「再訪 281 ヤツゲ亭」・「愛媛グルメ紀行」 820

今日は天山町、南環状線沿いにある”ヤツゲ亭”さんの二度目の訪問です。


初めてお訪ねして記事アップしたのは、今年6月26日のことでした。このお店、開店が今年の4月です。(「ヤツゲ亭」・「愛媛グルメ紀行」 750


イタリアンの名店”伊太めし屋”さんが入っているビルにあります。仕事の相棒と行きました。

玄関1
初めて記事にした時、このお店の”日替り”を注文し、その第一印象を「喫茶店のランチに近いなー!」っと書いてしまい、このお店に詳しい皆さんから、”大ひんしゅく”をかいました。


<このお店の店主さんは「愛媛県フグ調理名人戦で過去二度程2位をとられてる実力者」です!>  等など。


お訪ねした時はまだ開店1ヶ月目で、まだ、例えばメニュー的な準備が整う前だったのかも知れません。

店内2
どうやら夜の世界では、ちょっと知られた”名店”であって、店主さんの確かな腕から繰り出される”肴をアテ”に一献傾けるにはモッテコイというファンの多いお店だということも分かりました。


このお店ほど、記事アップとほぼ同時に、このお店の素晴らしさを伝えたコメントが集まったケースも珍しい。夜の世界には疎いワタシの、弱点が図らずも出てしまった記事でした。


前回は開店後1ヶ月目でしたので、ランチタイムには店主さん1人体制でしたし、ランチメニューも”日替り”と”ステーキ定食”の2種だけでした。

メニュー3
ところが、開店半年後にお伺いした今回、”ランチメニュー”は5種に増えていました。しかも、この5種の”メニュー構成”には、考えに考え抜かれた結果ではないか?と思わしめるものがありました。


この5種の”ランチメニュー構成”が優れている点を以下に挙げます。


先ずは店名を冠した”ヤツゲ定食”をトップに掲げ、刺身と天ぷらをメインに据えられた。そして、やはり魚料理の顔とも言うべき”地魚刺身定食”を二番目に持って来られた。


そして三番目には”穴子天丼”を用意された。刺身が苦手な客だっていることを想定されたのか、刺身とは別の顔をちゃんと用意されています。後は、メニューに幅と変化をつけるための”魚定食”と”肉定食”を”日替りメニュー”に仕立てられた。


このメニュー構成からは、お店の顔となる”ヤツゲ定食”を柱として、お客さんの多様な好みにきちんと応えようという意欲とバランス感覚を感じさせられました。しかも5種しかないようで、実はそれに”日替り”が組み込まれているので毎日行っても飽きないという工夫を秘めらたのではないでしょうか。


更に店主さん以外に、若い男性スタッフと女性のスタッフとの3人体制に。つまり、順調に実績を挙げられてきていることをうかがわせる体制と内容でした。

魚定食4
そこで、初めに”穴子天丼”を注文したところ、「今日は”穴子”が揚がっていませんので・・・・」っと。


つまり、”地物の穴子”をその日に仕入れられているので、漁が不振な時は頂けないということです。逆に、嬉しい情報でして、再度”穴子天丼”にチャレンジしたいという意欲を掻き立てられました。


次に選んだのが”魚定食”で、お値段800円(内税)です。”魚定食”は、先ほど書いたとおり”日替り”になっていて、当日の”お魚”は”アマギの煮付け”でした。

味噌汁5
こちらは、具沢山の”味噌汁”で、粋に”三つ葉”が浮かせてありました。


前回いただいた味噌汁は、若干濃い目と感じましたが、この日の味噌汁は味噌の香り高き逸品でした。

アマギ煮付け6
さてこちらが”アマギ煮付け”です。ワタシは”南予人”なので、この魚を普通に”アマギ”と呼んでいましたが、今回を機に調べてみました。


すると、この”スズキ目イボダイ科”の魚の標準和名は”イボダイ”というのだそうで、逆に”アマギ”と呼んでいるのは愛媛県の八幡浜を中心とした南予地方だけなんだそう。


愛媛も、他のところはこの魚を”シズ”と呼ぶらしい。元々””の呼び名は、全国様々にありますが、この魚もその例に漏れないようでした。


この魚、”煮付け”や”焼き魚”にすると身離れがよく、味は淡白ですが脂も乗っていて美味しい。しかも、この季節に””を迎える魚です。


”のものを、その日に浜に揚がった魚を、その魚種に合った料理法で出す。ここが嬉しいですね。

チリメンジャコ7
こちらも、”鮮度が命”の”チリメンジャコ”です。関東ではこれを”シラス干し”と言いますが、刻みネギと大根おろしとチリメンジャコに、シンプルにお醤油を掛けていただきます。


傷みが早い魚なので、当日に水揚げされたものを浜で湯掻いて、その日の内に”天日干し”されたものが、日を置かずに食卓にあがります。


ですから、繊細な食感と味を味わいます。ワタシは南予の”明浜町”で子供時代を過ごしましたので、この”チリメンジャコ”漁が盛んでした。ご飯のお供には最適の食材でした。

干大根8
こちらは”切り干し大根”に、油揚げや人参などを刻んだもの等が、サッパリした煮物に仕立ててありました。


特別の食材ではありませんが、逆にこういう食品こそ職人さんの腕の冴えが発揮されるもの。


この食材やお料理も、南予では日常のものでしたので、懐かしくいただきました。

ご飯9
それに、この”定食”のもう一方の主役が、この”ご飯”です。このお店の”ご飯”は、それはもう”とびっきりに旨い”んです。


もちろん、茶碗の底の一粒まで食べました。ご飯がすすむオカズでもあったせいで、アッという間に完食です。


忙しい日でした。残暑と呼ぶには余りに暑すぎる日でした。午後からの活動を、たっぷり担保してもらえる”魚定食”でした。


”ヤツゲ亭”さん、ご馳走様でした!



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この夏は、大島のウニや鮑で贅沢させてもらいました。先日は脂のりのりの天然ハタを頂き、感動しました。これからボタン鍋やふぐ料理の季節が来るのが楽しみです。

ヤツゲ亭、噛めば噛むほどいい味が出るいいお店だと思います。

やっちゃんやっちゃんって色んな人から慕われてる大将も、本当にいい男だと思うんですよ♪

この記事ヤツゲの大将に教えてあげよっと(⌒▽⌒)v

あ、前回の記事がもれなく付いてくるからまずいかな?

…ま、いっか!(笑)


ここで一句

ヤツゲ亭
夜はもっと
すごいのよ♡

ちゃんちゃん♪

朝一番

読女様

朝一番でのコメント、ありがとうございました。
夜には出ない私としては、夜メニューのお話は、お預けを食った犬の心境に近いかも。

でも確かに、どれも涎が出そうなメニューばかりですね。調理の腕の確かさは、この記事取材時に確認しましたから、食材が旬のもので、それに見合ったお料理をしていただければ、そりゃあ大満足ですよね。

お人柄がそうであれば、色々な人がお店に集い、そここから又横に繋がりが広がるかも知れませんね。

天山町の新名所誕生ですね!

追伸

読女様

最後の一句を忘れていました。

ヤツゲ亭

  旬の山海

    人集い

       美酒酒肴に
 
         時を忘るる

      

おみごと!

100点満点♪( ´▽`)

どうも

読女様

100点満点とは、大盤振る舞いしていただきましたね。

恐れ入るます。^^
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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