「再訪 293 レストラン イタリヤ軒」・「愛媛グルメ紀行」 843

今日は先月末退職した会社の皆さんと、二番町2丁目にある、松山の洋食レストランの老舗中の老舗”レストラン イタリヤ軒”さんを、夜に訪問した時の様子をご紹介しましょう。


まあ”送別会”と言うことでしょうか。8年半勤めて、65歳以降も自活して生きていける術(すべ)を学ばせていただきました。


独立できたのも、会社の皆さんに公私に渡ってお世話になった賜物です。”不動産業”という商売の道はもちろんですが、世間知らずであったワタシの視野や目線を、キッチリ広げていただき正していただきました。

玄関1
こちらはお店の”玄関”です。お店にお伺いしたのは夜でしたが、この画像は、予め昼間に撮っておいたもの。


このお店、1階は普通の”洋食レストラン”です。そして2階に”鉄板焼きステーキ”コーナーがあります。


このお店は再訪です。初めてご紹介したのは2014年2月6日です。(「鉄板焼きステーキ イタリヤ軒」・「愛媛グルメ紀行」 671)当然に1階でいただきました。

ビール炒め1
こういう特別な機会でもないと、2階の”鉄板焼きステーキ”なんて、””がありません。


もう30年以上前に、お客さんだったか、先輩職員だったかに連れられて一度だけここで”ステーキ”をいただいた記憶が微かにあります。


この日も注文はお任せだったので、メニューすら写真には撮りませんでした。チラッと横目で盗み見しましたが、目が眩みそうなお値段でした。

生ニンニク2
先ず鉄板に油を垂らして野菜から焼いていきます。野菜は、ピーマン、ポテト、ヤングコーン、そして”生ニンニク”です。


画像で右側に並んでいるのが、その”生ニンニク”です。ここまで大きな”ニンニク”って見たことがありません。


この”ニンニク”は青森県産のもので、流通で出回っているものより一回り大きく、しかもこのニンニクを鉄板で焼いておくことで、後でこの上で焼かれる”ステーキ”の風味付けに決定的な役割を果たします。

生フィレ肉3
さあて”生牛肉”が、いよいよ鉄板上に姿を表しました。


手前の大きい”肉塊”は200gのもので、残りの3個が150gです。


もちろん、使われる牛肉の部位は”フィレ肉”です。最も柔らかい部位です。

少し焼けた4
ワタシは、正直言って「牛肉は、ヘナヘナって横たわっている」っとばかりに思い込んでいました。


ところが目の前の”フィレ肉”は、まあナント”立っている”ではありませんか!


今まで食べてきた、例えばすき焼き用肉だとかシャブシャブ用肉に比べると、まるで”オーストラリア”にある”エアーズ・ロック”のように見えました。

カット中5
さて、見事に屹立(きつりつ=そそり立つ)していた”フィレ肉”を、華麗なナイフさばきで切り分けていきます。


この”肉の切り分け”だって、客の様子を見て切り分けるんだそうで、例えば子供なんかがいると、一口に入るように小さく切ると。(子供なんかが来るところじゃない!)


もちろん、150gのものと200gのものが混ざらないように切り分けられていきます。値段の差は歴然と、一口大に切れらた後もついて回ります。

ブランデー投入6
と、ここで”ブランデー”を投入。


ブランデー”が鉄板に着く寸前に、鉄板の熱に引火して猛然と””が舞い上がります。


客席の雰囲気は”最高潮”に達します。はしたなくも、拍手までしちゃいました。(65歳にもなるおっちゃん、完全に子供です)

フランベ7
これが所謂(いわゆる)”フランベ”ですね。


フィレ肉”の表面に焼き色を付け、”ブランデー”の香りを移します。香りづけです。


シャッターチャンスを見計らってもらって、予めiPhoneを構えて待っていました。

更にカット8
いよいよ仕上げにかかります。あの巨大な”肉塊”が、この様に”一口大”に切り分けられました。


最初に鉄板で炒めた”生ニンニク”も香りづけに一役買っています。ナイフとヘラで巧みにショーアップされて仕上げです。


もう先程から喉が鳴りっぱなし。若い元同僚なんて、このために”昼を抜いた”って胸を反らしました。

焼けた肉9
そりゃあ、”旨い”に決まっています。当たり前ですが。


”が蕩けるんです、口に入れた瞬間に。もっと味わいたいといってもそうはいきません。これが”フィレ肉”の醍醐味なんですから。


この後、玉ねぎとモヤシが同じ鉄板で炒められてコースをます。いやはや、お見事な味でした。


今までの8年半、さんざんにお世話になって最後にコレです。ありがたい話です。


ご馳走様でした!、そして長い間ありがとうございました!!



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非公開コメント

いい関係だったことの表れですね。
お肉、とっても魅力的〜!

先日、サークルの後輩の結婚式に行ったところ、夫婦揃って肉好きとのことでケーキ入刀ならぬ「肉入刀」だったんです。見たことない位大きな塊の峠下牛。
切り分けられて振舞われたけど、美味しかったな〜。

門出にご馳走は欠かせませんね。
幸せな気持ちになる^_^

お肉好きのじゅんさんの喜ぶ笑顔が見たくて、このお店を送別会の場所に選ばれたんでしょうね。
いい会社ですね。皆に愛されて、じゅんさん幸せ者ですね。

新生活はいかがですか?
だいぶリズムが掴めてきましたか?飛ばしすぎて体壊さないように気を付けてくださいね。

ありがとうございます

くく様

8年と5ヶ月。私の65年間の人生の中でも、特別な意味と意義をもつ期間でした。この会社にいたからこそ、私の人間としての嫌味が抜けたのだとおもっています。

もし、この会社での人と人との、人と地域との、人と社会との関係を学ばなかったら、自信満々の厭味ったらしい人間のままで終わっていたでしょう。

教科書では学べない教育を受けましたし、それが素直に体の隅々まで染み渡りました。

だから、取り分けいただいたお肉が美味しかった。もちろん、素材そのものが特級品なので美味しいのは当たり前かも知れませんが、人の心が更に美味しくさせてくれたのだろうと思いました。ただひたすら感謝あるのみです。

ありがとうございます

読女様

ありがとうございます。書いていただいた通り、本当に幸せ者だと思います。恵まれすぎてはいないか?っと、思うほどです。

私がこの会社に入った時は、私の失敗・過ちで社会的生命を絶たれてもおかしくない危機の時でした。その私に温かい手を差し伸べて頂いて、ここまで育てていただいた。恩人なんです、この会社の全体が、全員が。

そして、辞めた後も、親しくお付き合いをしていただける。この業界は、独立すると、途端にライバルになります。場合によってはお客さんを奪われかねません。でも、こうやって席を同じゅうすれば、笑顔で交流が出来る。そりゃあ、お料理が美味しいはずですよ。

新生活は、仕事の暴風雨の真っ只中ッて感じです。息が付けないほどの忙しさです。でも、これも贅沢な話です。独立してもなお、仕事がある、多い。事業家の端くれになってみて、仕事を頂ける先がある事のありがたさに、改めて運がいい男だと思います。

忙しい師走を一気に駆け抜けます。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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