「再訪 316 手延うどん しらいし」・「愛媛グルメ紀行、」 904

今日は2月23日の月曜日、突然、大洲市にある愛媛県内でも有数の”老舗”うどん店である、”手延うどん しらいし”さんで”うどん”を無性に食べたくなって訪問した時の模様をご紹介しましょう。(実際の記事アップは、一ヶ月半程遅れました。先行記事が溜まっていた頃です)


その日は、言わば”仕事の谷間”のような日でした。仕事の相棒は東京に出張中で、その日にどうしてもやっておかなければいけない仕事は、一時間でやっちゃいました。


そして一人っきりの事務所で所在なげにしていた時、突然「ああ、今日は大洲の”しらいし”うどんさんで”うどん”が食べたい!」っと思いました。

大洲城1
それで、ハッと気がついたら右手に”大洲城”が見えていました。


思い立って、事務所を車で出たのが午前10時44分。そして、上の画像を撮ったのが午前11時45分でした。何時,何処で何をしようと自由の身になりました。


手延うどん しらいし”さんは、二度目の訪問です。初めて訪問した時の模様は、以下の記事の通りです。(「手延べ しらいしうどん」・「愛媛グルメ紀行」 724)ほぼ、一年ぶりです。

玄関2
元々このお店の事は、大洲市から情報発信を続けている”大洲のひで”さんから教えて頂きました。(hideのgo for broke


そして初めてこのお店をお訪ねした時、腰を抜かさんばかりに驚いたことが3点ありました。


先ずはこのお店の”業歴”です。創業は戦前、”昭和12年”です。今年でナント、”78年目”。

メニュー3
二番目に驚かされたのは、それだけの”老舗中の老舗”のお店であるにもかかわらず、”新メニュー”開発には並々ならぬ努力を重ねられ、次から次へとヒットメニューを生み出されているという”若々しさ”です。


そして一番驚かされたのが、このお店の”麺の製法”です。このお店、”切麺”ではありません。小麦粉をこねて、一本一本手で延ばしてうどん麺”を作っておられます。


詳しい製法は、初回記事で画像入で詳しく説明しておりますので、そちらをご参照下さい。このお店で既に900店を超える飲食店をご紹介してきましたが、ここまで”製麺法”に拘りを持って、頑(かたく)なに古い製麺法を続けておられるお店を他には知りません。(古くは”奈良時代”に生まれた製麺法です)

手延うどん4
この画像は、その”手延うどん”を作る行程を、写真付きで説明されたものです。


麺を切って作ったのではなく、一本一本両手で少しずつ伸ばしていって”うどん麺”を作っておられますから、気が遠くなるほど手間暇が掛かっています。


しかも、余程”麺に粘り”が無いと、麺を引っ張ればたちまち千切れてしまいます。”讃岐うどん恐るに足りず!”ではありませんか!!


なお”手延べ素麺”の技術を活かして”手延うどん”作っているメーカーは、播州(兵庫県)や讃岐(香川県)に数社見られますが、何れも”乾麺”を通販なさっています。


今のところ、ワタシの知識と情報では”手延うどん”の”生麺”でうどんを出されているお店は、日本全国でこのお店しか知りません。(何方か、そういうお店をご存じなら情報を頂きたいと思います)

いなり寿司5
その製麺法への拘りに思いを巡らしながら、今日は”いなり寿司”を一個、別注文しました。(お値段は100円)


お客さんの多くがうどんの他に、この”いなり寿司”(通常は2個で一人前)か、”ちらし寿司”を注文されています。


更には、出前の注文も多く、電話で注文しての持ち帰り客も実に多いお店です。如何にこのお店が、大洲市民に愛されているのか?が、お店に30分ほど座れば容易に理解できます。

牡蠣と豆腐のチゲ鍋うどん6
さて、この季節の限定メニューは三種用意されていますが、その中からワタシが選んだのが、画像の”牡蠣と豆腐のチゲ鍋うどん”です。(お訪ねした季節は2月下旬。お値段は内税で800円)


初めて見た、そして食べた”うどんメニュー”です。この超絶した個性に、盛大な拍手をお贈りしたいと思います。


鉄鍋で供せられ、グツグツ湧いていますので、当然に”取り皿”が用意されています。”牡蠣と豆腐と唐辛子”の組み合わせを考えだされた、若き店主(後継者)は、一種”天才”だと思います。

牡蠣と豆腐のチゲ鍋うどん7
前回注文したのが”あさりと春きゃべつのうどん”だったんですよ!この自由な発想と、その出来栄えは、ちょっと業界の中でも群を抜いていると思います。(国内で)


この季節の他の二種のメニューにしても”豚の角煮とかぶのうどん”と”天津飯麺”なんですよ!皆さん、実物とその味を想像出来ますか???


どこから、この自由闊達な発想が生まれるのでしょう?しかも”創業78年”というお店で。


チゲ鍋”の唐辛子が「グズグズ言ってないで、さっさと喰え!この馬鹿モンが!!!」って言っているのが聞こえました。

麺8
「ハイ!ゴメンナサイ!!」っとばかりに、そこからは一心不乱、一気呵成、迅速果敢、全身全霊、無我夢中で啜りました、掻っ込みました。


真冬だというのに、汗が一気に吹き出ました。ただ、ワタシは”辛い”もの(但し、唐辛子の辛さ)には滅法強いんです。


豆腐”にも、出汁と唐辛子の辛さが染みこんで、滅法旨いし、第一”手延麺”がいいんですよ!

小皿9
取り皿”に取っては啜り上げ、うどんを喰らい、豆腐を味わう。


すると、チゲ鍋の中に隠れていた”生卵”が、半熟のトートットロになって顔を見せてくれました。


それも、一瞬でチュルチュルって喉を通過。ああ心地良いかな!

牡蠣10
そして極め付き、主役、”大スター”が、この”牡蠣”ですよ。ドンナモンダイ!って勝ち誇っていました。


ええええ、エエエエ、「文句なんてありませんよ!」っと、濃厚な”牡蠣のエキス”を吸い込みました。


これ、時間に制約があるサラリーマンの方には出来っこない贅沢なひと時でしょう。65歳の”自由を謳歌”させていただきました。


こんなことを書きますと、「そんな馬鹿な!」って思われるかも知れませんが、ワタシは正直「年を取るのは幸せ!」って思っています。


ですから、世に言う”アンチエイジング”(加齢に抵抗し、何時迄も若くありたいという努力)の類は一切しません。ワタシの加齢感は”エンジョイエイジング”です。


誰にでも”老い”は平等にやってくるのですから、”老いをとことん楽しむ”、それじゃなきゃ嘘でしょう。




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No title

大洲のご紹介ありがとうございます!
やっぱり、「手延べうどん」を商業ベースに乗せているのはスゴイことだと思います。

そしてこの春の限定メニュー、ひとつだけなので、さすがに開発ペースが落ちてきたのかと思いましたら、先週から定食や丼ものの販売もスタートしております。
メニューも豊富なので、じっくり味わいながら、ブログで紹介していきますので、お楽しみに。

楽しみに

大洲のひで様

コメントありがとうございました。やはり、このお店の凄さは、何度も味わってみないと理解できませんね。

これからもご紹介いただけるということで、楽しみにお待ちしています。

このお店の強みは、立派な後継者を育てられたことでしょう。まだまだ大洲市民に、いやいや恐らく全国にファンが広がっていくことを確信しています。

このお店の事、お互い情報発信し続けていこうではありませんか。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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