「再訪 319 食楽命泉 門福」・「愛媛グルメ紀行」 911

今日は、道後湯之町にある”食楽命泉 門福”(しょくらくめいせん もんぷく)さんの、二度目のご紹介です。


初めてご紹介したのは、今年2月12日でした。(「食楽命泉 門福(しょくらくめいせん もんぷく)」・「愛媛グルメ紀行」 877


余り日を置かずに再訪したのは、初回の印象が極めて良かったということです。

玄関1
こちらが、通称”樋又通り”から見たお店の”玄関”です。


場所は初回に書いた通り、以前”ダイエーコーノ”があったお店で、現在は”業務スーパー道後店”の東隣りです。


なお駐車場は、”業務スーパー道後店”の駐車場を併用出来ます。

メニュー2
このお店は初回記事でも書きましたように、畑寺町にある、焼き鳥屋さんの”川串”さんを経営をされている”仙波”さんのお店です。


この”仙波”と言う方は、飲食業界でもいい仕事をされていると思います。


ですから”川串”さんは、これまで4回採り上げております。


今回注文したのは、初回に来た時から次回はコレにしようと決めていた”汁なし担々麺”です。お値段、580円(外税)です。”安い!!!

店内3
これは店内から、東の方角を向いたところに設(しつら)えられた”オープンデッキ”です。


そしてその先に見えるのは、道後の”温泉旅館街兼歓楽街”です。


歓楽街の玄関脇に立っている客引きのお兄さん方、地元民と観光客、ないしは歓楽街目当ての人との見分けが実に見事です。ワタシなど、何度通っても、一度も声を掛けられたことがありません。

紙前掛け4
さて注文した”汁なし担々麺”が運ばれる前に、フロアー係の女性が”紙製前掛け”のようなものを持って来られ「汁が散って、服を汚されるといけませんので、これをどうぞ!」っと渡されました。


この画像が、首にかけて着用した姿です。”ジンギスカンタイ料理”を出すお店や、鉄板で出される”ハンバーグ”屋さんでは時々見かける光景です。


この対応が正しかった事は、食事を終えて紙製の前掛けを外した時に分かります。点々と汁の跡が。

担々麺5
さてこの画像は、初回来た時に注文した”担々麺”です。この画像を覚えておいて下さい。


驚くほど、外観は”汁なし担々麺”に似ていますが、全く違った味です。”似て非なる”です。


その”味の違いの秘密”は、後ほど。

汁なし担々麺5
さてこれが、今回注文した”汁なし担々麺”です。上の画像とよく似ているでしょう!

外見上の違いは、当然に”汁の量”がまるで違いますし、”担々麺”には”ラー油”の存在が際立っています。

なお、”四川料理”は”辛い”という点で定評がありますが、一言で”辛い”と表現しても実はその”辛さ”には様々な”辛さ”があります。

一般的に言えば、①”塩辛い”、②”味の濃さによる辛さ”、③”唐辛子の辛さ”、④”山椒類の辛さ”、⑤”ワサビの辛さ”などでしょう。

これ以外にの様々な”辛さ”がありますが、私達が日常食する機会が多いのは上に揚げた5種でしょう。なお、①と②は共通した部分がありますが、それ以外は”辛さの元”になっている原材料の違いです。

汁なし担々麺7
このお店を例に取りますと、前回頂いた”担々麺”は、③の”唐辛子の辛さ”で味がまとめられています。”ラー油”がその主な役割を担っていました。


因みに、”カレー”の辛さの正体は、③の”唐辛子”の辛さです。”カイエンペッパー”とか”チリ・ペッパー”とか呼ばれます。


インド”出身の方々が”激辛カレー”を食べても平然としていますが、”蕎麦”に付いている”山葵”(わさび)には涙を流して悶える理由は、”辛さ”の元になっているものが違うからです。


ところが画像の”汁なし担々麺”は、④”山椒類の辛さ”で貫かれています。”山椒類”の中でも特に、四川名物=特産の”花椒”(カホクザンショウ=ホワジャオ)の”痺れ辛さ”が味の決め手です。


ここまで大量に”花椒”(カホクザンショウ=ホワジャオ)を使っているお店は、大街道の一本西に南北に通る通りの第二スズランビル1階にある”一天張”さん以外には知りません。(「再訪 304 一天張」・「愛媛グルメ紀行」 865

汁なし担々麺アップ8
しかもこのお店の”辛さ”は、更にもう一点、②の”味の濃さによる辛さ”が加わっていますから、この味を”癖になる”方と、とても二度と食べられないという二種に多くく別れるでしょう。


但し”唐辛子”の辛さはありませんから、食べて汗が大量に出るということはありませんが、やはり”辛いもの苦手”という方にはお薦めできません。


でもワタシは辛いものには割りと平気なので、「ウウウウウウ、これは”本物だ!”、ウフフフフ、”痺れ辛い”味に久しぶりに出会えた!しかも本気の”痺れ辛さ”に!!」っと、一人でブツブツ呟きながら、一気に食べた。

混ぜた9
この”汁なし担々麺”は、画像の様に混ぜに混ぜて食べるのが正しい食べ方です。チマチマと、部分部分を食べてはいけません。


ウフウフと言いながら食べている最中に、厨房から店長の”門田”さんが出てこられました。そこで、客席から「”門田”さん、これ本気で”花椒”(ホワジャオ)を入れましたね!」っと話しかけました。


すると店長の”門田”さんの表情がパッと変りました。「え?分かって頂けた!!!」って言う顔で、表情が一気に明るく輝きました。

麺10
「ええ、四川から直接仕入れている”花椒”を使っております!!」っと。


「ここまで本気で”汁なし担々麺”に取り組んでおられる。凄いですよ!もう1軒、本気で”汁なし担々麺”を出されるお店は、”一天張”さん以外では初めて出会いました。”双璧”ですね!」っとワタシ。


「ええ、そのお店知っています。町中にあるお店でしょう」っと、店長さん。でも、店長さんの胸の内は、「比較なんてしてほしくない。ウチの”汁なし担々麺”は唯一無二なのに!!」って思われたかも。


でも、お勘定を済ませた後、お店の玄関まで見送って頂きました。まだ、再訪を繰り返すでしょう。「ご馳走様でした!」



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No title

汁なし担々麺!
四川省の本場の担々麺があるのですね!

四川省出身の陳健民さんが汁無しは日本人には馴染みが無いので、汁を加えた担々麺を開発したのですよね。

日本では色々な調味料や食材の辛さを単に『辛い』と表現しますが、中国では辛味に対していくつかの表現がありますよね。
辣、麻、辛とありますが、本場の担々麺は辣と麻がそれに当たりますよね。

中国では食べることに対しての言語の表現が多いですよね。
これは中国では食べるということが重要視されているということなのでしょうね。
現在でも挨拶で「吃飯了ロ馬?」と言うくらいですからね。

その通りですね

kooiwoon 様
おはようございます。コメントありがとうございました。

汁なし担々麺、或いは普通の担々麺、陳建一さんが日本人用にアレンジして痺れ辛さを抑えたものが一般的ですね。

ええ、松山でも花椒(痺れに痺れます)を多用した、本格的担々麺てんを出すお店があります。私が知っているのは、記事にも書きました一天張さんと、記事のお店。それに久万ノ台の縁中縁さん。そして身近なところでは助六さんの4店です。

ぜひお試し下さい。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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