今日は昨日ご紹介したばかりの、藤原町の”
バナナ館1階”
イタリアンキッチン Tia‘ cano(ティアカーノ)”さんのお隣、”
中国料理 胡桃(フウタウ)”さんをご紹介しましょう。
”イタリアンキッチン Tia‘ cano(ティアカーノ)”さんは今年の4月、そしてこのお店は5月に相次いでオープンされました。
住所は藤原町ですが、実質は”
土橋”です。土橋の町のイメージを一新する、新しいお店の出現です。

こちらが玄関です。玄関前の広い駐車場がありますし、”バナナ館”の建物の上は駐車場です。
このお店のオーナーシェフさんは、中国料理の”
大岩”さんで20年余り厨房に立たれた後、専門学校の先生を経てこの度、自前のお店を開店なさいました。
店名の”
胡桃(フウタウ)”は、日本語読みだと”
胡桃(くるみ)”です。では、なぜお店の名前に”
胡桃”を採られたのか?

その理由を、フロア責任者の奥様に語って頂きました。「その”
胡桃=くるみ”は、次女の名前なんです。実は長女は”
桜”と言います。どちらにしようか?散々に迷ったんです」っと。
そして、「中国料理店の名前に”桜”はちょっと合わないので、”
胡桃”にしました」っと、笑顔で。
「でも、長女は、ホラ!そこに!」っと、指差されたところには、見事な”
桜”の絵が飾ってありました。
シリエージョ(イタリア語で”桜”)にしようか?それともフォンターナ(イタリア語で”泉”)にしようか?と、散々に悩まれたお店をワタシは知っております。

さて、これが”
ランチメニュー”です。色々な定食類が並んでいます。
このお店の得意分野は”
四川料理”だそうなので、代表的四川料理と言えば”
麻婆豆腐”でしょう。従って当然に”
マーボー定食”を注文しました。お値段は850円(内税)です。
副菜に、”鶏の唐揚げ”もしくは”春巻き”を選べますので、”
春巻き”を選択しました。
なお、”
日替りランチ”も用意されていて、それは
700円と、超お得な値段となっています。

この画像が”
マーボー定食”です。どうです!中々のボリュームでしょう。
メインの”
麻婆豆腐”の堂々とした佇(たたず)まいをご覧ください。
これなら”
ご飯”の大盛りでも十分にいけるでしょう。なお画像は普通盛りです。以前は”小さめ”と頼んでいましたが、今では普通盛りに昇格しています。

先ずは”
卵スープ”です。”スープ”を飲んでみれば、厨房に立つ料理人さんの技量が推し測れます。
その意味で、スープを一口啜っただけで、今日のお店の選択の間違いのなさを確信しました。
マイルドなスープですが、味にコクがあります。品もあります。

そしていよいよ”
麻婆豆腐”です。
この色と香りから、本格的”
麻婆豆腐”であることが分かります。
”
麻婆豆腐”は、”
唐辛子”のピリ辛さ(辣味=ラーウェイ)と、”
花椒”(麻味=マーウェイ)の痺れ辛さが特徴です。

レンゲで掬って食べる前から、唐辛子と花椒の両方の刺激的香りが襲ってきていました。
そこで、大きくレンゲで掬って口に入れました。・・・・・・。先ず、本場モノの、口の中が感覚を失くすほどの”
痺れ”は襲ってきませんでした。
でも、痺れ辛く、ピリ辛い刺激はたっぷりしたので、ご飯がとにかく進みます。ご飯と麻婆豆腐を交互に口にしないと、舌先が痺れます。我々日本人的には、非常にバランスの取れた”
痺れ辛さ”です。

こちらが副菜の”
春巻き”と、それに”
サラダ”が付いています。
”
春巻き”は揚げ立ちなので、当然に熱い! なおかつ、とっても香ばしい!外側パリパリ、中ジューシー!
そして”
サラダ”は冷たいので、上手に組み合わせてありました。中国料理の教師まで務められた技量が十分にうかがえます。

定食類の隠れた主役が”
ご飯”です。
主菜・副菜・スープが美味しくても、この”
ご飯”に、いいお米を使い丁寧に炊かれていないと、全体の価値が半減します。
その点、この”
ご飯”、一粒一粒が立っていて、テリもいい。当然に噛めば甘さが出る旨さです。

”
麻婆豆腐”で、口中が火事になっていますから、火消しに最適の”
杏仁豆腐”が冷やされて出されています。
杏仁豆腐にマンゴープリンと、ミントの葉が一葉添えてあります。
杏仁豆腐とマンゴーが見事に口中を洗って、そこにミントの甘い香りが鼻孔に抜けました。
まだまだ試してみたいお料理がいっぱいメニューに並んでいました。土橋に新名所誕生です。
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