今年も今日から、毎週土曜日に”
愛媛グルメ紀行を振り返る”シリーズをお届けします。
今年の一番目は、2012年)の秋も最終盤に差し掛かった頃にアップした421号から423号までのお店です。
先ず
最初”に振り返るお店は、2012年11月20日にアップした421番目のお店、山越6丁目に昨年8月の開店した”
Cafē Kairos(カフェ カイロス)”さんです。(
「Cafē Kairos(カフェ カイロス)」・「愛媛グルメ紀行」 421)
場所は、196号線のバイパスを中央通と交差して更に北上、県立松山盲学校を過ぎた次の交差点を東に100m程入ったところ。

こちらがお店の玄関です。まあ可愛い!
可愛い”
ミーアキャット”3匹の親子のお出迎え。
”ミーアキャット”がサバンナで何を考え、何を感じているのか、彼等の体感時間をワタシもこのお店で共有してみる事にした。

こちらが”
ふわとろオムライス”と名づけられたもの。
なるほど、言葉通りフワフワトロトロの卵で包まれたオムライス。その周りをデミグラスソースが廻しかけられている。そして筋状の生クリームが、彩りを添えている。
もしこのお店のメニューにビーフシチューがあるとしたら、多分唸るほど旨いに違いない。
ビーフから滲み出した深くてコクがあるデミソース、これが全ての味の決め手だった。
このお店での体感時間、思った以上に深く長かった。
このお店、ぜひ”
再訪をしたい”と思いながら、まだそれが果たせていません。
次
二番目にご紹介するお店は、2012年11月21日にご紹介した422番目のお店、伊予市双海町串にある”
ラ・メール”さんです。(
「再訪67 ラ・メール」・「愛媛グルメ紀行」 422)
それは2回目の訪問でした。最初の訪問は以下の通り。(
「ラ・メール」 真っ当な「B級グルメ店」 92)
場所は伊予灘を望む国道378号線、通称”
夕焼け小焼けロード”沿いにあって、”
夕日の見える公園”と並んでこの地方の名所の一つです。

こちらがお店の概観です。ログハウス造りのお洒落なお店です。
伊予灘を望みながら、ユッタリした気持ちでランチを楽しむには”
モッテコイ”のお店です。

これが当日の”
メールセット”で、内容はエビフライとオムレツのメニューです。
もちろん、”
オムレツ”はフワフワトロトロで、デミグラスソースが一筋掛けられていて綺麗に仕上げてある。
ややメタボ気味な”
海老フライ”は、実に香ばしく揚げられている。”海老フライ”にはタルタルソースが。
このお店は、一人で来るお店ではありませんでした。ちょっと切なさを残してお店を出ました。
また、ランチタイムに近くを通れば”
再訪する”と思います。
今日
最後にご紹介するのは、2012年11月22日にシリーズ423回目にご紹介した、北条の”
カザハヤラーメン”さんが、今月中旬に元々の業態である”中華料理店”に戻り、しかも店名も元の”
三宝亭”に戻っているとお聞きして早速駆けつけました。(
「カザハヤラーメン改め三宝亭」・「愛媛グルメ紀行」 423)
お気に入りのお店が業態変換をしたと聞いて、心配8割、期待2割ですっ飛んでいったというわけです。

こちらがすっかり装いを新たにした”
三宝亭”さんです。上り旗がはためいていました。
ワタシがお店に入って席に着きますと、店主さんが厨房の中で振り向かれた瞬間に、カウンター席にワタシが座っていることに気付かれたのでしょう。
ワタシと視線を合わすなり
「ごめんなさい」っと、一言言われて会釈されました。その「ごめんなさい」の言葉の意味を知ったのはもう少し後のことでした。
メニューを仔細に見て、「こだわりの三宝亭の天津飯」と区分された4種のメニューの中から、更に「さらに イチオシ 麻婆あんも 新たに登場」と書かれた”
天津飯麻婆あんかけ”を注文しました。お値段は780円です。

このお料理を食べならら「それにしても皮肉ですね、カザハヤラーメンの時よりお客さんが遥かに多い」とワタシが笑顔で話しかけました。
「まだ開店して間がありませんから」とご主人が応えられます。
「この”
天津飯麻婆あんかけ”ですねー、ワタシは初めていただきました。これはいけますね!」と大きくうなずきながら店主さんに話しました。
「ところで、2回目に来た時に衝撃の出会いだった”
冷たいスープチャイナパスタ”はどうされました?」とお聞きしてみました。
すると奥様は「あれはコストと仕込が大変で、今回はメニューから外しました」と応えられました。
そのとき店主さんが、やや照れ笑いを浮かべたようにお見受けしました。開口一番の店主さんの「ごめんなさい」の気持ちが、その笑顔に見て取れました。
ところで、食べてみました。「ウフフ・・・・」もう声になりません。麻婆豆腐の上に甘い甘酢餡がタップリ惜しげもなく廻しかけられています。
中の天津飯の卵はプルプルプリンプリンで、実にしっとりと御飯に馴染んでいるではありませんか。
このお店の店主産の腕前は一級です。これ以降、何度も”
再訪する”お店になりました。
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