「お好み焼き しず」・「愛媛グルメ紀行」 884

今日は、三津浜の中須賀町にある”三津浜焼き”のお店、”お好み焼き しず”さんをお訪ねしました。


これで、ここ5日間で3店の”お好み焼き屋”を回ることになりました。


しかも、末町という松山市でも東の端っこから、三津地区という松山でも西の端っこまで、松山市内を大横断です。

玄関1
店内は女将さんが1人で切り盛りされています。


お客さんは、謎のカップルが一組と、後は3人の客がいました。謎のカップルは、例によって昼間からビールなどを飲んでいます。


明らかに夫婦ではありません。巷(ちまた)では、男と女が一緒に焼肉屋に出没し始めたら、”出来ている”って言われたもんですが、さて”お好み焼き屋”はどうなんでしょう?

三津浜焼き店一覧2
店内には、大きく”三津浜焼き店舗一覧”が貼りだされていました。


合計”30店舗”が名を連ねていました。もちろん、このお店も入っています。


その30店舗の中で、ワタシが行ったのは、”日の出”(「日の出」 真っ当な「B級グルメ店」・24)と”モダン”(「モダン」 真っ当な「B級グルメ店」④と、”日の出食堂”(「日の出食堂」・「愛媛グルメ紀行」 709)、そして”グリーンハウス”(「喫茶 お好み焼 グリーンハウス」・「愛媛グルメ紀行」 761)の4軒で、今回で5軒目になりました。


特に”モダン”なんて、”愛媛グルメ紀行”シリーズの一番の初期で、全体の4番目に登場しています。

メニュー3
メニューが書いてありましたが、よく分かりませんので、例の”エイヤー!指差し方式”で、”そば台付肉卵”を選んび、お値段550円(内税)でした。


店名は、女将さんの名前の一字から採ったようです。


この地で35年、他で2年。合計37年間、”三津浜焼き”を焼きながら子供を育てた。今では孫に囲まれます。

そばにソース4
三津浜焼き”は、鉄板の上に真っ先に”そば”が乗せられます。


末町の”お好み焼き 秋”でも書きました通り、”三津浜焼き”の特徴は、そばに最初からソースを絡めて焼きます。


ここが”広島焼き”と違うところです。大正時代の”一銭洋食”に端を発したと語られている”三津浜焼き”の歴史は”約100年”です。


料理界では比較的新しい”ジャンル”に属します。

スタート5
そして”広島焼き”に似た小麦粉の緩い生地が、鉄板の上で”クレープ状”に広げられます。


ただしこの”生地”、”広島焼き”に比べて”粘りが強い”のが特徴の一つでしょう。ムッチリしています。


ですから、”三津浜焼き”のもう一つの特徴である、焼き上がった時生地を二つ折りにしても、生地が破けません。

乗せる6
この上に、竹輪、天カス、そして大量のキャベツ、豚バラ肉、そしてこのお店独特の”もやし”が乗ります。


「もやしを加えているお店は少ないと思うけど、私は”もやし”が好きなんで入れてるんよ!」っと女将。


また”キャベツ”は、注文が入った都度千切りにスライスする。切り置きをしないところが、女将の拘り。

押さえる7
そして、一番下の小麦粉の生地が焼けてきた頃合いを見計らって、大きなテコ2枚で全体を”エイヤー!”っとひっくり返します。


しかも、大きな蓋の様な鉄板を乗せて、上からギューギューと押さえ付けるんです。


こうすることで、キャベツの水分が飛んで、水っぽさが消えます。

三津浜焼き
全体が焼き上がったら、大きなコテで二つ折りにします。この”二つ折り”も”三津浜焼き”の特徴です。


その上に、ソースを塗り、鰹節粉、青のりを振り掛けたら完成です。


このお店は、お皿に乗せて出すことはありません。そのまま、自分が座っている鉄板の前まですスーーーっと、横滑りして来ます。

コテ9
箸も用意されていますが、客の誰一人箸は使いません。皆、小さなコテで切り分け切り分け食べています。


後から、又、客が入ってきました。地域の知り合いの動静を話題にしながら、勝手に冷蔵庫からビールを一本抜き上げ、ビールのアテも自分で取り出し、手酌でビールを飲み始めました。


何故こうも、”お好み焼き屋”には”昼酒”を飲む連中が集まるのでしょうか?

完食10
昼酒ビール”を”横目アテ”にしながら、”三津浜焼き”を完食しました。


最後はもう苦しくって!でも、このお店で食べ残すって雰囲気はなかったので。最後の三切れは、無理やり水で流し込みました。


もう体の3分の1は、”お好み焼き”で満たされている感じがしました。決して俯(うつむ)くことが出来ないまま、昼酒客達を残してお店を後にしました。



実はこの後まだ、魅入られ痴れ者の様に”お好み焼き屋”行脚は続きました。



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じゅんさん、こんばんは(^-^)
三津浜焼きって、メニューがナゾですよね(^^;;
前にどなたかにお聞きしたのですが、
台付き。というのが小麦粉を溶いた、クレープ状の生地の事だそうですよ(^-^)
となると、ナゾは解けてくるかもしれませんね〜(^-^)
私もまだそんなにお店にお伺いした事がないので、
三津浜焼きもいろいろ食べてみたいと思っております(^-^)

ホームグランド

みゆ様

コメント、ありがとうございました。


おおおおおおお・・・・「台付き」って、あの小麦粉を溶いてクレープ状にした、アレのことだったんですね!何だか、長年の謎の一端が解けた思いがしました。
なるほどね~ー、確かに「台」には違いありませんね。でも、普通は「台」というと、もっと堅牢なものをイメージしますので、思いが至りませんでした。

考えてみれば、三津浜という土地は、みゆさんのホームグラウンドですよね。過去に、何処か、三津浜のお店を教えて頂いて、そのお店に行きつけなかったことを、鮮やかに思い出しました。

この後もう一軒、三津浜ではありませんが、「三津浜焼き」の原点の様なお店をご紹介する予定です。未訪なら、ぜひ一度お試し下さい。3月3日アップ予定です。

お勧めの三津浜焼き

三津浜焼きなら三津地区に
住んでいる私からお勧めの
三津浜焼きをご紹介します。

おぐら
089-951-2353
愛媛県松山市中須賀2丁目5-22
http://tabelog.com/ehime/A3801/A380101/38007569/

このブログの店舗写真内、1番上段の
中程にあるお店です。

店舗が狭いため、いつもは持ち帰りですが
『日の出』に続く、美味しさです。

情報

ゴリッチョリーヌ様

貴重な情報、ありがとうございます。そう言えば、三津浜地区でしたね。地元の方のお薦めでもありますし、早速アイフォンにメモしました。

ありがたいことに、最近お訪ねしているお店の9割以上が、ブログ友や読者の方からの情報を元にしています。このブログを書き始めた頃には想像すら出来なかったことです。

ですから、お気に入りにリンクさせて頂いている方々のブログ以外は、もう見なくなりました。それらの方々のブログ記事と、読者の皆さんから教えて頂く情報だけで、アイフォンのメモ欄は一杯です。

そういう状況ですので、実際にお訪ねする日がかなり後になる他、約1ヵ月分を前倒しで書いていますから、記事として登場するのは更に後になります。でも、必ずお訪ねして味わってみます。ありがとうございました。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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