「愛媛グルメ紀行」を振り返る 152

今週の土曜日の”愛媛グルメ紀行を振り返る”シリーズは、一作年(2013年)の年明け頃にアップした454号から457までのお店です。(この時、通算で455号が飛んでいることに気が付きました。その通番調整は、637号で調整しております)

先ず最初”に振り返るお店は、2013年1月16日に454番目のお店としてご紹介した、県道松山東部環状線沿いに北久米町にある”麺工房 茜屋”(あかねや)さんです。(「再訪 77 麺工房茜屋」・「愛媛グルメ紀行」 454

このお店は”再訪”でした。最初にご紹介したのは以下の記事です。(「麺工房 茜屋(あかねや)」・「愛媛グルメ紀行」 446

初回には”モッツァレ”ら”-メン”の醤油味をいただきましたが、その時の店主さんから、限定メニューであった”トム・ヤム・君”が自信作なのでレギュラーメニューにした。それをぜひ食べてみて欲しい旨のお話がありました。

玄関2
店主さんは、ワタシがお店に入るなり「先日は”モッツァレ”ら”-メン”を食べていただきましたね?それでは、今日は”トム・ヤム・君”でよろしいのですね?」と、先日の会話を完全に覚えておられました。

そこで”トム・ヤム・君”を注文したという訳です。お値段は990円です。これは、ラーメンとしては高い!

トムヤムクン6
この画像にあるのが、オーダーした”トム・ヤム・君”です。エビがタップリ入っている様子がうかがえます。

出された”トム・ヤム・君”の上には、2枚の”ミント”の葉が乗せられていた。

さてスープをまず啜ってみた。「・・・・・・・・・・」実に強烈な個性を持ったスープになっている。何と表現すればいいのか?

麺は、極めてレベルの高い麺を使っておられて、モチモチとした弾力にとみ、小麦粉の香りも高くて極めて美味しい。

エビ”という食材は極めて個性が強い。ですから、全体と味のバランスを取ることが極めて難しい。好き嫌いが明確に別れるでしょう。

これ以降、このお店は”再訪していません”。あの強烈な個性に、やや怖気づきました。


二番目にご紹介するお店は、2013年1月17日に456番目のお店としてご紹介した、大街道1丁目のアイビル2階にある”Cafē OneTime”(カフェ ワンタイム)さんです。(「Cafē OneTime(カフェ ワンタイム)」・「愛媛グルメ紀行」 456

息子に薦められて、初めて”スマホ”を!っと、大街道のソフトバンクショップに行った時の空き時間にお訪ねしました。

場所は、大街道と千舟町通りが交差する信号の北西の角にあるビルの2階。

玄関2
螺旋状の階段を上がると、大街道側にこのお店があり、廊下を隔てた北側にはレディース専用で有名な”おるがん”さんがある。洋食では有名店。

店内は、フロアー係りの2人のお姉さんの機能的オーダーの声が厨房に飛ぶ。

女性同士の客でも、例の”女子会風喧騒”はない。店内は、フロアー係りの無機質な声が響くばかり。

グラタン6
黙って”シーフードドリア”、600円を指差した。お姉さん黙って厨房前まで行き、大きな声でオーダーを厨房に通した。

客は、黙って食べて黙って立って勘定を済ませ、静かに去る。その後からまた別の客が無言で入って、オーダーを告げて、黙って食べて黙って去る。これの繰り返し。

このお店は、言わば”駅(ステーション)”だ。多くの人が駅に集まり、それぞれの目的地に向かって散っていく。

味について、特に語るべきものはない。黙ってお店を出た。

このお店は”再訪しない”でしょう、ワタシ向きのお店ではない。でも、客は途切れない。


今日最後にご紹介するのは、2013年1月18日にシリーズ457番目にご紹介した、”気楽中華 楽仔(ろくちゃい)”さんです。(「再訪 78 気楽中華 楽仔(ろくちゃい)」・「愛媛グルメ紀行」 457

このお店も再訪でした。初めて紹介したのは以下の通りです。(「気楽中華 楽仔(ろくちゃい)」・「愛媛グルメ紀行」 441

場所は来住町の農免通り沿いにあり、お店は長らく休まれていて昨年の1月末に再開されました。(記事記載当時)

ところが、再会されるや再びお客さんを呼ぶようになり、お昼時は9台ある駐車場に入れないこともあります。

玄関3
このちょっと頼りなげに見えるお店も、店内に入ればむき出しの屋根の梁の太さに意外感を持たれるかも知れません。

前回お伺いしたときから、今回注文するメニューは決めていました。それは”愛媛グルメ紀行”シリーズで初めて注文する”焼きそば”です。

何故今まで注文しなかったのか?は、本人にとっても謎です。

焼きそば上4
これが、初めて意識して注文した”焼きそば”、お値段660円です。

それにしてもこの”焼きそば”、見た目には実に地味です。色彩感など欠けらもない。具材も至って平凡、豚肉、イカ短冊切り、キャベツ、モヤシ、ただそれだけ。

焼きそば”は、中華料理界では永遠の”脇役”だ。

材の何が優れているというのでもない、麺が特別に上等な麺を使っているというわけでもない、彩り鮮やかに盛り付けられているわけでもない、季節の旬の食材が存在感を発揮しているのでもない。

でも、笑みがこぼれるほどの満足感が体の隅々まで行き渡る。名脇役の面目躍如とは、まさにこの”焼きそば”を指す。

このお店、以降何度も”再訪を繰り返す”お店になりました。とことん美味しいお店です。



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No title

じゅんさんこんにちは
 以前に東京に行った時に、友達が変わった料理を食べよう
というので、タイ料理のお店に連れて行ってくれて
トムヤムクンもいただいたのですが、あの「酸っぱ辛い」
スープはちょっと苦手だなぁ、と思いました。
うちの同僚などはタイ料理が大好きで
毎年チェンマイとかバンコクに行っているほどなのですが、、
自分は苦手です。
それとちょっと話がずれるのですが、、。
エスニックって言う言葉、日本語に直したら
民族の、という意味ですよね。ですから日本人が
エスニック料理といえば、日本の民族料理になるわけで
正しく意味をとれば、芋の煮っ転がしとか、みそ汁という
和食になるはずなんですが。 
 なのに日本でエスニック料理と言えば、タイとか
東南アジアの料理ということになっているようです。
いつもとても不思議に思います。

言われてみれば

謙介様

「エスニック」って、確かに言われてみれば「民族の」っという意味ですよね。

ただ、日本食は「和食」というカテゴリー名で通っていますから、「日本民族以外の民族の」っと言う形容詞を付けた使われ方をしているのではないでしょうか。

そこで、エスニックを「日本民族以外の民族の」っと、仮に定義付けたとしたら、フランス料理やイタリヤ料理は、何よりも中国料理を何故「エスニック」っと呼ばないか?でしょう。

私見ですが、恐らく日本に定着した歴史的時間軸と、日本での一般化の度合いが、その根底にあるのではないでしょうか。

つまり、中国料理は勿論として、フランス料理やイタリヤ料理を代表とする、いわゆる「洋食」は、明治維新後、素早く日本の食生活の中に溶け込んで、「和製洋食」なる分野まで産みました。早い時期に導入され、我々の生活に溶け込んだ時代も早かった。

その後ですよ、東南アジや中近東料理が日本に入ってきたのは。その時、既に中華料理も洋食も、日本社会に定着し溶け込んでいた。

ところが、ずっと後から入ってきた東南アジアや中近東の料理は、日本では馴染みが薄かった。そこで「日本以外の民族の」っという趣旨で「エスニック」って一般的に呼ばれるようになったのではないでしょうか?

言葉が本来持っている意味に、時間軸と横への広がりを合わせて考えると、ある程度言葉の奥に潜む世界が見えてくるように思います。飽くまで私見に過ぎませんが。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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