”でしょう。まだ”出会い”とは呼べないかも知れませんね。


ワタシたちは、言わば、そういう無数の瞬間的な”出会い”を重ねながら生きていて、その”出会い”の縁の濃淡の中で喜怒哀楽が生まれ、それを一括りに言えば”人生”と呼んでいるのではないでしょうか。


それがこの日、この夜”串仙”さんというお店で、過去のすれ違い的出会いを双方が思い出して絶句した。意図した”再会”などでは決してありません。

カウンター7
二人にどういう””があって、何時、”どのシーン”で出会っていたのか?は、プライバシーにも属する話ですので書けませんが、最初の出会いからもう15年~16年以上の歳月が流れていました。


20年近く前の最初の”出会い”は、お互いに話を交わした訳ではなく、笑顔で会釈しただけでした。ただ、その席が、ある意味忘れることが出来ない日であったがために、ワタシは妙にその時の”シーン”を鮮明に覚えていたのです。


なぜ忘れることが出来ない日であったのか?を書き始めますと、一編の”小説”が書ける位の、様々な思いや経過が凝縮した日でした。ワタシの職業人としての前半の、言わば象徴的な日でした。


ですから、実質的には”初対面”に限りなく近いのですが、妙に以前から知っていたという感覚がつきまといました。


言わば”デッジャブ”(既視感=きしかん)です。実際は話した経験はないのですが、既に何度も会って話した、という感覚が抜けなかったのです。


「そんな馬鹿な話!」っとお思いだと思います。でも、あり得ない”再会”を、この夜果たしたことになったものですから、余計にそう感じたのかも知れません。


すると、これまでにもう何度もコメント頂いていましたが、そのコメントの一語一語の、本当の意味と背景が急に見えてきました、”忽然と”浮かび上がってきました。


お酒をこよなく愛されいることも、理解し納得できました。”蕎麦”に詳しい背景まで何もかも。


ただ、”読女”さんのお話の内容たるや、まるで”ジェットコースタームービー”でした。二転三転するストーリー、先が全く予見できない展開。まさしく、”翻弄”され続けました。


ですから上に書いたように、”読女”さんの話される言葉の意味、書かれたコメントの本当の意味合いに得心が得られたのは、もう話しもかなり後のことででした。

鶉卵8
しかし、間違いないことが一つだけあります。


それは、ワタシがこういう”ブログ”を書いていなかったら、そして今まで勤勉にアップし続けていなければ、今回の”奇跡の再会”はあり得なかったという事実です。


もう互いの話に夢中で、目の前にどんどん積み上げられる”串揚げ”を前に、お店の方の戸惑った様子に気が付いたのは、食事を始めてから4時間を超えた頃でした。

松茸ししゃも9
とうとう、”おまかせコース”の”オオトリ”である”松茸”が供せられました。


その前の”ししゃも”君などは、お気の毒に完全に”無視”、或いは”忘れ去られて”いました。”ししゃももどき”の”ケープリン”ではなく、真正な”ししゃも”であったにも関わらず。


ししゃも君には、「ゴメンネ!君は”間が悪かった”だけだよ!でも、お陰でこっちは”間がドンピシャ”だったよ!ありがとう!!」っと、小さい声で別れの挨拶をして深夜の街に出ました。


人間を操っている”目に見えない糸”は、どこのどなたが、どういう趣向で編んでおられるのでしょう?



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本当に、運命のイタズラとしか思えない再会でしたよね…懐かしくて優しくて楽しくて不思議な不思議な夜でした。

じゅんさん、禁酒の誓いを一時中断して遅くまで付き合って下さってありがとうございます。
(^ ^ )/□■\(*^^*)
たまにはお酒もいいもんでしょ♪

本当に

読女様

不思議です。世の中、ああいう奇跡が起きるから、捨てたもんじゃありません。

禁酒していたので、アルコールの廻りが速かった。でも美味しいお酒でした。^^

禁酒してる価値が上がった夜でした。この夜の為に3ヶ月もお酒を絶っていたのか?っと思えるほど。

また、素敵なお店の紹介、ありがとうございました。でも、余り食事を堪能すると言う具合にはなりませんでしたが。^^
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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