「お食事処 小料理 ひがき 」・「愛媛グルメ紀行」 815

今日は仕事の流れで、銀天街の一本南の通り、湊町3丁目にあります”お食事処 小料理 ひがき”さんをご紹介します。


一つの仕事打ち合わせが終わり、次の予定まで余り時間がなく、完全に通りすがりで飛び込んだお店です。


銀天街商店街と平行する通りの一本南の通りですが、完全に”裏通り”に当たります。

玄関1
歩みを急いでいるところで、この玄関と”本日の日替”という手書きの黒板メニューが目に飛び込んできました。


それで、とっさにお店の玄関の扉を。こういう行き当たりばったりはほとんどないのですが、このところの仕事のたて込み方なのでやむ得ません。


お店に入ったのは、既に午後1時近くになっていました。ワタシにしては、随分遅めのランチタイムでした。

メニュー2
先客が4人、各人が長いカウンター席に、椅子を一つ飛ばしに座っていました。


ある人は、既に食事を終わりお茶を飲みながら新聞を読んでおられます。


夜主体の、”小料理屋”さんですが、皆さん気楽に”本日の日替”を食べておられました。

カウンター3
本日の日替”というメニューは2種あって、当日は”サンマ塩焼き定食”と、”とんかつ定食”でした。


お値段はどちらも680円。内税です。


秋刀魚(サンマ)”は旬に入り、今年は豊漁で安く手に入るそうです。そちらを注文しました。

本日の日替4
こちらが、680円の”サンマ塩焼き定食”で、小鉢には”いもたき”が入っていました。


ぱっと見、これで680円なら随分お得だと思いました。それを店主の板さんに告げますと「少しでも高くすると、お客が減るのではないか?っと、随分弱気の商売しよるんよ!」っと。実に明快。


このお店は当地で開店して26年、その前に別の場所で7年の業歴、通算33年です。店主の板さんと奥さん、それに女性1人の3人体制でした。

秋刀魚塩焼き5
こちらが”サンマ塩焼き”です。脂がのっていて、美味そうな匂いが立ち込めています。


お店に入った時には、既に”サンマ”は焼いてあって、注文が入る都度仕上げの焼きに入りますから、注文したら直ぐに出てきます。


だから、生から焼いた焼だちだという訳ではありません。板さんは大阪で修行されたとか。もうベテラン中のベテランの域です。

ポテトサラダ6
まあこの”ポテトサラダ”のボリュームを見て下さい。


予め作り置きされたポテトサラダを、アイスクリームを掬う丸いおたまのような”アイスクリームディッシャー”(通称ディッシャー)で掬われて盛られました。


味は、可もなし不可もなしと言ったところです。気取ったところは微塵もないお店です。

サラダ7
このサラダだって、生野菜に既存のドレッシングを掛けただけですが、それでも”生野菜”を食べることが出来る。


小料理屋”の料理っぽくない、言わば”食堂”の料理に近い感じがしますが、夜の”肴料理”となると別物なのでしょう。

いもたき8
こちらの”いもたき”も、今の季節のお料理です。


この”煮物”になりますと、さすがに”小料理屋”の料理でした。


煮加減と出汁がいいので、やや甘めながら美味しかった!ボリュームもたっぷりで、”小芋”がいい味出していました。

味噌汁9
ワタシの食事が終える頃には、客は私一人になっていました。


すると店主の板さんが、二人前の”サンマ塩焼き定食”を作りました。それを見たワタシ「それが今日の”賄い”(まかない=従業員用の食事)ですか?」っと尋ねました。


女将さんがそれに答えて、「ええ、ウチは何時のお客さんと同じものを”賄い”にしていますので」っと。

ご飯10
ワタシの後ろの席で、2人は賄いを食べ始められた。午後1時30分。


このお店の”ランチタイム”の終了時刻でした。


仕事は極めて順調で、様々な種類の折衝・交渉に謀殺される毎日を送っています。そう言った、言わば気忙しい中で、偶然に出会った”オアシス”のようなお店でした。


従業員さんと並んで食べていますと、ワタシまで内間の人間のような錯覚と安らぎを覚えました。厳しい日程の中で、気持ちをちょっと”リセット”するには最適のお店だったと思います。



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No title

こちらでも秋刀魚はよく食べてます。やっぱり焼き魚は恋しくなるし、簡単にそしておいしいので。
でも!こんなに丸々と太ったおいしそうなのはなかなか手に入りません。すごいおいしそうですねー。しかも680円!

ロスでも秋刀魚

Kaori様

そうですか、ロサンゼルスでも秋刀魚が食卓に。でも、焼いた秋刀魚を食べると、日本人だな!って思いません?

何となく、アメリカの人たちが、秋に焼いた秋刀魚をつつく光景が目に浮かびません。

秋刀魚+大根おろし+醤油の3点セットは、日本人の家庭の食卓の、秋の風物詩ですね。脂の乗った秋刀魚は安い魚ですが、とっても美味しいですよ。

松山の山の紅葉はこれから本番を迎えます。愛媛でも高いところにある久万高原町では既に冬支度に入っています。

本当に、よく肥えた秋刀魚ですね!美味しそう^▽^
店内のメニューボードもいい感じ♪
ハギ刺しにタコ天に、あ!大好物のどじょう汁発見♡
こんな小さい小料理屋さん大好きです。

目の付け所

読女様
コメントありがとうございました。
さすが、読女さん 目の付け所が違いますね〜。あのボードメニューが目に入った!
私は、夜のメニューには縁がないので、あのメニューボードは絵的に面白いと思って撮ったものです。
読女さんは、ひょっとして飲女さんなのかな?メニューでは、お酒のアテに目が行ったようで^_^人によって目の付け所が違うんですね〜。

メインが…

なんと、この定食はメインが二品あるではないですか!
僕ならいも炊きで1膳、秋刀魚で1膳、合計2膳はイケますね。

因みに自慢する訳ではないのですが、僕に秋刀魚を食べさせると頭、背骨、脇腹の骨以外は身の欠片すら残りません。

昔、秋刀魚定食を食べ終わった僕の皿をその飲食店の方が不意に見て「ワァッ!」
と驚きの声を上げたほどです(笑)

確かに

ガド様

確かに、「芋炊き」だって、立派なメインになりますね。そのくらいのボリュームもありました。

そして小料理屋さんですから、その「芋炊き」、確かなプロの味なんです。

更に秋刀魚ですが、私もハラワタまで全て平らげる口です。中には、脇腹全体をすっかり残す人があります。でも、秋刀魚は、脇腹の内側の味と、背身と、脂の乗った腹身の3種類の味を楽しむものだと思っています。

特に、塩焼きはご飯がすすむオカズとしては、ベストファイブに入るのではないか?っと思うくらいです。

ガドさんが、綺麗に秋刀魚を平らげられる、「イヨッ!ナイスガイ!!」って、合いの手を入れたくなりました。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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