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「お好み焼 よしの」・「愛媛グルメ紀行」 887

今日は和気町1丁目にある、四国八十八箇所霊場の五十三番札所”円明寺”の裏手のお好み焼き屋さん”お好み焼 よしの”さんをお訪ねしました。


ここ最近”お好み焼き屋”さん巡りをしていて、最近の6日間で4軒のお好み焼き屋さんを廻りました。そして、このお店が締めくくりです。最後に一番”ディープなお好み焼き屋”さんに出会いました。


営業は午前11時からだそうだですけど、ワタシがお訪ねした午前11時30分にはまだ”のれん”は揚がっていませんでした。その辺りは臨機応変、或いはアバウト。

玄関1
これがお店の玄関です。地元の知っている人でないと、先ずは来ないお店でしょう。(この”暖簾”が揚がった画像は、お店を出る時撮った)


でも、電話はしょちゅう掛かってくる。ばあちゃんが1人でやっているお店なので、お客さんの方が気を利かせて混み合ってないかを確認してお店に来ている様子でした。


「ウンウン、今ちょっと2人お客さんがおるケン、もうちょっと後がエエナー!」っとばあちゃんが電話で応えます。

メニュー2
暖簾”の揚がっていないお店にワタシが入ったら、既に先客が一人いました。持ち帰り用のお好み焼きが焼きあがるのを待たれていたんです。


メニューを見ていると、涙が零れそうになるくらいに”安い”。一番安い”す焼き”など、ナント”280円”ですよ!


三津浜焼き”のお店ですが、普通の”食堂メニュー”も用意されています。概ね、どのメニューも500円以下なんです。”肉玉”を注文しました。お値段450円(もちろん内税)です。

うどんと衣3
業歴は聞き漏らしましたけど、40年以上やっておられることは、鉄板の凹み加減で容易に想像ができます。


三津浜焼き”のお店ですが、作る手順を目の前で見ていますと、”ばあちゃんオリジナル”の部分もあります。先ずは、定法通りにうどんを鉄板で焼きます。このお店の麺は半玉が標準です。
です

「先日お電話して営業時間を聞いたら、普通は11時からやけど、今日は午後4時くらいでないとお店はよう開けん!」って言われましたね」っとワタシ。


「ああ、あの時の・・・・・ウンウン、そう言うた。じーちゃんが病院に入院しとるので、そっちに行かないけんかったケン」っとばあちゃん。

キャベツうどん乗せ4
さて、ここから”三津浜焼き”の定法からやや外れて、”ばあちゃんオリジナル”の世界へと入って行きます。


三津浜焼き”の場合、普通、麺を焼いてその上にソースを先に掛けるますが、ここは生地の上にキャベツをたっぷり敷いて、その上にソースを塗っていないうどんを乗せ、更に生卵をうどんの上にポンっと割り入れます。


鉄板の上に生卵を割り入れ、それを潰してクレープの様にするお店が多いですね。「じーちゃん、どこがお悪いん?」っとワタシ。

肉乗せ5
「うん、じーちゃん”糖尿病”が悪うなって、入院しとる。もう足がイケンのよ・・・・・」っと、おばあちゃん、トツトツと語る。


「じーちゃん、酒が好きで毎日飲んどった。ナンボ、<酒を止めー!>言うても聞かなんだ。それに、じーちゃんは美味いもの、甘いモノが好きで好きで・・・・・・」っと続ける。


「病院の先生が、今に”オオゴト”になるぞ!ってユーテモ、何一つ聞かなんだ。既に”オオゴト”は何遍でもやっとる!」っと。

押さえる6
「脳溢血にもなった、○○癌にもなった。あの癌で、よ~ー治ったわい!ユーテ、先生がビックリした」っとも。


「でも今度ばかりはモーー・・・・」っと、顔が沈む。


「そんでもよーー、アンター!今でも私が病院に行くとヨー、お猪口に一杯でエエケン、酒のましてくれ!ユーーンヨ!!。甘いもんもヨーヤメン。今でも、カロリーのないあめ玉しゃぶりヨル・・・・・」っと。


ばあちゃんの話は身につまされました。まるでワタシの生活を語っているが如きでした。

ソース7
「ウンウン、じーちゃんの気持ちもヨーーワカル!!酒飲みユータラ、そんなものよ!」っと、相打ちを打った。


「ワタシも酒飲みで、去年、勇ましく”禁酒宣言”したけど、たった5ヵ月しか保たなんだ・・・・・・」っと、そっとつぶやいた。


ソースの焼けた香りがジワ~ーっと広がる。ここで食欲が一気に増すシーンです。


でも、今日はまるで食欲が湧かなかった・・・・・・・・身につまされて・・・・・

完成8
「さーー出来たよ。箸で食べる?それともコテで食べる?」っと、ばあちゃん、明るく言った。その明るさに救われました。


「コテで食べる!」っと言うと、ちょっと凸凹した、年季の入った鉄板の上を、途中つまりながら平行移動して目の前までやってきました。


太って巨大化した”ナメクジ”に見えました。鉄板で焼かれて、身をよじらしたヨウナ・・・・・


うどんは半玉しか入っていないのに、結構ボリュームがあります。


またお客さんから電話が入りました。「今焼きよるケン、電話に出れんのよ!」っと電話機に向かって、ばあちゃんが言った。


電話機は不思議に、鳴り止んだ。

コテ9
コテを使って、こうやって食べます。お好み焼き屋さんへの、怒涛の集中攻撃でこの食べ方にも慣れてきました。


アフアフ・・・と言いながら食べました。ウン、こりゃ旨い!お客さんはよく知ってるんですよ、この旨さを。


別の客が入ってきました。持ち帰り客とは絶妙な入れ替わりでした。「今年は”勝岡神社”の祭り旗を立てる石を直さにゃいけん!、じゃけん、部落費以外に寄付も集めにゃいけん!」っと、ばあちゃんと話し始めました。

残った10
ここまで追い詰めました。コテを使って、切り取り切り取り食べました。


ただ、今日は胸が詰まって、ここまででした。ここでギブアップ。ばあちゃん、笑いながらオリに詰めてくれました。


その夜、それを妻と仲良く二人で分けて食べました。「美味しいね!」って言いながら。




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おはようございます♪

今日の記事の最後の行で、今流行りのお笑い芸人クマムシの、
あったかいんだからぁ~♪のメロディーが浮かんできた(^^ゞ
夫婦で仲良く食べたお好み焼きは、美味しかったでしょうね。
人生の、色んなスパイスが詰まってたでしょうから(^_-)-☆

その

ベル様
おはようございます。
今日の鳥撮りの成果はどうでしょうか?
その芸人の事は知りませんが、もう夫婦二人切りの生活なので、静かなものです。たまに、こうやってお土産を買って帰ると、普通の半人前が夫婦にとっては、丁度一人前になります。二人とも、至って少食になりました。

うちのじーちゃんもそんな感じ。晩酌は欠かせません。認知症が進んでも酒飲むことだけは忘れない(笑)
まだ若い頃、酒かタバコかどっちかだけでいいからやめるようにいわれ、「それなら人間やめるわい!」と言うこと聞かず、好きなように生きて今も元気。
ばーちゃんは医者の言いつけをしっかり守り、自主的に散歩もして気をつけて生活してたけど、じーちゃんより先に亡くなった。

なんか、好きなことして生きてるのが一番体にいいってことなんだろななんて思いました。

だからじゅんさんも大丈夫!お酒とも仲良くしてたらいいんですよ!

心強い

くく様
正に、心強いコメントに感謝します。じーちゃん、そうですか!いいですね~~。達観されいる。ウンウン、そうでなくっちゃー!って思いました。

ウチの父も、グループホームに入る85歳位まで、そういえば売日飲んでいましたね。タバコだって吸っていた。で、90歳まで生きました。
父の生き方を見ていれば、好きなことして生きていて良かった!って思います。

母も、自分の家系は皆短命だから、40代で自分は死ぬと言いながら、結局一人で身の回りのことをしながら、86歳まで生きて、ある日ころっと亡くなったた。理想的な生き方でした。

人間の人生は分かりませんから、まあ、ある程度好きに生きなきゃ、後悔が残りそうです。ですから、私も今、好きな生き方をしています。

今日はありがとうございました。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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