「ルーマニア家庭料理 ろまにあ」・「愛媛グルメ紀行」 821

今日は勝山町2丁目、メゾンドール勝山の3階にあります”ルーマニア家庭料理 ろまにあ”さんを初訪問しました。


勝山通りからちょっと東に入ったビルで、しかも3階にありますから、知っている方でないと行かないかも知れません。


しかも、お店に入った後で知ったのですが、平日の昼間は”電話予約”されたお客さんだけに対応されていて、営業日は木・金・土・日の午後6時から午後10時迄の営業です。


ワタシはそういう営業対応を知らずに飛び込んで、「ええ、いいですよ!どうぞどうぞ!」っと迎え入れられました。

建物1
ルーマニア”は東欧圏にあって、黒海に面した本州と同じくらいの面積を持つ国です。人口は、僅か19百万人。


チャウセスク大統領時代には共産圏でしたが、ベルリンの壁崩壊の影響を受け”ルーマニア革命”がおこって1989年に民主化を果たしました。


山間部が多い国ですが、黒海湿地帯を有し動植物の生息種類はヨーロッパ有数を誇ります。なお、これらの”ルーマニア国事情”は、オーナーシェフんの”平野”さんに全て講義していただいた成果です。


何しろお客さんはワタシ1人ですから、じっくり講義をして頂きました。

ディスプレイ2
この画像が、”ルーマニア”の民族色を色濃く反映したディスプレイ類です。


ルーマニア”という国は、東欧圏に属していますが民族的にはイタリヤ・フランス・スペインなどと同じ”ラテン民族”です。言葉もイタリヤ語やフランス語に近い。


オーナーシェフさんは、”ルーマニア”に魅入られて12年間もルーマニアと日本を行き来し、ルーマニアの地方都市に家まで持っていたという。


そのオーナーシェフ”平野”さんにお尋ねしました。「なぜ、ルーマニアだったんですか?」っと。


すると「そう、それは”女”よ!、”ルーマニア”の”女”は美しい!!」っと、一言。男は女によって運命が変わる。

メニュー3
昼間は、電話予約のお客さんだけに対応されていて、メニュー画像下のメインディッシュ8種から選び、後はスープとサラダとコーヒーが付いてるランチが用意されています。お値段は1300円(内税)です。


「お昼を電話予約だけのお客さんで対応しているのは、私が1人でやっていまして、多数のお客さんが重なると対応できなくなるからです。今は手伝ってくれる人が出来たので、徐々に対応することが出来るようになりました」


「それでも、毎月月末週の木曜日と金曜日の2日間は、”ルーマニアワインパーティー”をやっています。会費2500円でルーマニアワインが飲み放題です」っと。

スープ4
「ワタシはルーマニア料理を食べたことがありませんので、メインディッシュを選ぶのに・・・・・。何かルーマニア料理らしいメニューはありませんか?」っとワタシ。


「それはそうでしょう。四国で”ルーマニア料理”を出しているお店はウチだけでしょうから」っと、オーナーシェフさん。


そこでシェフのお薦めで選んだメニューが”ミティティ”という、豚と牛の挽き肉料理です。


画像は、トマト味のスープですが、香辛料も全てルーマニアからの取り寄せと言われるので、今まで味わったことがありません。ですが、深い味で美味しく頂きました。

サラダ5
こちらも、ランチに付いている”サラダ”です。


オーナーシェフさんの講義は続きます。「”ルーマニア”を表記しますと”ROMANIA”と書きますが、これを日本語風に発音しますと”ろまにあ”になります」


「更に、”ルーマニア”という国名の語源は、”ローマ人の国”とう意味で、約2000年程前はローマ人が支配していたという由来からついた国名です」っと。


ワタシは「飛んで火に入る夏の虫」の体になりながら、お料理をいただきました。

メインプレート6
さてやっとメインプレートの登場です。木彫のプレートに可愛らしく盛り付けられています。


食器は、主にルーマニア製を使っておられます。とにかく”ルーマニア一色”です。


お料理を専門に学ばれた訳ではありません。「そりゃあ、12年も住んだり旅したりしていると自然に覚えますよ。見よう見まねです」っと。


でもこの方は、一種の”ルーマニア文化伝導大使”的な使命感をお持ちのようで、ルーマニア大使も食事に来られています。

ミティティ7
さて、これがシェフの仰る典型的な”ルーマニア料理”という”ミティティ”です。


これ日本でもありそうに見えますが、食べてみますと「え????え???これは・・・・・・初めての味で・・・・」っとなる。


第一、挽き肉料理とありますが、その挽き肉が思いっきり粗挽きです。豚の油が大きく、コリコリした食感なのです。おまけに、香辛料だって、初めての香り。使ってある香辛料自体はワタシも知っているものなのでしょうけど、その配合が独特です。


とにかく食べ応えのある”粗挽き肉料理”でした。

パプリカ甘酢漬け8
こちらも初めて目にする料理でした。お伺いすると「それは、”パプリカ”の甘酢漬け”です」っと。


「ルーマニアは、イタリヤやフランスと、ドイツやポーランド、更には北方ロシアとの物流の中継点でした。ですから、イタリア料理、フランス料理、ドイツ料理、そしてロシア料理の影響を色濃く受けています」っと。


「更に、ルーマニアにはもちろん高速道路もあって、そこへベンツだBMWだ、などという車も走っていますが、今でも”木製の馬車”に藁を満載したものがポコポコと通っている国なんです。そういう風景が大好きなんですよ」っと、次第に熱くなる。

ピラフ9
こちらは、とっても可愛い”ピラフ”です。ルーマニアという国は、かつては”オスマントルコ帝国”の支配下にあったという歴史も持っています。


この”ピラフ”に、ちょっと”トルコ風”の匂いを感じたのは、その所為(せい)でしょうか。


ワタシの様に、何にでも好奇心を持って、知りたいと思ったらとことん調べ尽くさないと気がすまないタイプの人間にとっては、血湧き心躍るお店です。

ドライフルーツ10
これは”干しイチジク”と”干しぶどう”です。


これらの”ドライフルーツ”類は、メインプレートの片隅にあった”スモークチーズ”とともに、”ルーマニアワイン”のアテとして、出されるもの。


「ルーマニアという国は、決して豊かな国ではありません。むしろ貧しい国です。ですが、ワインを楽しみながら、こういうドライフルーツをつまむ。慎ましやかですが、ラテン民族の血が流れている国です。国民はみな明るい!」っと、笑顔で語って頂きました。


もしお昼にランチを食べたい場合は、”090-8679-6909”迄お電話して下さい。オーナーシェフの”平野”さんに、あたたかく出迎えて頂けます。お一人でもOKです。


なお、多くの”ルーマニア事情”をお話頂いたのは、ワタシが”質問攻め”にしたからです。決して知識の押し売りをされる方ではありませんので、誤解なきように。



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じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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