「再訪 320 自家製パスタ洋食堂 MARUBUN」・「愛媛グルメ紀行」 913

今日は、ちょっと”異例の記事”になりました。お訪ねしたのは、問屋町に、昨年7月28日にオープンした、”自家製パスタ洋食堂 MARUBUN”さんです。


3度目のご紹介です。過去2回は、以下の通りです。(「自家製パスタ洋食堂 マルブン」・「愛媛グルメ紀行」 802)・(「再訪 306 自家製パスタ洋食堂 MARUBUN」・「愛媛グルメ紀行」 868


何故”異例”な事になったのかは、おいおい語る事にしましょう。先ず第一に、このお店2日連続訪問して、その2日目のことを記事にしています。(実際にお訪ねしたのは、3月14日と15日)

玄関1
これが、問屋町の倉庫をそのまま活かした、異色の”イタリアン・洋食堂”の外観です。”眞鍋社長”ご自身の発想ですが、その目論見がものの見事にヒットしたというお店です。


本店が西条市小松町にあります”マルブン”の三代目社長の”眞鍋社長”さんは、愛媛の洋食界に於ける”パイオニ”的存在としてはナンバーワンという方でしょう。


又、洋食業界の人材育成の大御所でもあります。仕事の関係で、面識があります。

店内2
このお店に2日連続して訪問した理由、一日目を記事にせず二日目を記事にした経緯は以下の通りです。


3月14日にお訪ねした時は、前職の元若き同僚と一緒でした。元同僚も、ワタシが前職を退社した後で、彼自身も退職し、今は別の不動産会社に所属しています。


その元若き同僚との情報交換で、大きなビジネスチャンスが生まれそうでしたので、お礼の意味も兼ねてお気に入りの”マルブン”さんで”ランチ”をご馳走しようとやって来ました。


そして二人が同じ”パスタランチ”を注文したのですが、その時の”パスタ”がやけに塩辛く、とても食べられるレベルではありませんでした。元同僚も同じ感想でした。

メニュー3
二人が注文したのは、この”ランチメニュー”にある”パスタランチ”で、当日のパスタは”佐田岬の福島さんの釜上げしらすと新たまねぎ・春キャベツのペペロンチーノ”でした。お値段1130円(外税)でした。


ところが、この”佐田岬の福島さんの釜上げしらすと新たまねぎ・春キャベツのペペロンチーノ”という長ったらしいパスタが”塩辛く”て食べることが出来ませんでした。


そこでフロアー係の女性を呼んで、「このパスタを作った人に、これを食べるように言って下さい。これはとっても塩辛くって、食べれるものではないと思います!」っと言いました。


シェフ兼店長さんが飛んで来ました。「スミマセンでした。確かに塩辛いです。味見した時、表面だけしか味見せず中まで味見出来ていませんでした!直ぐに作りなおさせて下さい!」っと。

サラダ4
そこでワタシはこう言いました。「このお店が好きだから、又食べに来たいからこのパスタの味に付いてワタシの意見を言っています。作り直す事は結構ですから、もう一度味のチェックをしっかりして下さい」っと。


勘定を済ませようとすると、そのシェフ兼店長さんがレジまで出てこられて「満足なものがお出しできませんでしたから、お代は頂けません!」っと、こう言われました。


「いただいたものに、勘定を払うのは当然です、チャントお支払いします。でも、しっかり味作りに取り組んで下さい。ワタシはこのお店の”ファン”なんです。是非、何度も何度もお訪ねしたいんです!」っとワタシ。


そこで、その翌日連続訪問したという訳です。2日目(3月15日)は一人でした。お店を入る時、偶然ですがシェフ兼店長さんと視線が合いました。ワタシは軽く手を上げ、シェフに会釈しますと、シェフには満面の笑みが。ワタシの当日の訪問の意図が分かって頂けたようです。

ミネストローネ5
注文する時、若い女性のフロアー係さんに「この”パスタランチ”には、ご飯、或いはパンが選べるようになっています。ところがワタシ、パスタにご飯類は食べきれませんから、それらは結構です」っと、お断りを言いました。


するとその若いフロアー係さん、一度厨房に引かれましたが、再びワタシの席に来られて「ご飯かパンが要らないということなら、スープで”コーンクリームスープ”か、或いは”ミネストローネ”を代わりにお出しできますが、どうされますか?」っと仰った。


そこで「大変ありがたいご提案です。遠慮無く”ミネストローネ”をお願いします」っと言って、出されたのが画像のもの。


味にコクがあって、具材豊富な”ミネストローネ”を堪能させて頂きました。ワタシが、苦情を言った客だから出されたのか?それとも、それが普段通りのサービスか?は分かりません。


でも、お店とワタシの意思の疎通に無理、或いはギクシャクしたのものは一切ありませんでした。

ペペロンチーノ6
さあてこの画像が、昨日は塩辛くて食べることが出来なかった”佐田岬の福島さんの釜上げしらすと新たまねぎ・春キャベツのペペロンチーノ”です。


全体の彩りに赤系統がなかったには残念ですが、唐辛子が移り香したオリーブオイルの香りが、匂いたっていました。


もうこの段階で、「あああ、”春に出会えた!”」って実感しました。この味に確信が持てました。

ペペロンチーノ7
先ず第一に、”新たまねぎ”の、まあ甘いことと言ったらこの上ありませんでした。


おまけに、”春キャベツ”だって、甘くて柔らかい。しかも、葉先と葉元では食感が全く違っています。その両方を味わえるように、キャベツはわざと荒く切ってあります。見事ではありませんか。


そして極め付きは、”釜上げしらす”ですよ。微かな塩味が何とも言えず、味を引き締めている上に、柔らかいんです、淡いんです”しらす”が。


ワタシは小学校4年生から中学2年生まで、当時の”東宇和郡明浜町狩江”に住んでいました。網代(あじろ=浜辺)一杯に”釜上げ”されたばかりの”しらす”が干されている光景に郷愁をそそられました。地元では”チリメンジャコ”と言っていました。

ペペロンチーノ8
それらを、唐辛子のピリ辛感が移り香した”オリーブオイル”で和えてあります。


おまけにこのお店のウリは、自店で打った”生パスタ”なんです。乾燥パスタに比べると”ムッチリ感”が際立っています。


乾燥パスタと生パスタは、好き好きでしょう。ワタシは適度に芯を残した”乾燥パスタ”の方に馴染みがありますが、でも春先を感じさせてくれるこの”パスタ”も、大いに好きです。

生パスタ9
ペペロンチーノ”を食べ終える頃に、シェフ兼店長さんがワタシの席まで挨拶に来られ、名刺を頂きましたので、ワタシも名刺をお渡ししました。


シェフさん、「今日のパスタの味、塩加減はいかがでしたでしょうか?」っと。


「もちろん、文句なしの最高でした!これが食べたっんですよ!2日連続でお伺いした甲斐がありました!」っと、ワタシ。


シェフさん、笑みで顔が崩れるんじゃないか?ッと思うくらい、喜んで頂きました。お店と客の、いい意味での緊張感がお店の味を更に磨く。

グレープフルーツ生ジュース10
お店に苦情は言いにくい。でも、愛情が故の苦情まで控えてしまうと、慣れ合いにしかなりません。


そういう”慣れ合い”って、お店も育たないと思いますが、ワタシたち客自身も育たないと思うんです。


その意味で昨日と今日は、ワタシにとってもこのお店自身にとっても、貴重な体験が出来たのではないでしょうか。


ワタシが書いています「愛媛グルメ紀行」は、”縁探し旅”・”縁広め旅”ですが、今回も”良縁”に恵まれました。「”Oシェフ兼店長さん”、ありがとうございました。そしてご馳走様でした!!



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非公開コメント

そうですね!

K様

なる程、納得です。そうでしたか~。

そして、Kさんが言われるとおりになればいいですね。いや、なって欲しいと切に思います。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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