「うな一」・「愛媛グルメ紀行」 907

今日は食通で大切な友人の情報で、湊町4丁目三井ビル2階にある鰻屋さんの”うな一”さんをお訪ねしました。


お店がビルの2階にありますし、階段が随分と急ですから、知っている人でないと先ず来られないと思います。

玄関1
これが”銀天街”から、ちょいと南に入った路地の”三井ビル”にある、お店への入り口です。


うな一”の””の文字が、鰻の形をした”絵文字”になっていますので、この2階に”鰻屋”さんがあるということは分かります。


でも入り口の間口も狭く、入口前に商品サンプルがあるわけでもないので、上には一体どういう”鰻屋”さんがあるのか?想像するのが難しい。

階段2
階段だってこれだけ急ですから、2階が下からは見通せません。


ところがこのお店、既にこの地で”鰻屋”を始めて”30年”になるといいます。


つまり、この地域にすっかり定着し馴染んでいるということです。

内玄関3
これが階段を上がりきったところにある”玄関”です。


このお店は、松山では珍しいのではないか?っと思うのですが、鰻を”関東風”に焼いて出すお店です。


関東風”ですから、先ず鰻は”背開き”にします。更に、鰻を”蒸し”ます。そして、”関西風”の甘目のタレとは一線を画した”あっさり辛口タレ”を付けて焼かれます。

メニュー4
こちらが、”メニュー”です。実にシンプルです。ただひたすら、”鰻に没頭”してくださいというメニューでしょう。


ワタシは、土曜日の正午にお店に入りました。その日は、ワタシが初めての客だったようですが、30分もしない内に、若い男性の単独客が2名と、ご夫婦が一組お店に入られました。


ワタシ以外は、全員”常連客”です。このお店は、根強いファンである”常連さん”に支持されて30年を迎えました。

カウンター席5
このお店でちょっと驚いた事は、厨房に立つのは女性二人だけです。”え!っと目を見張る美形の娘さん”と、そのお母さんでお店を切り盛りされているのです。


母と娘であることは、お二人に直接お尋ねしたので間違いはないのですが、その時のお母さんの言葉がふるっていました。「あの~、年が離れた”姉妹”ということでも結構です!」っと。


確かに美人の娘さんのお母さんですから、お若く見えてお綺麗でもあります。でも、このお母さんが””を裂き、焼くんです。

うな重上6
こちらが注文した”うな重の上”です。”肝吸い”と”漬物”が付いています。上・中・下で言いますと””に当たります。


ワタシは、上・中・下にクラス分けされている場合、ほぼ間違いなく””を選びます。


”と呼ばれている(実質は、下)ものと、””と呼ばれている(実質は、中)ものとの差は、”並”は”鰻”を半匹使い、”上”は”鰻”を一匹使われています。

肝吸い7
こちらが”肝吸い”です。立派な””が、堂々と入っています。


また”三つ葉”の香り高く、鰻屋の魅力を支えている”縁の下の力持ち”的存在です。


いい”出汁”が出ていて、上品ですが極めて美味しい!

うな重上8
さてこの画像が”うな重の上”です。鰻を一匹使われていて、出てきた途端に”蒲焼き”独特の香りが周囲に充満します。


背開き”(関西は”腹開き”です)にされた””は、一度蒸されていますので、””の余計な脂分が落ちていますし、タレが甘口ではありませんので、シンプルに””の味だけを満喫できます。


このお店の”鰻”は、宮崎県の”中村養鰻場”産のものを使っておられます。関西風との甘口のタレだと、例え”中国産”の鰻でも”タレの味”で食べさせることが出来ます。

うな重上9
”は、子供の頃は父が”鰻捕り名人”でしたので、”肱川”の支流である”宇和川”で父が捕った鰻を蒲焼きで食べていました。油っこくない、アッサリとした””の味を堪能出来ました。懐かしい味です。


鰻の味を、味わいながら女将さんと、単独で来た若い男性客の会話が聞こえます。(カウンター席の隣席です)


「◯◯ちゃん、何時まで松山におるん?」っと女将。「うん、3月一杯!」っと、若い男性客。


「フーーーン、じゃあ4月一日付けの異動ということなんやね~!!◯◯ちゃんがおらんなると、淋しい!」っと女将。


「毎週土曜日言うたら、必ずウチに来てくれとったケン!◯◯ちゃんがおらん土曜日なんて、想像できん!!!」っと、女将が嘆く。


「東京に行ったら、今度こそ彼女作るんよ!」っと、淋しがりながらも励ます女将。相槌を打つ娘。

うな重上アップ10
「何年、松山におったん?」っと、女将。「ウン、5年間の内、3年間松山の担当やった!」っと男性客。


「その3年間の間、ズーーーーーット、ウチに来てくれとったけんナア~~!。今度、””を連れて東京ディズニーランドに遊びに行くケン!その時は、案内してやね!」っと、女将。


何だ!さっき”年の離れた姉妹!”言うタンはダレなん!」・・・・っとワタシ、ニヤついた。旨い鰻食べさせてもらっただけでなく、いいシーンも見せて頂きました。


ご馳走様でした!!!



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平成の始め頃。

じゅんさんこんばんは!

平成元年~7年の始め頃まで「うな一」さんに米を配達してましたよ。土用の丑の日になると社長が従業員にうな丼の持ち帰りを買ってくれてました。

「うな一」のうなぎは一見、タレを薄めに付けているように見えますね、写真と同じ色をしてました。

因みに僕が昔に勤めていた米穀店はじゅんさんが去年まで居られた不動産会社から西に数十メートル行った雑居ビルの1Fに在りました。

お・ひ・さ♡

うな一さん、私も大好きです。
酔っ払ったら階段から転がり落ちそうになるけど、白焼きでイッパイ…やりたいな~♪

アレレ

ガド様

ガドさん、今日はコメントがダブっていますね。同じものですから、一つは削除しておきましたよ。悪しからず。

そんなに近い所にお勤めだったんですね。但し、私はその頃は、一番初めて就職した会社に勤めていましたから、近隣でのニアミスはなかったですね。

そうですか!「うな一」さんにお米を配達していた。人は、色々なところで予期せぬ繋がりがあるんですねー。道理で美味しいお米だと思いました。
一粒たりとも残しませんでしたから。「うな一」さんは、鰻屋さんの中でも好きなお店になりました。再訪リストインです!

おおおおおおおおおおおおお

読女様


おおおおおおおおおおおお帰りなさい!!!お久しぶりです。久しくお待ち申し上げておりました。

読女さんのいない、私のブログシーンなんて、もう想像出来ません。闇にまみれるところでした。大声で「お帰りなさい!!!」って叫びましょう。

そうですか!読女さんはこのお店の「白焼き」で一杯という口なんですね!
想像しただけで酔っぱらいそうです。何時か、このお店の「白焼き」で、昼酒を一献傾けましょう。エエ、大歓迎です。

その際は私めが、階段を先に降りまして、読女さんの転落を、我が身でお受けしましょう。読女さんの身の安全は、私めにお任せ下さい。

再度「お帰りなさ~~~~いいい!!!」

おはようございます

朝早くから失礼します

コメントがダブってましたか?すみませんでした。
3月の末にスマホをSONYの機種に変更したので勝手が少し違うんです。
この機種は今キャンペーンで27000円の値引きがあり、
さらにauから貰ったクーポンとポイントがあったのでタダで 手に入った上に貰ったポイントも7000ポイント以上余りました。
前の機種はじゅんさんのブログにコメントする時にパスワードを入力していたのですが、新機種はパスワードの入力は要らないようです(それで間違えたみたいです)

僕が米屋で働いてたのは平成元年から確か6年くらいですが、その米屋はある日突然 不渡りを出して倒産し、暫く流れ流れて(笑)平成8年から設備会社に就職し、配管工になった訳です。

おはよう

ガド様
朝一のコメント ありがとうございました。
そう言う事情でしたか。私もスマホを、iPhone6に変更した時、画像処理などがやや違うので、戸惑いました。もう慣れましたが。。ガドさんも、何処ででもぜんりょく投球で頑張ってくださいね。
職場環境も、いろいろありますね。私の様に長い間サラリーマンしてて、この歳で独自。当初の人生設計にはなかった事です。

まあ、その都度、今が一番いいと思う性格なので満足しています
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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