「中国料理 餃子樓」・「愛媛グルメ紀行」 853

今日は、東宇和郡(現西予市)野村町の実家へ帰ったその帰り道、大洲市若宮にある老舗”中国料理 餃子樓”(ぎょうざろう)さんに寄ったた。


なお、旧字の漢字で””(ろう)の意味は、この場合”飲食店"の意味ですが、高い建物(例えばニューヨークの摩天楼など)を意味することもある。


国道56号線沿いにありますので、お店の存在は前から知っていた。


大洲駅前交差点のすぐ近く。

玄関1
こちらが、交差点の中にあると行ってもいいお店の玄関。


このお店のことは、何時も大洲市近辺の情報をいただく:”大洲のひで”さんが、以下に採り上げられていました。(新メニューの投入は無いけども、定番の美味しさが堪らんです。大洲市若宮「餃子楼」で中華丼っ!


お店に入ったのは、午前11時30分。お店を開けられたばかりのようで、ワタシがその日の第一号のお客。

メニュー2
ワタシがこの画像をiPhoneで写していたら(もちろん、事前にお断りを言って)、店主さんがこう言った。


「ウンウン、最近そうやって写真撮る人が増えたねーー。何かに載せるんやろー!」っと。


「ソーソー、それって多分”ブログ”や思うんやけど、ワタシもそのクチなんよ!」っと。南予に帰ると、自然に”南予弁”が出てしまう。

厨房3
この厨房で中華鍋を振るのが、このお店の店主さん。それにご婦人との二人でお店をやっておられるようです。


そこからは、店主さんの独白が続いた。


「うん、そーよ!この道に入ったのが二十歳やった。○○市で修行したんよ。そのお店の店主さんは、余り料理が出きる方ではなかったけど、当時テレビなどによく出ていた有名になっていた”陳建民”さんなんかを、ヨーお店に呼びよった」


「ソーソー、よ~ー知っとるなーー。”陳建一”さんのお父さん。うん、そーよ!」


「それから、大洲に帰って、ソーヨネー!30年になるかなーー、最初は、今盛んに大型店が出ている地域でやっとたんやけど、ここに移ったんよ!ジャケン、この道入ってモーー、40年ナンヨ!」っと続く。

大洲チャンポン4
ワタシが注文したのは”大洲チャンポン”と、お店の看板メニューである”餃子”。600円と400円で、ちょうど1000円(内税)。


「エエ?”大洲チャンポン”ってどういうのか、って?”八幡浜チャンポン”ユーテ、八幡浜市で売りだしとるヤロー!アレナー、長崎の真似しとるけど、真似し切れんのよ!つこーとる””も違うし」


「ジャケンなー、ウチで作るんも長崎のもんやナイケン、そりゃー”大洲チャンポン”ゆーしかナカロ!」っと、実に明快。


「まあナンジャカンジャゆーても、皆が”旨い!”って食べに来てくれたらそれでエーーンヨ!」と、笑顔。

大洲チャンポン5
「”チャンポン”ゆーてな!日本で出来たもんなんよ!ジャケン、当てる漢字がないんよ、ただカタカナで書くか平仮名で書くしか」っと。


「確か、長崎市の老舗”四海樓”の初代が作った料理ですよね!」ってワタシが応えた。


「お客さん、よ~ー知っとるな!」っと二度目の言葉が出た。


「ウン、まーー”ブログ”なんか書いとるケンナー!」っと、ワタシが応える。

大洲チャンポンアップ6
「ソーーイヤーー、今ある”餃子”やて、今の形のもんは、戦後できたんよ!」っと店主さん。


ワタシが何時もなら”ウンチク”を語る処。ところが、このお店ではただ「ウンウン!」って頷いてりゃよかった。


まあ、コレでもか!っという位に野菜中心に具材が多い。これが”チャンポン”の特徴でもある。このお店も、灰汁(あく)を使った独特の”チャンポン麺”を使う”長崎チャンポン”とは違って、麺はカンスイが入っている”中華麺”を使ってる。


なる程!”大洲チャンポン”とは、言い得て妙。

麺7
麺はモッチリして美味しかった。


スープが、上品というか大人しいというか、そこがこのお店の特徴らしい。


スープを少し残したけれど、ほぼ”完食”した。

餃子焼き
チャンポン”に続いて”餃子”に関するレクチャーが始まった。


「あのなお客さん、”餃子”って結局”手間仕事”だけなんよ。材料代なんてたかが知れてる。要は、どんだけ手間掛けるか?それだけなんよ”」っと。


「ある時、”餃子”を作る機械が出来てな!それから”餃子の世界”が変わった」っと嘆く。

餃子焼く9
鉄板の上に油を引いて熱して”餃子”を置いて、焼き始める。


途中で一つ上の画像の様に蓋を取り、”餃子”にテリを出すために一度油を、漏斗のようなものから振りかける。


そして再度蓋をして、音がジジジって言うまでじっと待つ。これが最後の工程を待っている様子。

餃子10
「全国で売り出している”餃子の街宇都宮”ってあるやろ!あそこにも食べに行った!」


「でもな~、ほとんどの店が機械で作った”餃子”。手間暇かけん”餃子”なんて”餃子”じゃないよ!」っと悲憤慷慨。


で、”手間暇”かかった”餃子”を食べた。””がとってもジューシーで、なおかつ外側の””がパリっとして”旨い”。


さすが”餃子樓”と名乗っただけのことはある。これなら”看板”を背負って立てる。「ご馳走様でした!」


そこで一首。(言葉遊びです)

餃子とは
 手間暇掛けて
  こそ値打ち
   機械が作る
    奴には負けぬ



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No title

お久しぶりです。
大洲のご紹介&リンクをありがとうございます。
ここのおっちゃん、見た目は寡黙で頑固そうなんですが、話し出すと止まりません(笑)。
おばちゃんとのやり取りも夫婦喧嘩かと思うほどに言葉が飛び交うこともしばしば。
そんなお店が妙に心地よいので、しばしば通ってしまうのです。
私が書いたように中華丼も美味しいですし、ムシューバーロなる、このお店オリジナルの料理もありますので、また寄ってみてください。

それから、遅ればせながら独立おめでとうございます!
コメントをするタイミングを逸してしまっていて申し訳ありませんでした。
じゅんさんの渋い感じがよく分かりましたので、お見かけしたら声かけさせていただきますね(笑)。
今後もよろしくお願いいたします~。(^v^)

こちらこそ

大洲のひで様

こちらこそ、何時も南予の(たまには中予も)情報をありがとうございます。私は、郷里に帰る時は、真っ先に「大洲のひで」さんのブログを丹念に読も返すことから、行動を起こすことが、もうすっかり習慣づいております。

もう郷里に帰るのも、年に数回あるかないかになってしまいましたが、それでも、帰るたびにこれからもお世話になります。

それから喜びのことがありがとうございます。まあ65歳での独立ですから、華々しいものは何一つありません。勝手気ままに、最後は過ごしたいとの思いです。自分で自分の幕を引く舞台を作っただけです。

渋いだなんて、実像の私は「渋い」の正反対です。しょぼいおっちゃんに過ぎません。出逢っても先ずわからないでしょう。(笑)でも、万が一気がついたら、ご遠慮なくお声を掛けて下さい。^^
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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