「今治 延喜寿し」・「愛媛グルメ紀行」 918

今日は、久しぶりに今治市に遠出しました。このところ、息が詰まる程忙しい日が続きました。65歳になって、半分引退気味に”独立開業”したところ、”注文が殺到”するという、全く想定外の展開が続いてます。


そりゃあ、嬉しいに違いありません。でも、息も絶え絶えになりかけていました。そこで、この日(3月25日)、奇跡的に仕事の谷間のような日でした。


そこで”旨いもん”を喰って、思いっきり”贅沢をしてやろう!”って思いました。


思いついたのが、食通で大切な友人”読女”さんから紹介されていた、このお店、今治市延喜にあるこのお店”延喜寿し”さんにやって来たという訳です。

玄関1
こちらがお店の”玄関”です。このお店、別の場所で3年、そしてこの地に移り今のお店を出されて45年。


通算”48年”という”老舗中の老舗”なんです。ですから、当代は当然に”二代目”です。創業者のお父さんも、時々お店に出られて手伝われていると言われます。(お父さん、ワタシより僅か4歳年上で、二代目さんは41歳という若さです)


当代、つまり”二代目”が引き継がれてからでも9年と言われます。これは全て、二代目さんの奥さん(女将さん)からお話をお聞きしました。この”女将さん”の、お客さんへの細やかな心遣い、ちょっと他に見たことがない位に見事なものでした。


最後に、その””をご紹介します。

メニュー2
これがこのお店の”メニュー”の、極一部です。この他にも、瀬戸の魚で一杯飲む(やる)には、喉が鳴るほどの”酒のアテ”も沢山用意されています。


店内は、7人~8人座れるカウンター席と、小上がりが2つ。それに二階にも部屋があるようでした。地域に溶け込んで、”寿しの名店”という位置づけを欲しいままにされています。


これだけ歴史ある名店にも関わらず、二代目の店主さんも女将さんも、全く格式張ったことなど無く、見事な接客対応です。教科書に載せたい程のレベルなんです。


思いっきり”贅沢をしよう!”っと思ってやって来ましたが、お任せや、一貫づつお好みで握って貰うほどの度胸はありません。”上にぎり”、お値段2100円(内税)を注文しました。

ヒラメ3
これから、”上にぎり”で出されたものを順次ご紹介しましょう。カウンター席には、ワタシ以外に、謎の中年美男美女カップルがいて、お好みで握りや酒の肴を注文されていました。


二人共、昼酒を美味しそうに飲んでいるんです。しかも、余人近寄り難い”熱々の熱気”が周囲に”バリヤー”を作っていました。(ご夫婦?なのか?????)


さて最初に出されたのは”ヒラメ”です。”葉蘭”を付け台にされています。粋じゃありませんか。”ヒラメ”自体が元々旨い魚ですが、それが濃縮された味でした。

モンゴイカ4
さてこの画像が、二番目に出された”モンゴイカ”です。”モンゴイカ”の旬は、冬です。


しかもこの”モンゴイカ”は、何を好んで食べているかご存じですか?


モンゴイカ”が好んで食べるものは””や””なんです。だから、彼ら自身の身が旨いはずなんです。独特の”ネットリ感”が、もう堪りません。

ナゴヤふぐ5
この画像は、三番目に出された”ナゴヤふぐ”です。”ナゴヤふぐ”は”ショウサイフグ”とも呼ばれますが、”トラフグ”などと違って庶民的な価格で味わえる”フグ”です。


でもワタシ65歳ですが、今まで寿司屋で”寿しネタ”に”フグ”を使われていることに出会った事がありません。(余り寿司屋には行かないからかも知れませんが)


この”ナゴヤふぐ”は、既に酢系の味が付いていますので、ムラサキ(醤油)には付けず、そのままいただきます。う~~~ん・・・・・やはり”フグ”は旨い魚です。


元々”ナゴヤふぐ”という名前は、”洒落”(しゃれ)ですが、”尾張名古屋”からきていて、”尾張=終わり”、つまり「食べたら死ぬよ!終わりだよ!」っから来てます。


肝や皮には猛毒が含まれています。”尾張=終わり=名古屋”を覚悟して食べるのですから、美味しくなくっちゃ割に合いません。

車海老6
さて4番目に出されたのは、日本人が大好きな”海老”です。


しかも”車海老”です。そりゃあ、旨いこと、言うまでもないでしょう。


日本くらい”海老好き”な国民が多い国は、全世界で他にないでしょう。日本人の嗜好が”贅沢”になったことの、一種の”バロメーター”でしょう。

サワラ炙り7
こちらが、漢字で書くと””と書く”サワラの炙り”です。5番目に出されました。


文字通り、”サワラ”は”春告げ魚”です。旬も今が正に真っ盛りです。


それを、生ではなく、半身を”炙って”いただくというのですから、それは”贅沢の極み”でしょう。

トロ8
さて”上にぎり”コースも終盤に差し掛かってきました。6番目に出されたのが、”寿しネタの華”と言ってもいいでしょう。


マグロの”トロ”です。”大トロ”ではありませんが、マグロの味を楽しむという点では、寧ろこの”トロ”の方が正解でしょう。


言うまでもなく、口の中で瞬間にして”溶けました”。アアアアア・・・勿体ない。

地物ウニ9
さて最後から二番目、7番目に登場したのが”地物のウニ”です。


今治市”は、”瀬戸内の海産物の宝庫”です。その今治の海で獲れた”ウニ”ですよ。北海道産、恐るに足りず。アルコールに浸した訳ではない。ウニの殻から外したばかりの”黄金色のウニ”が、目の前に・・・・・・・・


興奮しすぎて、iPhone6プラスで思いっきりアップで撮ってしまいました。ですから、海苔の部分がピンぼけになっちゃった。

焼き穴子10
さて、”上にぎり”コースの最後、8番目に出されたのは、このお店の”看板ネタ”である”焼き穴子”です。


なお、この”穴子”だけは、昨年10月22日にご紹介した”そば すし 和食処 一りん”さん(そば すし 和食処 一りん」・「愛媛グルメ紀行」 818)と、今年に入った3月11日にご紹介した”鮨 ひろかわ”さん(「鮨 ひろかわ」・「愛媛グルメ紀行」 892)の方が、数段上だと思いました。

名刺領収書13
実は、上にご紹介した”上にぎり”コースに追加して””と”赤だし”を注文しました。その画像は省略します。


お勘定をした時に、このお店の”女将”の接客の真髄と見させていただいたようで、ちょっと腰を抜かさんばかりに感動させられました。


上の画像をご覧ください。右側の”お勘定書き”です。ちゃんと”毛筆達筆”で「遠いところをありがとうございました」と認(したた)めてあるではありませんか!これは印刷ではありません。その都度、お勘定の金額の他に”一筆、毛筆で添え書き”をされているのです。(松山から来たことは、撮影許可を得る時、お話しました)


900軒を超える”縁探し旅”、”縁広め旅”でも初めての経験です。このお店は、今までの”半世紀”に留まらず、更に”半世紀”、つまり”一世紀”を超える時を刻まれるに違いありません。


このお店の事を教えて頂いた食い稀なる"食通”であり”大切な友 読女”さんに、深甚なる感謝の意を捧げます。「ありがとうございました」



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友友友友うるさいわい!(笑)

生魚苦手克服、順調そうで何よりです。延喜寿司さん美味しかったでしょ。私も久しぶりに行きたくなりました。

では、草葉の陰から応援してま~す(^∇^)

おおおおおお

読女様


アレレレ、お帰りなさい。この言葉最近も書いたような・・・・

ゴメンナサイ!うるさかった?しつこかった?でも、凄く感謝しているので、つい言葉に出てしまうんです。こらえて下さい。

このお店、う~~~ん、さすが「読女」さんご推薦だけあって、痺れっぱなしでした。今治までわざわざ出て行った甲斐がありました。

 偶然なんですが、「読女」さんに推薦された今治のもう一軒の寿司名店「健寿司」さんに昨日行ってきたばかりです。(アップは1ヶ月先ですが)
 「健寿司」も最高に良かった。幸せなひと時を過ぎさせてもらいました。ありがとうございました。そして、コメントありがとうございました。と~ーーーっても嬉しかったです。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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