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「再訪 278 炭火焼 豚丼 柏屋」・「愛媛グルメ紀行」 817

今日は概ね3年振りに訪問した、”炭火焼 豚丼 柏屋”さんの二度目のご紹介です。


初めてアップしたのは2011年7月7日でした。(「炭火焼 豚丼」 真っ当な「B級グルメ店」 81


場所は松山でも西の端、南吉田町の県道伊予松山港線沿いにあります。仕事の相棒が、以前から希望していたお店でしたので二人で来ました。

玄関1
3年前と様変わりしていたのは、お客さんの数です。


お昼時ではありましたが、駐車場も客席も満車・満員です。


この地で”豚丼”専門店として産声を上げてから、既に11年。すっかり松山の地に定着されました。

焼く2
満員盛況を裏付けるかのような変化が、上の画像です。


初めてアップした時も、こうやって”豚肉”を網焼きしている様子を画像としてご紹介しております。前回記事をクリックしていただければ、網焼き風景の違いが分かって頂けるかと。


つまり、3年余り前の画像は、網焼きをする厨房と客席を隔てている透明のアクリルボードがまだ綺麗で、網焼きの様子がクッキリ見えました。ところが、3年経った今回、豚肉から出る脂と炭火の煙でアクリルボードは半透明に汚れていました。


この3年間で、一体何頭の”豚くん”が、網の上で身を焦がしたのでしょう?無意識に、網を前に、静かに手を合わせました。”合掌

店内3
豚丼”(ぶたどん)という食品は、松山では馴染みの薄いメニューですね。前回の記事でも”豚丼”の成り立ちを簡単に説明していますが、もう一度整理しておきましょう。


豚丼”というメニューが初めて誕生したのは昭和8年のことで、北海道・帯広市で大衆食堂として開店された”ばんちょう”というお店の”看板メニュー”として世の中に登場しました。


ばんちょう”というお店の創業者”阿部”氏は、函館生まれの方で、東京の洋食店で働いていて、昭和の初めに帯広に来られた。その時、帯広のほとんどの農家が豚を飼っていることに目をつけ、試行錯誤の末に、”鰻丼”を参考に考案されたもの。

メニュー4
前回お伺いした時は、豚丼の”中丼”680円を頂きました。(現在の”中丼”は内税で700円)


同じメニューは、今回相棒が注文しましたので、ワタシは”薬味三味セット”を注文。お値段は780円です。(内税)


このお店は”豚丼専門店”ですから、メニューの基本は”豚丼”のみです。後は、そのバリエーション。

小鉢5
薬味三味セット”は、小鉢としてサラダないしは豆腐を選べますので、ワタシは”豆腐”を選びました。


木綿豆腐に薄めのタレが掛けられてあって、そこに麹の香りが生きた味噌が乗せてあります。個性的な味でした。

薬味三味セット6
さてこの画像が”薬味三味セット”です。


重箱に入ったご飯の上に、炭火焼きされた”豚肉”を食べやすくカットされたものが乗り、更にその上に大量の”薬味”が乗っています。


薬味”としては、ネギ・生姜・シソ・のり・ミョウガ、そしてゴマです。この”薬味”の中で、最高の働きをしていたのは”ミョウガ”でした。その香りが全体の方向を決定づける役割を担っています。

薬味三味7
この画像で、目立っているのが上に書いた”ミョウガ”です。白く、或いは紫がかった色をしています。個性あふれる香りを放っています。


画像の段階では、”豚丼”の味の決め手となる”醤油タレ”は掛かっていません。それぞれが、お好みで、うなぎの蒲焼きのタレを思わせる”特製タレ”を回し掛けます。


ワタシがグズグズ写真を撮っている間に、相棒はもう半分くらいは食べ進んでいて「Hさん、これは旨いよ!絶対、家族連れてもう一回食べに来ますよ!」っと、表情を崩していました。彼は自分で美味しいと思った時は、後日必ず家族を連れて食べに行かれます。

薬味アップ8
この、”シソの葉”と”ミョウガ”スライスの、まあ何と瑞々しいことでしょう。


味は殆ど”うな重”ですが、そこに一癖も二癖もある”薬味”が大量に掛かっています。


この”薬味”の存在感で、豚丼らしからぬ味作りに成功されています。

タレ掛け9
さてさて、いよいよ”特製タレ”の登場です。


元々うなぎの蒲焼きのタレをヒントに考案されています。しかも、網の上で”豚肉”を焼くとき、一度にタレをどっぷり付けず、何回かに分けてタレを満遍なく付けた上で、余分な脂は炭火で燃やしてしまいます。


どうも我々にとって”焼き肉”という調理法は、料理の根源にまで遡るもののようで、それを前にすると”肉の焦げた匂い”に敏感に反応してします。


調理に””を使わなかった時代の人類は、肉でも野菜でも生で食べる他なかった。ところが山火事か何かで森林の木々が焼けた時、偶然に丸焼けになった動物の肉を食べてみて、その旨さに驚愕したに違いない。

タレ掛け10
それ以来、焼いた肉に””をまぶして食べる美味しくなることを知り、そこから醸造技術の確立とともに”旨み”が加わった調味料・味噌や醤油を使うようになって調理革命が起こった。今ワタシたちは、その恩恵を受けている。


この”豚丼”は、他の焼き肉と同様、焦げ目が少し付いた食品を前にして、本能的に唾液が流れ出るということになっていて、その上”ご飯”を美味しく食べる工夫がなされているから、その”ご飯”のすすむことと言ったらありません。


同僚の完食に遅れること5分で追いつき、ワタシも完食しました。ウナギの資源枯渇化に対応するために、ウナギの稚魚の量にも大きな制限が加わります。


まもなく”豚丼”が”うな丼”に取って代わる日が、そう遠くない将来やって来るのではないでしょうか。



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No title

薬味たっぷりのメニューがあったんですね!

豚丼は美味しいけど、味が単調で一杯食べ終わる頃に飽きてくると
思ってたんです!
これは美味しそう!
行ってみます(^-^)v

お久しぶりです

ユッキー様

お久しぶりです。私もお店に行くまでは、そういうメニューがあるって知らなかったんです。
前回と同じメニューを注文するしかないと思っていたら、薬味たっぷりのこのメニューがありました。

薬味が果たす効果は絶大で、全く別の食べ物として楽しめました。ぜひ、お試し下さい。

豚丼

こんにちは

ここのお店は、2回程行った事がありますが
ミョウガが乗ったのがあるんですね。
とても美味しそう~
でも、時季があるからいつでもは無いんでしょうね!

何時まであるかは・・・・・

ふなこ様

確かに茗荷は季節の素材で、夏が旬ですね。ですから、寒くなるとないのかも知れません。

ただ、その場合代替の野菜で対応されることも考えられますので、お電話で確認してから訪問したほうが良さそうですね。

私も、何時まで茗荷を使われているのかは分かりません。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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